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【モンハン2】第2回  なかなか狩りにいけません

2006年02月19日

●道のりは険しかった

 金曜日の夜に台湾から帰国した。じつに実り多き取材で楽しかったのだが、帰りの飛行機に搭乗したあたりから、僕はすっかり心ここにあらずの状態だった。(早く日本に帰って『モンスターハンター2(ドス)』やりてえよおおおお!!!!)と、心の中で絶叫をくり返していたのである。台湾から成田空港までは4時間程度しかかからないのだが、それでも気が急きまくっている僕は、のんびりパタパタと飛んでいるとしか思えない。しかし客室乗務員さんをとっつかまえて「もっと速く飛んで!」なんて言うわけにもいかず、俺は寝不足で濁った目をやたらとギラギラさせながら、やり場のない焦燥を胸に秘めて高度10000メートルを静かに静かに移動したのであった。

 そしてようやく、夜の11時くらいに会社に到着した。成田空港からそのまま家に直帰したいところだったが、あいにくその日は締切日。『モンハン2』をゆっくりプレイするどころか、急いで何ページも作らなければならない。ああ……いつになったら俺は狩りに行けるのだ……。悲しくうなだれながら自分の席に着くと、さっそく女尻笠井(ファミ通の編集者。『みんGOLオンライン』ネームで言うところのキレンジャ)が、「大塚さん、『モンハン2』、めっちゃおもしろいですよ!!」と満面の笑みで言うではないか。どうやら俺が出張に行っているあいだ、存分に遊んでいたらしい。……おもしろいことくらい知っとるわ!! いちいち俺に言うな!! 俺も早く遊びたいよおおおぉぉぉ……。という言葉はぐっと飲み込んで、「あ、ソなんだ。ヨカッタネェ」と抑揚のない声で答える。仕事に没頭することで『モンハン2』の蠱惑的な誘いを絶とうとするも、そういうことを考えている時点ですでに心を捕らわれているということになり、しかもネットで知り合った友だちから再三「まだ街に来ないの?」、「早く狩りに行こうよ」等々のお誘いメールをいただいたりしたものだから、俺は本当に泣きそうだったよ……。まあどんなに遊びたくても、成田空港から直接会社に来てしまったので、『モンハン2』を買っていなかったんだけどネ……。

 けっきょく、金曜日の仕事は朝までかかってしまった。ようやく家に帰ってきたのは、朝の7時すぎである。旅の疲れと眠気で倒れそうだったが、このまま寝てしまったら夜まで目が覚めないと確信し、そうなるとますます『モンハン2』で出遅れることになってしまうので、俺は寝るのを我慢した。量販店が開店する午前10時には店頭に行ってソフトを買って帰ってこよう、と決心したのである。何という『モンハン』愛だろう……。

 そして俺は無事、ソフトを手に入れて家に帰ってきた。ついでに、壊れてしまったプレイステーション2も薄型(ホワイト)に新調。関係ないけどコーヒーメーカーまで購入した。
 
 家に着くやいなや、俺は恥ずかしいくらいコーフンしてバリバリバリとプレイステーション2の包装を破り開けた。真新しく美しい、純白の本体がしずしずと取り出される。新しいことはいいことだ。がちゃがちゃとがさつにソフトを放り込み、本体のスイッチをオン! ついに俺は『モンハン2』にたどり着いたのだ! さあ、狩りまくるぞーーーー!!

 って、この日記。

 "金曜日に帰国し、翌土曜日にソフトといっしょに本体も購入した"

 だけで十分だね……。

投稿者 otsuka-eb : 2006年02月19日 23:30

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