ファミ通.com

ファミ通媒体メニュー



オトナファミBLOG

2007/05/19 (土曜日)

第1回大江健三郎賞 公開対談へ行っただ

ボンジュール

週刊ファミ通編集長のバカタール加藤、副編集長の闇川、そしてロボ美。そんな取り合わせで5月18日、講談社「群像」主催の、第1回大江健三郎賞 大江健三郎×長嶋有 公開対談に行ってきたよ。遅刻寸前だったので、講談社の前の道を猛ダッシュするエンターブレインthe3名様。会場は、講談社内の講堂。奇跡のように空いていた前のほうの席に図々しく座りました。


巨匠、こっちゃ向いてる気がする

▲長嶋さん「第1回を受賞できて、うれしいです」

大江賞=ノーベル賞文学者の大江健三郎さんが若手作家の小説を読んで、その中から選出するというユニークな賞。選考委員は大江さん、ひとり。日本文学を海外に広めていくのが目的で、受賞作は英語(またはフランス語とか)に翻訳されるそうです。
栄えある第1回受賞作が、長嶋さんの『夕子ちゃんの近道』。長嶋さん、何度も申し上げましたが、おめでとうございます!(by『オトナファミ』編集部一同)

このホール、ほんとに学校の体育館っぽいのよ。上のほうにはぐるっと人物画が飾ってあるし。

壇上を見なさい

▲気になる人物画。漱石?

だから壇上を見なさい

▲アップで撮影


対談の模様は6月7日発売の『群像』誌上に掲載。
いや〜これが2時間のあいだ、何度も何度も爆笑が起きるオモシロトークセッションだったのよ。

どうしても書かずにいられないのが、大江さんが都営地下鉄の大江戸線に乗っていた時のお話。
英会話学校の吊り広告の一部が、車内で立ってる人用のつかまる棒で隠れていたの。長嶋さんの著作を読みこんでいて(受賞作は8回も読んだそうな)アタマの中が長嶋さんの文体で満たされていた大江さんは、「マンツーマンなのでセックスしやすくいい関係ができます」と長嶋有風(?)に脳内補完して読んで、「けしからんなあ」と思ったんですって。
そんな英会話学校ないですから! 「セックス」じゃなく「リラックス」だったそうです、ほんとは。

<ノーベル文学賞作家>っていう、ものすごく遠くに感じていた大江さんの、意外性もりもりのお話がとっても素敵だったわ。

ほかにも、受賞が決まるまで長嶋さんは1冊も大江さんの著作を読んだことがなかったとか、おふたりとも『パタリロ』を持っているとか、大江さんは少年時代、1曲歌っている最中に変声期が来て、歌い終わったら声が低くなっていたとか。もちろん文学についてのいろんなお話もあったけど、話題豊富な作家のおふたりの対談に酔いしれました。


終了後は、同じ講堂内で立食懇親会が開催されたの。
長嶋さんの最新刊は5月31日に出る『エロマンガ島の三人』。『オトナファミ』から出る、初めての単行本です。


カナッペはないかしら。赤ワインはコンチャイトロ_ディアブロ

▲張り切って撮影。バカタール加藤はメロンをいただいてました

大江賞プレスパス

▲回収されちゃった

加藤さんは、「この人が本当にエロマンガ島へ行った人です」と大勢に紹介されてたよ。
ロボ美は大江さんにシャンパンをお酌させていただきました。きゃー! これから頑張って『「おかしな二人組」三部作』読破しようと思います。


前の記事:原恵一監督&河童のクゥにインタビュー
次の記事:小さくなぁれ!メモリースティック
投稿者 defront_otona : 2007年05月19日 15:33
このエントリーのトラックバックURL: