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『モンハンフロンティア』体験記その4 ビッグハンターと私とビッグハンター(後編)


2007年02月14日

(前回の続き)
 銃撃を振り払い、エリア3へと逃げ出したドスファンゴ。最前線で奮闘していたAさんも、抜刀したまま追走します。キノコ採取ポイントが若干気になる私も、ゆっくりエリアの境界線へ進もうとしていると、Tくんから「体力とスタミナをかなり消耗しているので、いったん体勢を整えましょう。それと弾倉のリロードもやっちゃったほうがいいですね。エリアに入ってすぐ襲われる場合が多いですから」と、状況をふまえた的確な提案がなされた。アイテムの変更をすばやくできず、リロードもおろそかな私のバタバタっぷり、しっかり後ろから見られていたようです。携帯食料を応急薬で流し込み、LV1通常弾をガチャリ。ひと呼吸おいて、いざエリア3へと走りこみました。

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 ローディング明けの画面に映し出された光景は、逃げ惑うドスファンゴを斬りつけるAさん――ではなく、ライク・ア・ローリング・ストーン状態でブルファンゴ(小イノシシ)の群れに吹き飛ばされているAさんでした。助け出さねばと発砲しますが、自然のままに生い茂った草木と悪天候とがあいまって、スコープからの視界は最悪です。私の腕では、ブルファンゴをうまくとらえるができません。そうこうしている間に、Aさんは「油断したw」と遺言チャットログを残し、壁とイノシシの狭間で昇天されました。
 「ケチったら死ぬ。」私も、けっこういい歳。数々のゲームをプレイし養われた経験から、そういう局面であることは容易に判断できます。すぐさまLV2通常弾を装填し、ドスファンゴへ集中砲火を敢行することに。この作戦変更が幸いしてか、それともただの気まぐれか、ドスファンゴはエリア9へと逃走を始めました。

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 エリア9に到着すると、ドスファンゴは大胆にも睡眠中。Tくんから「攻撃するチャンスですよ。早く起こさないと、削った体力が回復しちゃいます」と告げられますが、攻撃はAさんがベースキャンプから復帰するまでグッと我慢。余計なことをしでかして狙われては、ひとたまりもありません。腰抜けガンナーも、時としてデキるガンナーに変わるのです。
 寝ている真横で発砲のスタンバイをしていると、Aさんが現場に到着。いよいよ最終決戦の火ぶたが切られるかと思いきや、Aさんは何やら高台へと登ろうとしています。この行動は、戦闘不能を経てドスファンゴ討伐に対するモチベーションが急低下したのか、それとも我が子を谷底に落とす獅子への化身か。どちらにしても、私のハンターとしての資質が試されようとしているようです。
 「傾奇者の真髄、とくとご覧あれ! 虫ごと吹き飛ばしてしんぜよう!」と心の中で見栄を切り、散弾をセットしていると、あわててTくんが言いました。「高台は安全地帯です。いっしょに登って上から撃てば、ほぼ無敵状態ですよ」……なるほど。よく見るとAさんからも「ここで戦えば安全だよ」とチャットで指示が届いていました。行動から意味を読み取るのは難しい、そんなことを考えつつ高台から乱射し、無事にドスファンゴの討伐に成功しました。おそらく1割くらいしか役に立っていない私。何はともあれ、AさんとTくんに感謝です。

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 後日、Aさんが編集部にやって来たので、さらなるハンターの豆知識を期待しつつ、ドスファンゴ戦の感想を述べました。すると、「あのキャラね、ヘルム装備してたからわかんなかったと思うけど、中身は金髪の黒人なの。ファンキーでしょ」との返答が返ってきました。本当にどうでもいい情報も教えてくれる、そんなAさんと次回は砂漠へ出かけます。プレイしている本人のみ手に汗にぎる地味な激戦を、どうか楽しみにお待ちください。

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投稿者 online_editorial_dept : 2007年02月14日 22:00

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