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●『モンスターハンター2』ハンターランク999のプレイヤーの話A


2006年11月02日

ハンターランク999の彼。
外に送り出し、タクシーを呼ぼうとすると、
「おじぃが迎えに来るから大丈夫」
とのこと。
まるで、未来少年コナンのようw
山口県では、みんな「おじぃ」と言うのだろうか。

さすがに、高校生の彼を相手に飲みに行くわけにもいかず、
そのまま別れる。
同行のスタッフは、郷土料理で一杯やれないのが、ちょい不満。
いや、キミは萌え装備完成に向けて、『モンスターハンター2』をプレイせんと。
コンビニで夜食を買い、それぞれの部屋に別れる。

部屋でベッドに寝転がって、
HR999の彼のプレイを思い出す。
行動にムダのないのがすごい。
ギャラリーもテンションが上がるプレイは、
山口県まで来ても見る価値はあった。
本来なら、パーティープレイも見たかったのだけど、
夜も遅いのと、
彼のいつもの環境でプレイさせたかったのがある。
明日が楽しみだ。
           *
翌日。
約束の時間に彼は到着。
聞くと、おじぃの車で来ているとのこと。
申し訳ないと思いつつ、
「おじぃ、お世話になります」
と車に乗り込み、彼の自宅へ。

彼のいつもの環境は、自宅の居間。
ハイビジョンテレビを前に、
小さなテーブルにキーボード、
幼児が座るような小さなイス。
小さなスペースでくつろぐ姿がおもしろい。

MH2-翔太君.jpg

彼のお母さんが、
いろいろともてなしてくれる。
僕と同行スタッフは断りきれないまま、
ビールをいただく。
スポーツカフェの観客の気分。
最高のプレイは十分、ビールのつまみになる。

さっそく、オンラインでテオ・テスカトルを狙うパーティーに飛び込む。
先着のメンバーが、
「HR999! すごいですね」
と声をかけてくる。
声をかけてきたプレイヤーも高みを目指しているはず。
999の重みを僕らと違って受け止めているんだろう。

偶然に入ったパーティーのメンバー全員、
何をなすべきか熟知しており、
すぐに狩場に向かう。
キビキビとした動きがパーティーの力量を表してるよう。
クーラードリンクを飲むメンバー。
と、HR999の彼だけ飲まない。
「どうしたの?」
と聞くと、
「忘れました」
との返事。

あははははは。
愛嬌愛嬌。
人間臭くて、いい。
「HR999なのに飲まないキミを、メンバーはどう思ってるだろう?」
と聞くと、困ったような、すまなそうな顔をしてる。
いいねぇw

初戦。
ガンナーが的確にテオを麻痺させる。
残りのメンバーは頭部を集中的に攻撃。
途中、仲間を回復しあい、
タイミングを見て武器を砥ぎ、
数分であっけなくテオを討伐。

都合4回、テオを狩る。
2回目からは、彼もクーラードリンクを忘れないw
ポイントに来ると、彼はプレイの解説をしてくれる。
「あそこの端のテオを追いかけていくと、こちらは回避無効でダメージを食らう」とか。
1000体以上も倒しているテオ。
動きのパターン認識だけでなく、有利不利の位置取りさえ熟知している。
仲間への必要な言葉も忘れない。
お礼の言葉を出しながら、攻撃し、回避する彼の指先は、
コントローラーを目まぐるしく動く。

同じシーンを何度も見ているかのような安定感で、
パーティーはスキルの高さを見せつけて、完全勝利。
いやぁ、すごいすごい。
ビールも美味しい^^

最後に取材だったことをメンバーに明かし、
掲載の了解をもらうと、全員から快くオッケーの返事。
ありがたい。
彼は自分のことのようにお礼を述べている。

取材も終わり、家を出ようとすると、
おじぃが空港まで送ろう、と言う。
それを辞し、タクシーを呼ぶ。
彼はタクシーの待つ場所まで送ってくれた。
いいプレイを見させてもらった。
彼だけでなく、たまたまパーティーを組んだメンバーも含め、
オンラインゲームの出会いの楽しさみたいなものを再確認できた。
さらにオンラインゲームでの縁が、僕らを山口県まで足を運ばせたと思う。
なんというか、そういうことすべてを記事にしたいな、と唐突に思った。
感傷からかもしれないけど。

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投稿者 online_editorial_dept : 2006年11月02日 04:07

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