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『ファイナルファンタジーXI』ギルの思い出:2000万ギルの使いみち(カエル大宮) »
『ファイナルファンタジーXI』ギルの思い出:見えない天井(カエル大宮)
2006年06月26日
アップルパイ砲、発射準備完了!
射角よし!
ターゲットオン!
砲室内圧上昇!
ファイアッ!
ヒューーーーーーーン。
ベチャ。
目の前で友達と話している、
小学生の自転車のカゴにイン!
ヤッハァ! ラッキースットライク!
熱々のアップルパイを食べてたら、
強くパイを握ったせいでリンゴが圧迫され、
ピョンと飛び出してしまいました。
許せ、ぼくちゃん。
しかし、最近の小学生は半ズボンが少ない。
しかも、半ズボンでもヨコチンしませんな。
ヨコチンしないキミもイケナイゾ。
なんて、気楽に始まったわけですが、
先週からの深刻な続きがあるのでした。
リンクシェルの彫金師から簡単に借りられた300万ギル。
明確な使途があったのですが、
欲のタガが外れたらしく、欲しいものを次から次へと買い、
気がつくと150万ギルしか残っていませんでした。
ままままぁ、だだだだ大丈夫だろ。
Kaeru奉公会の4国ミスラに一層奮励の残業を指示。
それによる収益アップは、錬金術合成で買う材料費も補って、
6ヵ月後には借金も完済してるはず、と僕は読んでいたのです。
それから2ヵ月後。
毎月60万ギル返済の約束を果たし、
僕はすでに、彫金師に120万ギルを返していました。
そして、手元には、90000ギル。
ざわ・・・
顔がグニャ〜とねじれた気がしました。
何かの錯覚でしょう。
それよりも今日はデュナミスに行かなければなりません。
僕が所属している、デュナミス用リンクシェルは、
件の彫金師がサポートしており、
参加者が何人いても、一律20000ギル。
平均して40名前後ですから、彫金師の負担も大変です。
とにかく、モンクばかりが目立つパーティーに入れられた僕は、
リーダーの、おなじみSuzume画伯に20000ギルと、嫌がらせのクラゲ1個をトレードしました。
これで、残金70000ギル。
ざわざわ・・・
また、顔がグニャ〜とねじれた気がしました。
* * *
デュナミスから戻って、
ジュノの大人なミスラに売り上げを報告させます。
本日も売り上げなし。
大至急、競売を確認させます。
競売に出品した料理が最近は売れずに戻ってきます。
そのたびに価格を下げて出品するわけですが、
売れるまでにはさらに何度か価格調整をしなければならず、
状況は深刻なのでした。
「また、値段が下がってますにゃ」
大人なミスラの声も少し上ずっています。
「仕方ない、最終落札価格から198ギル引いて、再出品しなさい」
「再出品の手数料がありませんにゃ」
「従順でも、純真でもいいから、他国のミスラから借りなさい」
ゆっくりと確実に、僕の財産は目減りしていってるのでした。
狩人のレベリングに必要な矢、ボルトはまだ1、2回分はあります。
同様に、食べるためのスシ、サポ忍者用の紙兵も。
ただ、確実になくなりつつあり、資金も減って補充することができないのでした。
ざわざわ、ざわざわ・・・
もう顔がグニャグニャです。
彫金師に3回目の返済をするのはまださき。
当座必要なのは、たかだか60万ギル。
しかし、不安に包まれた自分には、
きっと返せない、という予感がありました。
そして、日々の生活費に窮する確信も。
僕は指を見つめ、そこに嵌めてある指輪を抜きました。
それを握り締めて、競売までやってきました。
はたしていくらか。
その指輪は、競売の最終落札価格が1千万ギルでした。
少し強く、指輪を握りしめます。
勝負に出ました。
大人なミスラに指輪を渡し、
2000万ギルで出品するように言いました。
むう、出品手数料がないんだっけ。
当然、莫大な額です。
ついに、この指令を下すしかないようです。
経済危機レベル5の緊急事態でしか発動しない、全ギル回収の大号令。
ヴァナ・ディール中に、
Kaeru奉公会所属のセカンドキャラたちの悲鳴がこだまします。
4国のミスラ以外に、
ぼくにはまだ各国にセカンドキャラがいます。
メインの錬金術倉庫番を筆頭に、
材木ばかりの倉庫番、鉄材ばかりの倉庫番などなど。
サブ合成のために、いくばくかの資金も渡していました。
とにかく、サンドリアにいる憂愁のヒューム、未曾有のエルヴァーン、
バストゥークの白眉のミスラ、情熱のヒューム、
ウィンダスの邪気のタルタルに一斉連絡し、有り金残らず送金させました。
かろうじて、出品手数料に届きました。
再度、出品。
賭けです。
競売の最終落札価格の2倍、2000万ギル。
きっと誰もが欲しいはず。
そして、誰もが手放さないので、出品履歴も少ない。
手の中に握り締めていた指輪、スナイパーリング+1は、
読みどおりなら、売り抜いて、この賭けに勝つはずです。
さらに、このスナイパーリング+1を売るからには、
飛び切りの価格でなくてはならない理由がありました。
それは……。
昨年に引退したフレンド。彼が僕に残してくれたものだからです。
「Kaeruさん、それはひどいですにゃ!」
自分が出品した指輪が大事なものであると知って、
横にいる大人なミスラが僕を責めます。
ひどいのはわかってます。
フレンドの思い出の品を売るなんて最低の行為です。
しかし。
レベリングで必要なものを買うため、悲願の錬金術合成スキルを100にするため、
デュナミスやミッションなどで使う薬品を用意するため、借金を返すため、
これからのヴァナ・ディールライフを充実させるため、
たくさんのギルが必要なのでした。
覚悟を決めて、出品したんです。
その後、まったく売れる気配はありませんでした。
返品されたら、多額の手数料も損です。痛い。
モグハウスで寝てても、自分がどこかに深くもぐっていくようで、
天井さえも見えない暗闇に包まれた感じでした。
6日後。
大人なミスラから売れたとの報告。
競売に向かい、落札記録を確認。
2000万ギルの数字。
落札者は長い名前。北米プレイヤーのようです。
彫金師に残金を返済。
その後、錬金術合成を集中して続け、スキル100に。
競売には、いまも最終落札履歴として残っています。
たまにそこを覗き、このお金、おろそかには使わないぞ、
と、僕は自分を戒めるのでした。
●ユーザーへの質問(新雑誌、記事作りのためにご協力ください!)
『ファイナルファンタジーXI』で、
「あなたにとってギルとは?」
どんな言い方、表現でもいいので教えてください。
これに限らずギルの思い出やエピソードがあったら、
なんでもいいのでよろしくお願いします。
投稿者 online_editorial_dept : 2006年06月26日 08:09
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