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【横尾】世界一のユーザー数を誇るオンラインゲームをプレイする


2006年05月24日

世界で一番ユーザーの多いオンラインゲーム、それが『World of Warcraft』(以下WoW)。
総ユーザー数はなんと、650万人というメガヒットMMORPGだ。

しかし、残念なことに日本語版の『WoW』は発売すらされていない。
とはいえ、輸入版の『WoW』を購入すれば、日本からでもプレイすることはできる。
問題は、英語版なので誰もがプレイできるわけではないということ。

そんな『WoW』をオンライン専門誌編集長のカエル大宮が、E3土産に買ってきた。
そこで僕、バイリン横尾の出番ですよ。

……とかいきなり書いても、「お前は誰やねん」といった感じだと思うので、軽く自己紹介をさせていただくと、海外育ちの元ファミ通編集者です。英語ペラペ〜ラな感じの名前でありながら、じつは一般レベルに毛が生えた程度しか話せないのは恥ずかしくてあまり言えませんが……。とはいえ、それなりに英語の理解力はあるので、今回『WoW』のプレイを命じられたってわけだ。

世界で一番人気のあるMMORPGならそれなりの理由があるはず。
オンラインゲーム専門誌編集者として、ぜひそれを確かめておかないとね。
その魅力を充分に理解できるまで、仕事をサボりつつもプレイしてみるぞ!

E3土産の『WoW』を受け取り、さっそくインストールしてみた。
CD-ROM5枚組みということもありインストールに数十分かかるが、5ギガを超える総容量から、その広大な世界が容易に想像できる。

一刻でも早くプレイしたいところだが、その前にアカウントの登録が必要だ。
まずはCD-ROMのケースに書いてあるシリアルナンバーを入力し、名前や住所などの個人情報を入力する。そのあとに支払い方法を決める。プリペイドカードによる支払いか、クレジットカードによる支払いを選択できる。プリペイドカードはAmazonなどの『WoW』が売っているショップなら大概入手することができ、カード裏の番号を入力すれば60日間のプレイが可能となる。僕は、今朝出社前に秋葉原のショップで購入したプリペイドカードを使ってみた。プレイするにはいずれかの支払い方法を選ぶ必要があるので、そこらへんに注意しよう。

なんとなく難しそうだと思っている人もいるだろうけど、多少の英語力があれば簡単にアカウント登録くらいはできてしまうので心配は無用。もし心配なら、英和辞書を準備しておくといいだろう。

無事にアカウント登録も終わり、僕の分身であるキャラクターの作成だ。オーソドックスにHuman(人間)のWarrior(戦士)にしようかと思ったが、見た目のあくどさに惹かれてNight Elf(夜行性のエルフ?)のWarriorに。

目つきが悪いし、肌も紫がかっている。こいつは悪だね。
このNight Elfという種族は顔立ちが険しく、どこからどう見ても犯罪者顔だ。


character.jpg
▲我が分身ながら、本当に人相が悪い。でも、強そう。


よし、これでゲームを始める準備は整った。
『WoW』の世界へと突入!!

NPCからクエストを受注し、それをこなすシステムとなっている。しかし、いきなりクエストを受注するにはレベル1の僕には荷が重い。きっとそうに違いない。なので、そこらへんにいるモンスターたちと戦い、レベル上げに専念することにする。操作はカーソルキーを使うFPSタイプで、敵に近づきカーソルを合わせて右クリックすれば攻撃ができるようになっている。戦闘が終われば、ヒットポイントが少しずつ回復していくので、体力が全快してから新しいモンスターに挑むといいだろう。

とりあえず、これだけわかっていればクエストを受注するまで、英語力はほとんど必要ない。

最初はまずYoung Thistle Boar(小さいイノシシ)や、Young Nightsaber(黒いトラ)といった、雑魚キャラで経験値を稼ぎ、レベルを3まで上げる。シンプルで理解しやすいシステムなので、サクサクと進む。ここでやっと、スタート地点からほんのちょっとだけ離れているところにいるGrell(小さな悪魔)と戦うことにする。弱い弱い、弱すぎて余裕で勝てる。

……と、調子に乗っていた僕に、天罰がくだるとはこのときには思いもしなかった。
もはや僕の中で雑魚でしかなくなったはずのGrellが強い。なに、これ爆発? ヤバイ。こいつ、炎の呪文を使うんだ。スタート地点からこんなに近い場所に、これほど強い敵が???

そして、あっけなく死亡。

『WoW』では一度死ぬとゴーストとなり、Spiritポイントと呼ばれる場所に飛ばされる。そして、死んだ場所に戻ることによって蘇生が可能となる。あるいは、その場で所定の時間を待つことによりSpiritポイントではなく、死んだ場所の近くから始められるらしい。待っていればそんなメリットがあるなんてことをまったく知らなかった僕は、Spiritポイントに飛ばされ、ひたすら自分の亡骸を探す。……見つからない。飛ばされた場所と、死んだ場所との位置関係がさっぱりわからない。どうやら僕はかなりの方向音痴らしい。

そして彷徨うこと約20分。画面右上の地図を見てみると、なにやら印が。……絶句。なんてことはない、その印を頼りにすれば、自分の死体に辿りつくというオチ。説明書くらいちゃんとよみましょうよ、自分。マジで。

当分Grellとの戦いは避けることにし、レベルを4まで上げる。もうさすがにあんな負け方はしないだろう。僕の意地とプライドをかけたリターンマッチだ。十分に注意しながらヤツに挑む。弱い。弱い。弱い……? あれれ、弱いし呪文も使わない。偶然強いGrellが紛れていたのだろうか? 周りのGrellを全部倒し、歩いていたところまた例の炎の呪文だ。周りを見渡すが、ヤツはいない。どこにもいない。そして、さらに一歩踏み出して気がついたことがあった。炎の呪文だと思っていたそれは、じつは焚き火の炎だったのだ。焚き火に触れてしまうと、その間ずっとダメージを受け続けるわけではなく、周期的に大きな火柱が立ちダメージを負うらしい。さっきは焚き火に焼かれながらGrellと戦っていたため、僕は焼け死んでしまったというわけだ。

「お前はアホか!?」。当編集部編集長であるカエル大宮の声が聴こえてくる気がした。

明日は『WoW』サーバー上のプレイヤーたちと会話でもしてみることにしよう。ちょっとドキドキするなぁ。


grell.jpg
▲Grell君は、普通に戦えば弱っちい敵でした。

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投稿者 online_editorial_dept : 2006年05月24日 16:05

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