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【横尾】世界一のオンラインゲームで、アメリカ人と話してみた


2006年05月25日

正直、ゲームで人に話しかけるのはあまり得意ではない。
ほぼ強制的に話さなくてはいけない一部のオンラインゲームと違って、『World of Warcraft(以下WoW)』の場合はソロプレイでもかなり進めてしまうため、普通に行動しているぶんには、他のプレイヤーとの会話がほとんどない。実際グループを組まずにソロでひたすらプレイしているプレイヤーもかなりいる。そのため英語が苦手のプレイヤーでも安心して挑めるという利点はあるが、「僕帰国子女なんで英語は得意ですよ〜、アハハ〜」とか言ってた僕が、オンライン専門誌編集者としてそういったプレイをするわけにはいかない。

金城武も「英語が話せると10億人と話せる」と言っていたが、まさにそのとおり。せっかく使えるものは使ってしまおう。と、自分を励ましてみる。正直相手が日本人であろうが、アメリカ人であろうが苦手なものは苦手だ。

さっそく誰かに話しかけようと意気込んでみたものの、なんとなくレベルを上げ始める。装備品も揃えたいしねぇ……と、自分をごまかしていたところ、突如誰かが話しかけてきた。

"What quest?"(どのクエスト?)

ぼ、僕が話しかけられてるんだよな……!?
と、困惑気味の僕に、間髪入れずまた話しかけてくる。

"r u runnning a quest do u want help?"(クエストやってるんでしょ、手伝ってあげようか?)

あわわ……まだ心の準備が整ってないのに、いきなりですか。

"I'm not on a certain quest"(特定のクエストをやってるわけじゃないよ)と、答え
"But I would be glad to join you!"(でも、もしグループを組みたいのならよろこんで!)……と打とうと思っていた矢先に、

"k chow"(わかった、じゃあね〜)と答えられてしまい、反射的に
"see ya"(またね〜)と反応してしまう。

しまった!! せっかく相手から話しかけてきたというのに……。
しょうがない、またレベル上げに励むとするか(ヲイヲイ)。

しばらくすると、また誰かが話しかけてくる。

"Where do you get quest?"(どこでクエストをもらうといいの?)

初心者か。僕と同じで、説明書を読まない人種なのだろう。

"People aroud with !mark above their head"(周りにいる人で、!マークが頭上にある人だよ)
"Ok thank you"(わかった、ありがとう)

と言い残すと、さっさとどこかへ言ってしまった。
しばらく時間は空いたが、

"You are welcome"(どういたしまして)

と、返事をする。
うーん、なかなか会話らしい会話にならない。
ここはやはり、こちらから積極的に話しかけるしかない。

緊張で心臓がドキドキするが、ターゲットをひとり見つけて話しかけることにする。
とりあえず、彼に近づく。向こうもこっちを見る。偶然かもしれないので、場所をちょっと移動してから相手を見る。またこっちを見ている。よし、これはナンパするしか……じゃなくて、話しかけるしかない!

"Hi"(こんにちは)

返事がなかったらどうしようと思ったが、そんな心配はすぐに吹き飛んだ。

"Sup"(What's upの略。スラングで「調子はどう?」といった意味)

よっしゃ! 反応あり。

"Nice to meet you"(はじめまして)
"Same to you"(こちらこそ)

うんうん、悪くない反応だ。

"I'm playing from Japan"(日本からプレイしてるんだ)

なんかトートツな気のしないでもない会話だけど、振りとしては悪くないだろう。

"Im from the US"(オレはアメリカからだよ)

ここで相手がもし日本人だったら意気消沈したり、あるいは安心したりしたところだけど、アメリカ人か。以前8年ほど暮らしていたはずなのに、アメリカ人だとわかっただけで緊張する。

"Did you just start playing?"(ゲームを始めたばかり?)

相手はレベル2だったので、おそらくプレイを始めたばかりだということはわかっている。でもお互い初対面だし、わかっていることでも会話で確認しあうのは重要だ。

"First time ever"(初めてだよ)

上級者が最初からプレイしなおしてるだけだったらこちらの知識不足を露呈するところだったが、初心者なら問題ないだろう。僕は優位に立った気がした。

"This game is pretty cool"(このゲーム、マジでおもしろいよね)と、自分の意見を述べつつ相手の返事を待つ。

"Don't reall know what to do. But ill figure it out"(何をしていいかよくわからないけど、でもなんとかするよ)

ふむふむ、プレイしていろいろ憶えていくというスタンスは僕のそれと似ているようだ。彼とは仲良くなれるかもしれない。

"Me too. But I'm getting use to it"(こっちもそうだよ。でも慣れてきたかな)

と答え、会話っぽくなってきたところで。相手が、

"Im gonna go explore. But we should be friends just in case we could help each other down the road"(そろそろ冒険に出るよ。でもこれから先お互い助け合えるように、フレンドになったほうがいいんじゃないかな)

おお、向こうからフレンド(Friend listに入れると、オンラインにいるときはお互い連絡が取れる)の申し入れがあった! Oh Yes!! もちろん、断る理由はない。

"Sure thing"(もちろんだよ)

そう僕が答えフレンドリストに彼を加えると、彼はモンスターたちとの戦いに戻った。

"Good luck"(頑張ってね)と伝えると、"Thanks"(ありがとう)と、返ってきた。頑張るんだぞ、異国の地の友よ。彼に話しかけてよかった。また再会しよう。そのときは、レベルの高い僕が彼をリードしてあげようではないか……。とか思っていたら1分後くらいに、彼がまたやってきた。

"Dude I wasted that pig!"(あのブタを倒してやったぜ!)

おお、わざわざそんなことを報告してくれるなんて。うれしいじゃないですか。ただ、毎回は報告しにこなくてもいいよ。

"Good job!"(よくやった!)と答えると、彼はまたモンスター狩りに向かった。
そして短い間ではあったが、『WoW』で僕が最初に見つけた友との会話は終わったのであった。

と、英語が多少わかる僕だからなんとか会話はできたけど、できない場合はどうすればいいか。
明日のブログでは『WoW』のプレイに際して役立つ英会話をたっぷりとやる予定だ。『WoW』のプレイを検討しているあなたはぜひぜひ読んでみてください。

※会話中の英語は、原文ママ。


kaiwawow.jpg
▲スタート地点からすぐの場所で、彼と出会った。

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投稿者 online_editorial_dept : 2006年05月25日 21:10

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