『ファミ通DS+Wii』水ピンの編集長ブログ
【第4回】熱いテニスゲームを発見!!
2009年7月11日
我がエンターブレイン・マーケティング企画部の調べによると、『Wii
Sports Resort』の発売2週目の販売本数は15万3194本。これで累計50万7021本に達した。
累計352万6449本の前作『Wii
Sports』の2週目までの販売本数は25万2455本だから、キッチリその2倍。初週の勢いを継続した形だ。
人気作品の続編ということで、発売直後から売上を伸ばすことが予想できたのは確か。とはいえ、前作が「Wii本体と同時発売の目玉ソフトだった」ことや、「商戦的に恵まれた12月2日発売だった」ということを考えれば、今作の売れかたは素直に賞賛していいと思う。
余談だけど、『Wii
Sports Resort』発売2週目に、『Wii Sports』が2282本売れてるのはなぜなんだろ? なんで『Wii
Sports Resort』のほうを買わないんだろ? 定価は同じなのに? Wiiモーションプラスだってついてるのに? 種目だって増えてるのに? 奥深さだって増してるのに?
累計350万本ものソフトなんで、いまでも2000本くらい売れても疑問に思う必要はないかもしれないんだけど。「間違えて買っちゃってる人がいるのかなぁ〜?」と、つい心配になっちゃっただけなんだけど。大丈夫ですかぁ〜?
◇
と、DS版『ドラゴンクエストIX
星空の守り人』の発売日たる7月11日なのに、先週までに引き続き『Wii Sports Resort』の話をしたあと、さらに話を展開させていきたいと思ってるのがWii版『EA
SPORTS グランドスラム テニス』。Wiiリモコンをラケットに見立てて、振って遊ぶテニスゲームだ。
なんと!? 発売初週の販売本数は4281本……!! なんでなんだろ? なんでもっとみんな買わないんだろ? なんで発売2年半たって続編まで発売されてる『Wii
Sports』と大して変わらない販売本数なんだろ? こんなにおもしろいのに? フェデラーもナダルも錦織もウィリアムズ姉妹もシャラポワも登場するのに? 懐かしのボルグもマッケンローもサンプラスも登場するのに?
確かにグラフィックは、並だと思う。グラフィックの精密さという意味だけでなく、たとえばプレイ中、コートにいるボールボーイも主審も、ピクリとも動かない。「おや、いまどき?」とは思う。「ネットにかかったボールを、ボールボーイが走って取りに来てくれたら、もっと盛り上がるのに」とは思う。
また、確かに操作に多少の慣れは必要だと思う。ボクはまったくなんの苦労もなく、プレイした瞬間から思いどおりに操作できたんだけど。まわりの人たちにプレイさせると、初めのうちは空振りしたり、うまくサーブが打てなかったりしていた。
けど、それらの、あえていうと小さな欠点は、このゲームを語るうえで大した問題じゃない。このゲームの魅力、「いかにもテニスらしい魅力を味わえるテニスゲーム」という魅力の前では、小さな欠点に目をつぶることにはなんのためらいも感じない。
右手にWiiリモコンを持ち、実際にテニスをプレイしているかのように、動いてみてほしい。サーブを打つ際には、高い打点を目指して軽くジャンプ!! フォアハンドのトップスピンを打つ際には、腰をかがめて伸び上がるように右手を振りぬく!! バックハンドのスライスを打つ際には、膝を折りながらフォロースルーが顔の位置に来るまで押し出す!!
そうすると、まったくもってイメージどおりにキャラクターが動く。イメージどおりのショットを、イメージどおりの場所に打てる。まさにテニスをしている感覚。
「ボクはゲームをしているんだ」という思いに沿ったWiiリモコンの動かしかたをしていると、このゲームの魅力は味わえないかもしれない。「ボクはテニスをしているんだ」と思い込み、Wiiリモコンをラケットだと思って振れば、まさに思いどおりのプレイが可能。
画面に映った自分のキャラクターとの一体感は、そうとうなもの。ショットを打つ瞬間は、思わずスタンスを調整している。エースを決めたときは、画面内のキャラクターといっしょに、思わずコブシを握り締めている。ミスショットをしたときは、画面内のキャラクターといっしょに、思わず天を仰いでいる。
ついでに言うと、プレイし終わったあとは、本物のテニスプレイヤーほどじゃないけど、しっとりと汗。これが心地いい。けど、これが販売本数は4281本の原因!? みんな汗かきたくないのかしら!? ダメだよー、テニス楽しいよ!?
◇
と、熱が入りすぎて長くなっちゃってすいません!! それでも今回も最後に業務連絡。「このブログを含めた『ファミ通DS+Wiiの公式ホームページ』を盛り上げる」という記事をファミ通DS+Wii本誌の中で連載中。ほかの編集者の記事と順位を争ってるんで、本誌でも応援してくれるとうれしいです。
水ピン

ファミ通DS+Wiiの編集長。本誌に毎号掲載される、コスプレの写真撮影に命をかけるヘンなおじさ……おにいさん。インターネットにまだまだ縁遠い、本誌読者にも受け入れられるブログを目指すというが、さて?

