『ファミ通DS+Wii』水ピンの編集長ブログ
【第8回】『ドラクエIX』をクリアーしなかったワケ
2009年9月8日
ごぶさたしましたが、ついに、DS版『ドラゴンクエストIX
星空の守り人』のストーリーをクリアーしました!! 発売当日からプレイしてるから、プレイ期間2ヵ月弱。かかりすぎ!?
というのもですね。歴代の『ドラクエ』シリーズをプレイしてきたからこそ、いままでクリアーできなかったわけですよ。
過去の『ドラクエ』シリーズの経験から言って、ボクはストーリーをクリアーすると、とたんにその後プレイする意欲がなくなっちゃう性格。エクストラダンジョンが出現しても、1回行ってみるかみないかという感じ。世界が平和になったら、もう冒険に興味がなくなっちゃう性格だと自分で知ってるの。
で、今度の『IX』でもそうなるのが怖い!! ストーリークリアー後にも楽しみがたくさん用意されているのを知っているからこそ、その楽しみをプレイする意欲がなくなっちゃうことが怖い。発売から1年間、毎週新しいクエストが配信されることがわかっているのに、クリアーしちゃうことでボクの『ドラクエIX』熱が冷めるのが怖い!!
というわけで、「このままストーリーをクリアーせずに、楽しみ続けるのはどうだろう?」と思い立ったわけです。ストーリーをクリアーさえしなければ、ボクの『ドラクエIX』熱が冷めることもないわけで。これでボクは今後も『ドラクエIX』を楽しみ続けられる。
そんな妙案を実行していたんだけど、周りの者たちの反対がすごい。
「ストーリーをクリアーしたって、遊びたい気持ちは変わらないって!」
「いや、むしろ、ストーリーをクリアーしたあとのほうが楽しいよ?」
「ボクも過去のシリーズではクリアー後にモチベーションが下がったけど、『IX』はまったくそんなことない!」
「ストーリーをクリアーしないと受けられないクエストがいっぱいあんだよ?」
「ストーリーをクリアーしないと行けない場所だっていっぱいあんだよ?」
「だまされたと思って1回クリアーしちゃいな!」
「オレも同じ風に考えてクリアーしてなかったけど、いまは早くクリアーすればよかったと思ってる」
などなど。連日のクリアーの勧誘(?)により、ボクもついにクリアーに向けて進むことに。そして、ついにストーリーをクリアーしたしだい。ちなみに、クリアー時のパーティーの様子はこちら。
このあと、ボクのプレイ意欲はどうなるのか!? お楽しみに!?
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今回も最後に業務連絡。「このブログを含めた『ファミ通DS+Wiiの公式ホームページ』を盛り上げる」という記事を本誌の中で連載中。ほかの編集者の記事と順位を争ってるんで、本誌でも応援してくれるとうれしいです。
【第7回】任天堂タイトルの攻略ムック本を宣伝!?
2009年8月8日
我がエンターブレイン・マーケティング企画部の調べによると、DS版『ドラゴンクエストIX
星空の守り人』の8月2日までの販売本数は339万0230本!! Wii版『モンスターハンター3(トライ)』の発売2日間での販売本数は58万2548本!!
DSもWiiも、サードパーティーの爆発が「キター!!」って感じ。
そのDSとWiiで、任天堂からも直近に新作が出てます。そして、その新作の攻略ムック本が、ソフトと同時発売でエンターブレインから出てます。今回はその紹介。
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1本目は8月6日に発売されたばかりのDS版『いろづきチンクルの恋のバルーントリップ』。前作のDS版『もぎたてチンクルのバラ色ルッピーランド』に続く第2弾ではあるけど、前作のRPGからアドベンチャーゲームに転身。
悲しくなるほどモテない35歳独身男性を操って、女性たちをナンパ(?)しまくるゲーム。とにかく最初は、出てくる女性出てくる女性、笑っちゃうほどみんなチンクルに冷たい。けど、それぞれの個性に合ったプレゼントをすることで、少しずつやさしくなっていく彼女たちに触れると感動!! 感動!? みつぐクン?
そんな今作と同日に発売した攻略ムック本が、『いろづきチンクルの恋のバルーントリップ
完全クリアーガイドブック』。
表紙の左上に燦然と輝く“エンディングまで保証”の文字にいつわりなし。ムック本のタイトルにある“完全クリアー”の文字にもいつわりなし。クリアーするだけでなく、クリアー後に必要な攻略情報も満載。ゲームを100パーセント楽しむための情報が詰まってます。それを実現するために、別冊付録2冊つき。
そしてさらに、ゲーム中に流れる音楽をすべて収録した音楽CD『スペシャルサウンドトラック』が、なんと2枚組でついてきちゃうってんだから驚き!! 驚いて。ここホントに驚くとこ。掲載してあるページを自分で切って、別途購入したCDケースに自分で収納すると、こんな感じになるという親切ぶり。
ぜひとも、ゲームといっしょにセットで買っちゃってください!!
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2本目は7月23日に発売されたWii版『パンチアウト!!』。グラフィックや操作方法は当然のごとく現代チックになってるけど、プレイしてみると懐かしい感触。昔懐かしいアーケード版やファミコン版の『パンチアウト!!』の魅力そのまま。「あー、ゲームってこういう楽しさが味わえるものだったよなぁ」と郷愁の思いに浸ってみたり。
ゲームバランスも現代チックに作られてはいるんだけど、ゲームが進むにつれて昔懐かしいバランスへと徐々に変化。あまりの難しさに、昔ファミコンのコントローラを投げつけたことを思い出します。
そんな困った人にお役立ちいただきたいのが、攻略ムック本『パンチアウト!!
完全クリアーガイドブック』。
こちらも“エンディングまで保証”の文字にも、“完全クリアー”の文字にもいつわりなし。登場キャラのカラーマンガも載ってて楽しめます。
こちらも、ゲームといっしょにセットで買っちゃってください!!
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で、今回も最後に業務連絡。「このブログを含めた『ファミ通DS+Wiiの公式ホームページ』を盛り上げる」という記事を本誌の中で連載中。ほかの編集者の記事と順位を争ってるんで、本誌でも応援してくれるとうれしいです。
【第6回】『ドラクエIX』プレイ日記!?
2009年7月27日
我がエンターブレイン・マーケティング企画部の調べによると、DS版『ドラゴンクエストIX
星空の守り人』の7月19日までの販売本数は294万6296本!! おしい、300万本まであとちょっと!! まあ、いまごろは間違いなく300万本突破してるでしょう。
ふつうに通勤の電車内ですれちがい通信をするたびに、あっという間に宿屋のお客さんが3人集まっちゃうのを体感すると、「やっぱ『ドラクエ』ってすげぇなぁ。みんなやってんだなぁ」と、感慨にふけります。
べつにボクが作ったゲームってわけじゃないですが、ふけります。
ゲームに携わる人間として誇らしいというか。「どうだ。みんなゲームってやっぱおもしろいだろ!!」的な。そのおもしろさとボクは関係ないんですが、感無量です。
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で、ボクの『ドラクエIX』プレイ日記を展開!! と思ったんだけど、まだあまり進んでなくて、進捗状況をお伝えするのさえ忍びない感じ。なもんで、うちのパーティを紹介してみたり。
主人公たる「みずピン」がこちら。
まあ、こんなもんでしょ。ボクのトレードマークともいえる、メガネ系の装備にまだ出会ってないのが残念だけど。ほか、3人の仲間のキャラがこちら。
「装備とレベルで進捗状況がバレバレだ」という話もあるけど、それはさておき当然のように女子3名。しかも、みんなかわいい!! とくに、ルッカちゃんにヤラレぎみ。装備した“てっこうかぎ”で、敵を「えいっ!!」ってやっつけるときのしぐさもキュンッときちゃいます。
ただ、パーティをかわいい女子3名にした弊害が、早くもボクを悩ませる。入手した武器・防具が似合わないと装備する気になれない!! ステータスが上がるのわかってても装備しない、という事態が頻発。強さよりかわいさを優先してしまうボクを、誰か叱って!
というかですね。とくに、かぶりモノに困ってるわけです。女子3名とも、ヘアバンドを手放せない状態。ヘアバンドを上回るかわいさをかもしだす装備が、ボクの前にいつ現れるのかあああああ!? というのが、いまのボクのもっとも興味のあることになってます。こんなことにばっかり夢中になってるから進まない説。
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【第5回】『ファミ通DS+Wii 9月号』発売!!
2009年7月18日
我がエンターブレイン・マーケティング企画部の調べによると、7月11日に発売したDS版『ドラゴンクエストIX
星空の守り人』の発売2日間の販売本数は234万3440本!! 7月14日には、スクウェア・エニックスから「出荷本数300万本突破」のリリースも配信されました。
さ、さんびゃくまんぼん!? さすが『ドラクエ』!! 期待を裏切らない好調な出足。プレイステーション2版『ドラゴンクエストVIII
空と海と大地と呪われし姫君』の累計販売本数355万本を越えるのは、間違いないところ。あとは「どこまでいくのか〜!?」が焦点。
金曜日に編集部に見本誌ができ上がって来た弊誌『ファミ通DS+Wii
9月号』でも、『ドラクエIX』をドドーンと攻略してます。すでにプレイ中の人も、これから買おうかと思ってる人も必見。ボクのプレイ日記マンガも載ってます。7月21日(火)発売です。
と、まずは『ファミ通DS+Wii
9月号』の宣伝が終わったところで……と言いたいところだけど、なにぶん今日は9月号発売のジャストタイミング!! ということで、さらに宣伝を展開(汗)。
なんと!! 9月号は超豪華付録つき!! 『ポケットモンスター
ハートゴールド・ソウルシルバー』の携帯型扇風機がついてます。その名も「ケータイせんぷうき」。そのまんま。
別売りの単四電池2本を入れて、スイッチオンすれば、この夏を涼しく乗り切れること間違いなし!!
大好評(!?)のプレゼントページのコスプレも、今回は『ポケットモンスター
ハートゴールド・ソウルシルバー』!! 当編集部が勝手に「編集者アイドル(略して編ドル)」と呼んでいる女性編集者・山口ひななとふたりで、主人公のコスプレに挑戦してみました。撮影の合間の撮り下ろしショットを公開してみたりして。
そのほか、いままで別冊付録だったゲームのマンガが読める『ファミ2コミック』が本誌と合体するなど、9月号からいろんなリニューアルを加えてます。ぜひ、お手に取ってご覧ください。7月21日(火)発売です(しつこい)。すいません……今回、宣伝で終了です。
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さらに、今回も最後に業務連絡。「このブログを含めた『ファミ通DS+Wiiの公式ホームページ』を盛り上げる」という記事を本誌の中で連載中。ほかの編集者の記事と順位を争ってるんで、本誌でも応援してくれるとうれしいです。
【第4回】熱いテニスゲームを発見!!
2009年7月11日
我がエンターブレイン・マーケティング企画部の調べによると、『Wii
Sports Resort』の発売2週目の販売本数は15万3194本。これで累計50万7021本に達した。
累計352万6449本の前作『Wii
Sports』の2週目までの販売本数は25万2455本だから、キッチリその2倍。初週の勢いを継続した形だ。
人気作品の続編ということで、発売直後から売上を伸ばすことが予想できたのは確か。とはいえ、前作が「Wii本体と同時発売の目玉ソフトだった」ことや、「商戦的に恵まれた12月2日発売だった」ということを考えれば、今作の売れかたは素直に賞賛していいと思う。
余談だけど、『Wii
Sports Resort』発売2週目に、『Wii Sports』が2282本売れてるのはなぜなんだろ? なんで『Wii
Sports Resort』のほうを買わないんだろ? 定価は同じなのに? Wiiモーションプラスだってついてるのに? 種目だって増えてるのに? 奥深さだって増してるのに?
累計350万本ものソフトなんで、いまでも2000本くらい売れても疑問に思う必要はないかもしれないんだけど。「間違えて買っちゃってる人がいるのかなぁ〜?」と、つい心配になっちゃっただけなんだけど。大丈夫ですかぁ〜?
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と、DS版『ドラゴンクエストIX
星空の守り人』の発売日たる7月11日なのに、先週までに引き続き『Wii Sports Resort』の話をしたあと、さらに話を展開させていきたいと思ってるのがWii版『EA
SPORTS グランドスラム テニス』。Wiiリモコンをラケットに見立てて、振って遊ぶテニスゲームだ。
なんと!? 発売初週の販売本数は4281本……!! なんでなんだろ? なんでもっとみんな買わないんだろ? なんで発売2年半たって続編まで発売されてる『Wii
Sports』と大して変わらない販売本数なんだろ? こんなにおもしろいのに? フェデラーもナダルも錦織もウィリアムズ姉妹もシャラポワも登場するのに? 懐かしのボルグもマッケンローもサンプラスも登場するのに?
確かにグラフィックは、並だと思う。グラフィックの精密さという意味だけでなく、たとえばプレイ中、コートにいるボールボーイも主審も、ピクリとも動かない。「おや、いまどき?」とは思う。「ネットにかかったボールを、ボールボーイが走って取りに来てくれたら、もっと盛り上がるのに」とは思う。
また、確かに操作に多少の慣れは必要だと思う。ボクはまったくなんの苦労もなく、プレイした瞬間から思いどおりに操作できたんだけど。まわりの人たちにプレイさせると、初めのうちは空振りしたり、うまくサーブが打てなかったりしていた。
けど、それらの、あえていうと小さな欠点は、このゲームを語るうえで大した問題じゃない。このゲームの魅力、「いかにもテニスらしい魅力を味わえるテニスゲーム」という魅力の前では、小さな欠点に目をつぶることにはなんのためらいも感じない。
右手にWiiリモコンを持ち、実際にテニスをプレイしているかのように、動いてみてほしい。サーブを打つ際には、高い打点を目指して軽くジャンプ!! フォアハンドのトップスピンを打つ際には、腰をかがめて伸び上がるように右手を振りぬく!! バックハンドのスライスを打つ際には、膝を折りながらフォロースルーが顔の位置に来るまで押し出す!!
そうすると、まったくもってイメージどおりにキャラクターが動く。イメージどおりのショットを、イメージどおりの場所に打てる。まさにテニスをしている感覚。
「ボクはゲームをしているんだ」という思いに沿ったWiiリモコンの動かしかたをしていると、このゲームの魅力は味わえないかもしれない。「ボクはテニスをしているんだ」と思い込み、Wiiリモコンをラケットだと思って振れば、まさに思いどおりのプレイが可能。
画面に映った自分のキャラクターとの一体感は、そうとうなもの。ショットを打つ瞬間は、思わずスタンスを調整している。エースを決めたときは、画面内のキャラクターといっしょに、思わずコブシを握り締めている。ミスショットをしたときは、画面内のキャラクターといっしょに、思わず天を仰いでいる。
ついでに言うと、プレイし終わったあとは、本物のテニスプレイヤーほどじゃないけど、しっとりと汗。これが心地いい。けど、これが販売本数は4281本の原因!? みんな汗かきたくないのかしら!? ダメだよー、テニス楽しいよ!?
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と、熱が入りすぎて長くなっちゃってすいません!! それでも今回も最後に業務連絡。「このブログを含めた『ファミ通DS+Wiiの公式ホームページ』を盛り上げる」という記事をファミ通DS+Wii本誌の中で連載中。ほかの編集者の記事と順位を争ってるんで、本誌でも応援してくれるとうれしいです。
水ピン
ファミ通DS+Wiiの編集長。本誌に毎号掲載される、コスプレの写真撮影に命をかけるヘンなおじさ……おにいさん。インターネットにまだまだ縁遠い、本誌読者にも受け入れられるブログを目指すというが、さて?