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『Fable II』第5回:バウァーストーン不良姉御伝〜記憶は遠い |
2008/12/19 (金曜日)鬼才ピーター・モリニューのファンタジーRPG『Fable II』のプレイ日記を5回連続でお届けする今回の集中連載も遂に最終回! しかし、ゲームの中の旅はまだまだ全然途中なので、終わってしまうのが忍びないのも事実。やり残したクエスト、買ってない武器、まだ到達していない街、そこに住む人々と、楽しみを探し出すとキリがない。ここまで繰り返し書いてきたとおり、その中毒性は強力だ。 日本のRPGとは全く違う方向性でありながら、自由度の高さとゲームの中で可能な行為の制限が絶妙なバランスで成り立っているのである。横道にそれても遊べるゲームというのは、洋ゲーに限らず最早ビデオゲームの1つのスタイルとして定着し、特にRPGではバツグンの相性の良さを発揮。最近の洋ゲーにはやり込み要素満載のRPGが数多くリリースされており、市場の成熟度が伺い知れるのだが、その決定版の1つが『Fable II』なのは間違いない。
ゲームデザインというか、戦闘をきちんと作り込むことでアクションRPGとしての完成度もキッチリ追求されており、それがキャラクターカスタム要素と絡み合って独特の深みのあるレベルデザインが実現している。この魅力を知るには1〜2時間遊んだ程度では、とても到達できないのが唯一の欠点で、真の面白みが理解できてくるまでには、それなりに時間を要することは覚悟したほうがいい。それよりも最も大事なのは、その時間を費やした先に待っている新しい世界。ゲームでやり直す人生!
『Fable II』© 2008 Microsoft Corporation. All Rights Reserved. Microsoft, Fable, the Microsoft Game Studios logo, Lionhead, the Lionhead logo, Xbox, Xbox 360, Xbox LIVE, and the Xbox logos are trademarks of the Microsoft group of companies. 投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|12:00 ソーシャルブックマーク |
『Fable II』第4回:バウァーストーン不良姉御伝 暗殺者の深い夜 |
2008/12/18 (木曜日)外道アバズレまっしぐら、最後のアマゾネスを目指して奮闘中の『Fable II』日記。今回はどのあたりから人生が狂い始めたのか、ギャンブルの挙げ句に借金が膨らみ、返済のために暗殺仕事を引き受けたあたりからプレイを回想してみたい。
そもそものキッカケは商店が店開きするまでハンパにヒマな時間だったので、ゲームマスターとギャンブルを始めたのがキッカケだった。気がつけばチップはスッカラカンとなり、武器を買おうと思ってビアホールや木こりで汗水&時間を費やして稼いだ金は消えた。消えただけならまだいいが、あろうことかゲームマスターから借金までしてしまう。返済は数千ゴールド。とても地道に働いてたら、計画的かも知れないが完済までに途方もない時間がかかる。 そこで率先して選ぶ仕事はバウンティハンターか暗殺しかない(本当は他にもあるのだが)。
そしたら教団から認められて、オークフィールドという村の住民を全員虐殺したらメンバーとして迎えてやると告げられた。これはサブとはいえ立派なクエストである。オレが好き勝手に暴れているのとワケが違うぞ。
村民全員を倒してクエストが終了した時の、なんともいえない達成感……これを乗り越えれば、多少の外道行為にはビクともしない強い精神が養われるだろう。事実、筆者もそうだった。
『Fable II』© 2008 Microsoft Corporation. All Rights Reserved. Microsoft, Fable, the Microsoft Game Studios logo, Lionhead, the Lionhead logo, Xbox, Xbox 360, Xbox LIVE, and the Xbox logos are trademarks of the Microsoft group of companies. 投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|14:50 ソーシャルブックマーク |
『Fable II』第3回:バウァーストーン不良姉御伝 お洒落とシノギ編 |
2008/12/17 (水曜日)正統派ファンタジーの外見を持ちながら驚きの自由度を持つRPG『Fable II』。本作でいかに悪の道を極めるか、モラルなき戦いの限界に挑戦するプレイ日記。第3回目はプレイヤーにとって最も楽しみとなる要素のひとつ“ファッション”について考察してみたい。 ゲームの中に登場する衣服は、その全体の種類こそ多くはないが、組み合わせや染料によるカラー変更によってカスタム要素は無限大に広がる。バーバリアンスタイルなのに都会派とか、善良な盗賊なんて方向性もありなのだが、筆者の場合は目指すところは女優ダイアン・ソーン。イタリア製のグロ描写で公開当時は日本でも話題となった『ナチ女収容所/悪魔の生体実験』の主人公である冷徹なる女所長イルザ。悪女オブ悪女の彼女のようなキャラを、果たして『Fable II』で育成できるか挑戦しているわけだが、ここでどんな具合に育っていったかは初期状態とプレイ19時間経過後の比較スクリーンショットをご覧あれ。
こんな感じにするまでにも長く険しい道程があり、それでもまだ全然途中。この先どうなるのかは見当がつかない。ただ断言できるのは“とにかく角が生えるまでが辛抱”ということ。『Fable II』も他のRPGと同じく、序盤は体力と資金が共に厳しいという基本を忠実に守っており、ある程度のスキルを覚えるまではノックアウトを避けて進めるのは結構難しい。正直お洒落などをしている余裕はなく、とにかく働いて少しでもグレードの高い武器を購入し、それを使って暗殺や賞金稼ぎなどのお仕事系サブクエストに挑戦しながら資金を貯めるしかない。なにしろ結婚するにも相手に送る婚約指輪に、2人が入居するための新居の購入、まだ色々計画がある人は避妊具も道具屋で忘れずに買っておかなければいけない。現在は街ごとの彫り師と結婚重婚を繰り返し現地夫を多数抱えるまでに成長したが、最終目標はもっと高見を望んでいるので乞うご期待。
傷だらけの体を維持するために倒され続けながらも、時に経験値がもったいないあまり回復アイテムを使ってしまったのだが、盗みなどで入手した肉類や乳製品、酒など野菜系以外の食べ物アイテムのほとんどに、摂取後にテキメンに太るという効果が。(注:効果を感じるまでには個人差があります)
そんな感じでできあがった姉御は、モデルのイルザの通り暗殺、拷問、謀略、さらに牢獄の看守までこなして1人前ちょい手前ぐらいまで成長してくれた。
さて最も大事なファッションの山場は、やはり手持ちの資金が5000ゴールドを超えたあたりに来る。染料も充実しているだろうし、セール店舗の情報も更新されるので、いい服を安く買って、ゴールドは極力節約して武器や不動産購入に回しておきたい。この財テクを「やる」と「やらない」では、その後のゲーム展開における利便性に大きく関わると断言できる。
このへんの仕事とフリーで引き受けられるサブクエストを交互にこなし、時折パブでギャンブルでもやりながら無目的に時間をつぶすのもあり。メインクエストも重要だが、ここであえて無駄な時を過ごすことが、実はすごく奥深くまで楽しめるように作り込まれているのが本当に凄い。 『Fable II』© 2008 Microsoft Corporation. All Rights Reserved. Microsoft, Fable, the Microsoft Game Studios logo, Lionhead, the Lionhead logo, Xbox, Xbox 360, Xbox LIVE, and the Xbox logos are trademarks of the Microsoft group of companies. 投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|17:45 ソーシャルブックマーク |
『Fable II』第2回:傷だらけのブルース |
2008/12/16 (火曜日)高い自由度を誇るXbox 360専用ファンタジーRPG『Fable II』で、女戦士として生きることに決めたマスク・ド・UH。バウワーストーンの街で、第2の人生をどう生き抜くべきか? 悪の道まっしぐらの外道プレイに徹してこそ自分らしさが出せるのだが、このゲームほど良心の呵責に問いかけてくる選択肢を迫られたことは、いまだかつてなかったと笑顔で断言できるだろう。一見すると、欧米カートゥーン作品にありがちな万人向けのファンタジックな世界観・ビジュアルに見えてしまうが、本作のレーティングがZ指定であることをナメてはいけない。
例えとして適切ではないかもしれないが、『Fable II』は、『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』にも似た、ハードコアな自由度とストーリーをドップリ楽しませ、選ばせ、体験させるという信念が感じられる。その世界で触れる全ての要素に反応があり、ディティールまで完璧に作り込まれている。多少荒い部分もなくはないが、そこは洋ゲー。そのぶん、どんなタイプのプレイヤーのスタイル、剣がお好みか、それとも射撃がメインか、といった好みにも合わせられる自由度の高さでカバーされているのが本当に凄い。とにかく遊んでみてもらえれば解るこの面白さ。序盤がツラいのがRPGの常なのは仕方がないけど、何度でもトライしたくなり、さらに人生の選択肢が無限大という点でも素晴らしい。
つうワケで無謀にもノックダウン数百回、死闘につぐ死闘の末に仕上がったのが、『Fable II』筆者の分身(“SUKEBANREVENGER”改め)"ブッチャーU子"の勇姿である。横にいるのは旦那で職業は彫師。住まいはバウワーストーン旧市街のド真ん中で、家の真ん前にはマッサージ嬢の客引き、両隣には物乞いがいるという最悪のロケーションだが、なぜか居心地は最高にイイ。もちろん旧市街はとある局面で手配書を悪党に渡した結果、格差社会を具現化したような世紀末スタイルに発展。旦那は旧市街の町外れで商売をしていたが、結婚してから全く働かない。どころか夜の営みを迫ってきたりするから始末が悪い。
もちろんこちらとしても黙って生活費を渡しているワケではなく、明確な目的があって結婚している。それは“影の教団への生け贄”。生涯の伴侶を深夜0時に生け贄に差し出すことで忠誠度マックスに到達するという、『Fable』ではお馴染みのシステムに捧げるためだけに結婚してやったんだよ。でも可哀想だから生け贄に差し出す前にチョメチョメ(©山城新伍)はしてやった。もちろん避妊具付けさせてな(避妊と性病予防が可能)。これまでに3人の彫り師と結婚しては生け贄に差し出し、さらに光の教団信者や農民、市民などを拉致すること数十人。その全員が死のルーレットの前で果てていった……。
こんな感じで連日必死に悪逆の限りを尽くし、ついに念願の角が生えてきた時は感激ひとしおだった。ありがとう! きみたちの命は無駄じゃなかったよ!(ド外道) 『Fable II』© 2008 Microsoft Corporation. All Rights Reserved. Microsoft, Fable, the Microsoft Game Studios logo, Lionhead, the Lionhead logo, Xbox, Xbox 360, Xbox LIVE, and the Xbox logos are trademarks of the Microsoft group of companies. 投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|16:15 ソーシャルブックマーク |
『Fable II』第1回:夜、暗殺者の夜 |
2008/12/15 (月曜日) 洋ゲー冒険家ブログ、ひさびさの更新はマイクロソフトが放ったRPG『Fable II』に決定! 本作は鬼才ピーター・モリニューが手掛けた、善の道を歩むも、悪の道をフルスロットルでブッ飛ばすのも可能な、圧倒的な自由度の高さを誇るファンタジーRPG。今回から5回連チャンで、このプレイの幅が広スギるRPGの世界にドップリと漬かろうって寸法なのだが、大作すぎてプレイ時間がいくらあっても全く全然何にも足りないという状況には非常に困った。
バランスといっても、敵の強さや成長システムといったゲームバランスではなく、プレイヤー側の精神的なバランスのことだ。『Fable II』の世界においての筆者の分身である“SUKEBANREVENGER”は、今日も悪評を高めるために、他人の家屋を見つければドアを蹴破り、泥棒に出会ったら協力し、衛兵を見たら喧嘩を売る毎日を過ごしている。
結局数時間プレイしてから、高給が保障される仕事を探すしかないと思い直した。ただでさえ他の住民から「この人殺し!」、「次は誰を殺す気なのさ!」なんて罵詈雑言を浴びせられている筆者である(そもそも街のド真ん中で魔法をぶっ放して衛兵を殺したのが悪いんだけど)。なんとかゲーム内で合法的に殺れる仕事を見つけなければいけない。
この傷システム、そしてタトゥーという不良性感度バツグンのイメージ戦略によって、筆者の評判はゲーム内でガタ落ち。罰金払い過ぎで金もないから、盗賊から奪った服に身を包み、回復アイテムをケチって死んだところで、それはスカーフェイスになる大事なステップだから、たとえ経験値が減ろうとも死を選ぶ(バカか?)。
高い自由度は、洋ゲー全般に共通する自己責任プレイの基本だ。誤解を恐れずに書くと、本作は『オブリビオン』や『Fallout 3』、そしてRPGでこそないが『GTAIV』などにも共通する高次元箱庭ゲームのひとつ、それも上から数えて3位以内に入る傑作と言えるだろう。海外では初代Xboxのキラータイトルとしてリリースされた前作でも、自由度の高さと成長要素の新しさの合体が果たされていたが、本作のボリュームはさすが4年もかけて開発されただけあって、前作を軽く超えている。
成長要素や自由度の高さも重要だけど、やはり群を抜いて凄いのがグラフィック。淡雪の表現や光の差し込み具合、コミック風のキャラクターでありながらも、よくよく見るとデザインに毒があり、他のRPGとは一線を画した独自の世界観には、洋ゲー好きならノックアウト間違いない。「こんなRPGが作られてしまう時代になったのか」と正直呆れてしまうぐらい、細かいところまで作り込まれたゲームなのである。 ちなみに筆者は、RPG(ほぼ洋ゲーしか遊んだことないけど)では常に男キャラで挑んでいたのだが、今回『Fable II』で人生初の女キャラを選択。これで非道プレイに徹したら、いったいどんな容姿に成長するのかを期待しての選択である。
前作も筆者はゲームを開始するなり、不法侵入と窃盗を繰り返して衛兵にぶっ殺されてばかりいたが、今回は復活時に傷という特典が付くので、さらに無鉄砲プレイに走りやすいのがなお危険だ(もちろんホメ言葉よ)。膨大な量のアイテム、衣装、そして不動産売買のシステムなど、ハマり要素も倍増しており、いつまでも暗殺者稼業だけに固執してもいられない。とにかく何でもいいから仕事して金を稼がなくちゃいけない衝動にかられる、本当に危ないゲームだ。 『Fable II』© 2008 Microsoft Corporation. All Rights Reserved. Microsoft, Fable, the Microsoft Game Studios logo, Lionhead, the Lionhead logo, Xbox, Xbox 360, Xbox LIVE, and the Xbox logos are trademarks of the Microsoft group of companies. 投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|12:00 ソーシャルブックマーク |



























