LET THERE BE ROCK BAND !!!!!!!!!!!!!!
日本未発売洋ゲータイトル最後の大物『ROCK BAND』シリーズ(以下『RB』)について、マスク・ド・UHが思いのたけをブチまけるブログ更新第2回目は、音楽的素養の部分ばかりがクローズアップされて、これまであまり語られることのなかった『RB』の詳細なゲームシステムについて書き飛ばしてみたい。
『RB』の最強音楽ゲームたる所以は、前回書いた通り豊富すぎる楽曲提供にあるのだが、それだけだったらライバルタイトル『ギターヒーロー』(以下『GH』)シリーズと大差ない。ただし、DLCの曲数に関しては『RB』と『GH』では天地の差があるのも事実。とりあえずどんな曲が存在するのか、北米マーケットプレイスから閲覧できる『ROCK BAND STORE』の中身をいくつかピックアップしてみたので、そこに陳列されているビデオゲーム楽曲の常識を覆すラインナップに注目してほしい。DEEP PURPLEとかBLACK SABBATHなら当たり前だが、そこにDEAD KENNEDYSやTHE DAMNED、DEVOやSONIC YOUTHが、カルフォルニアの初期パンクバンド"X"やカントリーの大御所ウィリー・ネルソンなどが加わるのは、ハッキリ言って反則としか思えないのだ!
もちろん全てのバンド、アーティストをフォローしているワケではない。ROCKというジャンルは好みを言い出したらキリがない世界である。筆者もよく自宅に遊びに来た友人に「○○は無いの?」と矢継ぎ早に質問されることがあるが、そんなこと言い出したら無いバンドのほうが圧倒的に多いのは当たり前。それよりもDLCで用意されている1350曲(2010年6月のデータ)の中から、自分の知ってるバンドを選んだほうが早いのだ。しかし、DLCの新曲配信は依然として継続中であり、意外なバンドが突然アップデートされたりするから予断は許されない。今後突然にBLACK FLAGとかCIRCLE JERKSとかNAPALM DEATHとかBRUJERIAが配信されるかもしれないのだ!(編集部註:さすがに無理だと思います!)。これは最早、まったく新しい音楽配信のシステムであり、ただ"聞くだけ"で終わっていたものが、突然にして"参加できる"楽曲に生まれ変わる。それによって今まで興味がなかったバンドの本当の魅力を認識したり、オールドスクールなロックバンドの素晴らしさを再認識できたりと、まさに温故知新な楽しみ方が可能となっている。そんなゲームがこれまでに存在しただろうか? 音楽、特にロックとゲームの親和性を深めたのは『GTA』シリーズだが、そこで培われた発想を、さらにゲームデザインとして洗練させたのが『GH』、そして『RB』なのだと思う。
事実、筆者の友人の中には、これまでテクノやHIP-HOP一辺倒だったのに『THE BEATLES RB』を購入した瞬間にロックというジャンルの奥深さに目覚め、ロックの歴史や音楽的変遷の流れを勉強することを決意。挙げ句の果てに筆者に向かって「僕が思うにビートルズとは……」なんて講釈を垂れるまで急成長したヤツもいる。『RB』のチカラ、そしてゲームのチカラ恐るべし、と感じた次第。
『RB』対『GH』の仁義なきDLC抗争に関して言及するなら、今年のE3ではシリーズ最新作『GREEN DAY ROCK BAND』と『ROCK BAND 3』を発表したMTV GAMES & Harmonix Musicのブース内で、明らかな勝利宣言とも受け取れるポスターが貼ってあったのは、すでに報告済みなのでご存知の読者も多いかと思う。もちろん『GH』には『GH』の良さがあるのだが、それだけでは済まされない決定的な要素が『RB』には存在する。
それは"キャラクター・エディット"機能に他ならない。『RB』におけるキャラメイキングは、組み合わせ次第で理想のロッカーを作り上げることが可能で、用意されたパーツの細かさと彩色のバリエーションを把握すれば、可能性は無限に広がる。さらに「このパーツがあるならば、もう作るしかないでしょう!」と決断するしかない確信犯的なエディットパーツもあり、筆者のようなボンクラ魂の持ち主ならば身震いせずにはいられない。
だが、ゲームはゲームである。豊富なエディットパーツを最初から全て装着できるワケではなく、理想のロッカーを作るには、それなりに資金が必要になってくる。そのためには1曲でも多くのGIGをクリアーして最高ランクの評価を得ることで、貰えるギャラを注ぎ込まなければならない。豪華な衣装やゴージャスな髪型、レアな楽器を入手するためには大金が必要になるので、とにかく弾く、歌う、叩くを繰り返し、観客を喜ばせてナンボの世界でシノギを削ることになるのだ。ROCKは1日にして成らず、なのである。
それではここから、筆者が数百回のGIGを繰り返して作成した至高のエディットキャラクターをご覧になってほしい。MOTOR HEADのLEMMY(ヒゲパーツにズバリ"THE LEMMY"という名称のパーツがある!)や、フランク・ザッパなんて序の口。エディット機能の中でも最も気合いが入っている"TATTOO"を極めれば、THE EXPLOITEDとGBHをイメージした典型的UKハードコアパンクの兄ちゃんも作成できちゃうのだ。レイヤーを24枚重ねて理想のTATTOOを彫りまくることが可能なので、大きさや角度を調整しながら、隙き間を埋めるようにデザインするのがコツである。雑誌『TATTOO BURST』などを参考に作ればリアリティもアップ! 用意されたTATTOOのデザインには実在する著名なTATTOOアーティストのデザインも数多く収録されているので、それを見ているだけで1日が終わってしまうかもしれないボリュームだ。
さらにファッションのパーツもジャンルごとに区分けされており、メタル、パンク、ゴス、そしてロックの中から気に入った服を選んでカラーを変更したり髪型や楽器と組み合わせることで、大抵のジャンルは再現することが可能となっている。ただし、デブ体型と老人だけは用意されてないのが残念。よってPOISON IDEAのPIG CHAMPIONの作成は断念した次第(作ろうとすんなよ!)。
以上のエディット機能の特性を利用して、ザッと10人ぐらい作ってみたのだが、その中でも最高傑作と断言できるのが、ニューヨークのSCUMパンクロッカーにして全身ハードコアのクレイジーGUYことGG ALLINだ! 知らない人は今すぐググれ! GG佐藤じゃねぇぞ!
GGの作成を決意させたのはヒゲパーツの中に、そのものズバリな"THE GG"というパーツを発見してからである。ちなみにGG ALLINの曲など『RB』には収録されてないし、DLCも存在しない。それなのにパーツがあるとは、コレ如何に? もう作るしかありません! GGのトレードマークであるヘチョいTATTOOはエディットパーツを組み合わせて完全再現! 全身に流血と糞尿を塗ったくり(これもTATTOOのパーツを転用&彩色)、ついでに顔面にも塗る(フェイスペイントを応用)。さすがにパンツ一丁というパーツは存在しなかったので、とりあえず変態度数を上げるキルトスカートを転用(実際にGGもスカート姿でライブをしていた)。悪趣味なカウボーイブーツを履かせれば、見事にGG ALLINの完成である。自分でもホレボレするぐらい良く出来たと思うが、この感動を分かち合える人が少なすぎるのが最大の難点だろうか……でも、作るんだよ!
他にも、THE GRATEFUL DEADのイメージキャラ"ドクロ大統領"を作成したり、ベース魔人ブーツィー・コリンズを作成したり、MISFITSのJERRY ONLYを作成したりと、キャラエディット機能を満喫しまくり。男だけでなく女キャラも作れるので、今度はジョーン・ジェットやブロンディも作成しようと計画している。もう、ギャラが幾らあっても足りません!
『RB』の知られざる魅力、エディット機能の素晴らしさをご理解いただけただろうか? そこらのプロレスゲームに勝るとも劣らない充実した内容は、『RB』が単なるリズムアクションゲームで終わっていないことを思い知らせてくれる。ただし、エディット機能が搭載されているのは『RB』および『RB2』、『LEGO RB』のみで、『THE BEATLES RB』や『GREEN DAY RB』には採用されていないので注意しよう。
音楽を楽しむだけでなく、様々なゲームデザインでプレイヤーの魂を刺激してくれる『RB』シリーズ。今秋発売予定の『ROCK BAND 3』には、新たにキーボードが加わり、専用ギターコントローラーには弦が張られている! 快進撃を続ける『RB』シリーズは、今後もロックとゲームの融合を押し進めていくことだろう。重ね重ね日本版がリリースされないのは残念なことだが、大抵の洋ゲーがローカライズされている現在だからこそ、『RB』の未上陸状態は解せない。しかしその複雑な背景を憶測を交えて語るわけにはいかないので、ここはただひたすらに、勇気あるパブリッシャーが日本版発売にこぎ着けることを願うしかないのだ。こんなに面白いゲームを日本人だけが知らない、遊べないなんて不公平なことがあるだろうか? どこかの誰かが既得権益にしがみつき、このゲームの日本上陸を阻止しているのは間違いない。しかし、それはあまりにもユーザー無視の行為だと、この場で声をマーシャルアンプ最大ボリュームにして訴えたいのである。
まだまだ書きたいことが山ほどある『RB』シリーズだが、とりあえず文字数がオーバー気味なので一旦このへんで終了させていただこう。しかしこのネタはまだまだ続く予定なのだ。
そんな『RB』シリーズの魅力をまだ知らない方々、そして知ってる方々に向けて大事なお知らせがあります!
なんとスクラッチ世界一の座に着いた日本が誇るスーパープレイヤー、DJ HANGERと、これまた日本が世界に誇る変態コスリ系パワーDJ、L?K?Oが、『ギターヒーロー』シリーズ最新作にしてゲームデザインを一新した『DJ HERO』で対決が実現! まさに平成のスターソルジャー系ゲーム勝負! 実際に北米でも『DJ HERO』によるEMINEM対JAY- Zの対決がXBOX LIVEで実現している現象に注目し、それを日本でもやっちまおうじゃねぇか! という勢いでイベントが実現しちゃいました!
ワタクシ、MASK DE UHも前座で『ROCK BAND』をプレイしますんで、おヒマな方、興味ある方、ただロックを聞きながら飲みたい方、DJ HANGERファンにL?K?Oファンの皆さんは、7月16日金曜日夜19:00に自由が丘アシッドパンダカフェに集合だ! 詳細は下記参照のこと!キミの参加を待っている! DJ HANGERとL?K?Oの対決なんて、なかなか見れるもんんじゃありません! ただしゲームでの対決なので本チャンのDJプレイは予定されておりません! そこんとこも含めて皆さんふるってご参加ください! 結果はこのブログでも報告しますんで、都合で来れない人も乞うご期待です!
FOREIGN VIDEOGAME ROCK FESTIVAL 2010
2010/07/16/FRI
OPEN 19:00 / START 20:00
DOOR / 1000YEN without drink
at ACID PANDA CAFE
〒152-0035
東京都目黒区自由が丘1-12-5 浅野ビル3F
03-5701-0200(TEL & FAX)shop@acidpanda.com
LIVE ACT w/ TIME TABLE
MASK DE UH AND THA NASHVILLE ZODIACS by ROCK BAND /20:00~20:45
DJ HANGER VS. DJ L?K?O by DJ HERO /21:00~22:00
LEOPALDON TAKANO by TONY HAWK: RIDE /free time
DJ HANGER
http://www.myspace.com/djhanger
DJ L?K?O
http://www.nxs.jp/page/othermembers/lko.htm
高野政所(LEOPALDON)
http://www.myspace.com/leopaldon
MASK DE UH
http://www.famitsu.com/blog/mad