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MAD GAMER PRESENTS REPORT OF THE EXTREME ENTERTAINMENT EXPO !! - Part 3

2010/06/28 (月曜日)

WESTSIDE MEETS DEATHSIDE !!

 というワケで、とっくにE3 2010が閉幕したにも関わらず、マスク・ド・UHによる、恒例の現地市場調査最新レポート(というのは名ばかりの単なるショッピングツアー)をお届けしたいと思います!
 そもそも今回のE3において、筆者は開催の5日前に現地入りしていた。なぜなら多忙につき航空券の手配が遅れ、滞在日程約2週間のチケットしかゲットできなかったからである(E3期間中は日本人旅客が倍増するためホリデーシーズン並みに価格が跳ね上がる)。旅費自体は筆者が懇意とする旅行代理店(社長がエジプト人なので中東ツアーばかり扱っているマニアックな手配屋)の尽力により何とか格安価格でゲットできたが、滞在が長くなるということは、それだけ現地での生活費が必要になるということ。しかし筆者とてE3参加は累計7回目の男である。この年齢ではさすがにバックパッカーのような旅行はできないが、かの地での節約術なら負ける気がしない(誰に?)。1日三食を"タコベル"で済ませれば10ドル程度だし、酒を飲んだりする予定もなければ余裕もない。日程が決まったら常宿と決めている激安モーテルにメールして、いつもの部屋を押さえたら、もう準備は99%終わったようなもの。後は出発までに2日徹夜して全ての原稿を2週間分前倒しで入稿し、ゾンビのような表情で成田に直行(これもいつものことなので慣れている)。それから約9時間後には、瞬時に唇カサカサ、眼球がシバシバする乾燥地帯カルフォルニアの空気を思いっきり吸い込んでいた。
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WELCOME TO LOS ANGELS!! とばかりに筆者を出迎えてくれた『RDR』の巨大看板。
 ところで筆者が常宿にしているモーテルだが、今回色々手配している中でネットで調べものをしていたら「ハリウッド周辺のモーテル・口コミランキング」なるサイトを発見したので、早速自分の宿が何位か調べてみたところ、なんとハリウッド周辺の全モーテル230軒中の228位という恐ろしい結果が……。経営者は中国人らしく日本語もイケるナイスミドルなんだけど、フロント(もし、そう呼んでいいのであれば、あれはフロントだと思う)の内部はゴミ屋敷状態で、なぜか大きめの招き猫と共に、オーナーらしく人物とブッシュ元大統領(パパの方)との記念2ショット写真が誇らしげに飾られ、「ハリウッドだから」程度の消極的理由で付けたとしか思えないモンローやハンフリー・ボガードのポスターが逆に貧困感を演出。壁紙もベットカバーもセンス皆無で、シャワーは三回に一回は蛇口を締めても水漏れ甲介。部屋に入るなり冷蔵庫は故障で交換させるハメになり、無線LANはタダだけど、なぜかウィークエンドになるとサーバーが落ちて使用不可能になる(だからブログの更新が遅れました。心よりお詫びします!)。次に行く時はポケットWi-Fiを持って行こうと固く誓った次第。
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問題のモーテル外観。ポルノ鈴木が来訪して一言、「熱海のビジネスホテルのような既視感がある」
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筆者を出迎えてくれた招き猫。果たしてアメリカでもご利益があるのだろうか?
 そしてアメリカのモーテルではよくあることだが、単なる旅行者以外にも居住者がいる。2年前に泊まった時に隣室に住んでいたネィティブ・アメリカン系のじいさんが、今回もまだ隣室に住んでいたのには本気で驚いた。まさに、つげ義春先生の『李さん一家』を地で行く世界。加えて隣室も階下もメチャメチャ騒がしいので神経質な人なら1泊でチェックアウト確実なのだが、他の部屋がうるさいということは、自分が騒いでも文句を言われないというポジティブ・シンキングなら、これほど快適な宿はない。
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そして件のブッシュ元大統領(パパの方)との記念写真。すでに時代はオバマなのだが…。
 ちなみに1泊あたり最上級の部屋で60ドル(現行レートで5500円ぐらい)。狭い部屋なら35ドルで泊まれる。LAではコレ以上価格を下げると治安の問題が発生するので、いくら節約が必要とはいえ最低限の安全が保障されていなければ命が危ないですからね。そんなサイテーの宿で荷物を整理したら、今度は近所のWALL MARTに直行して生活用品の調達に走る。当座の食料(パン、ハム、牛乳)、サンダル、湯沸かし器、マグカップなどを購入して落ち着いたら、早速調査行動の開始だ! バリバリの時差ボケなので眠れるワケがないからな!

 まずは、これまで幾度となくレアなゲームソフトをゲットさせていただいた独立系ゲームショップの中では最大手の店"GAME DUDE"へと向かうことに。今回の調査(買い物ともいう)では、『ROCK BAND』シリーズ専用のレアなギタコンが何本買えるかという目的が一応あるので、まずは音楽ゲームコーナーに直行。2年前には存在しなかったそのコーナーは、パッと見ではゲームショップというより楽器屋のような様相だが、いつも応対してくれるラテン系ナイスガイ、リカルドくんに早速ギタコンの在庫について尋ねる。
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ロサンゼルスのゲームシーンを語るには外せない存在の店。後日、ファミ通wave DVDスタッフも取材に訪れていた。
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異常に広い店内に山積みのソフト、ハード、周辺機器……。店員ですら在庫数を把握していないカオスっぷりである。
リカルド:「アレ、オマエ今年は来るのが早いネ!E3は来週からだぞ!」 UH:「他の日本人が押し寄せる前に、アンタの店の掃除しに来たんだよ!」 リカルド:「HAHAHA! そりゃクレバーな選択だぜ。で、何を探してる?」 UH:「ROCK BAND用のギタコンだ。中古でも新品でも構わない」 リカルド:「OH!そいつは難題だぜ。ウチには今ビートルズのフルセットしか在庫がない。箱なし中古で120ドルにしてやるぞ」 UH:「持って帰れねぇよ! それに日本でも売ってる。ギタコンだけ欲しい」 リカルド:「……ROCK BANDのギタコンは、ほとんど限定生産なんだ。去年は一杯入荷してたんだけど、今はもう在庫がない。『ギターヒーロー』用で良ければあるけど?」 UH:「それはもう持ってる。他に売ってる店は知らないか?」 リカルド:「難しいな。e-Bayで探したほうが早いぞ」 UH:「この後にFLY'Sにも行くから、そっちでも聞いてみるよ」 リカルド:「それはナイスだ! あそこならまだ在庫があるかもな」 UH:「サンキュー、リカルド! ところでこのショーケースの中にあるジャガーのソフトなんだけど……」 (以下、ジャガー、N64、そしてINTELEVISIONの箱付きソフトなどを乱れ買い)
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古参スタッフのリカルドくん。BOO YA TRIBE即戦力なルックスだが、何でも親切に答えてくれるナイスガイだ! この後、ファミ通wave DVDにも出演したそうです。
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ガジェット系の周辺機器の寄せ場のような状態。しかしROCK BAND関連は少ない。それほど人気なのである。
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関係ないが、GAME DUDEの前に駐車してたトランスフォーマーなクルマも激写!
 と、まぁ筆者がメッセーサンオー・カオス館の土屋店長と繰り広げる会話と、ほぼ同じ内容のものをLAで行っているワケだ。ちなみに会話の中に登場したFLY'Sとは、日本でいうところのヤ●ダ電機みたいな超大型家電量販店で、LA中の至る所でチェーン展開しているのだが、特にバーバンク店は店舗が巨大で、店内は普通に迷子になるほどの広さ(サ●リオ・ピューロランドぐらいの規模)。品揃えも怠惰が売りのLAにあるまじき豊富さを誇り、キッチン用品からブルーレイ、DVDソフト、クルマのバッテリーからゲームハード&周辺機器まで、とにかく何でもあるのがスゴイ。エントランスにはUFOが突っ込み、店内は至るところに商品には関係ない巨大オブジェを展示。ここで味わえる興奮は、ぶっちゃけE3に引けをとらないと断言できる。
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マジでUFOが突っ込んでいる"FLY'S ELECTRONICS"のエントランス!
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店内には実物大の『地球が静止する日』(旧版)のガジェットが!
 そして店に着くなりダッシュで向かったゲームコーナーには……ありましたよギタコンが! (ちなみに小生、今回の旅でPS3版の『ROCK BAND2』中古20ドルをゲットしたのを契機に、全ての音楽ゲームをPS3に移行させる所存であります)
価格は新品のフェンダーモデルで色は黒。価格24ドル…日本における輸入販売価格の4分の1じゃん!! ついでにドラムキットをツーバスにできるスペシャルフットペダル"METAL PEDAL"もゲット! 自宅にドラムを設置する予定は、坪数からいって不可能なのだが、でも買うんだよ! その精神が大事。使えないものに金を払う筆者の心意気こそが、異常な購買意欲の源なのである(全然威張れない話だが)。
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ROCK BANDとギターヒーロー系周辺機器の陳列棚。巡回した店の中では一番の品揃えだった!
 FLY'Sでは、他にもDVDやブルーレイもゲット。キッチン用品コーナーで売っていた"ミスターT"ブランドの電磁調理器に激しく興味をそそられるが、重いので諦めることに。ちなみに今回のLAの街には、そこかしこにROCKSTAR GAMESの『RED DEAD REDEMPTION』の看板、もしくはリメイク版『特攻野郎Aチーム』の看板が非常に目立っていた。だからミスターTの電磁調理器に激しく反応してしまったのだろう。ミスターTは今、往年のマッチョアクターから料理研究家に転職してアメリカ中の主婦の人気者になっている。その存在は、まさしく"黒い梅宮辰夫"! ミスターTの「T」とは「辰夫」の「T」なのだと、パームツリーの並ぶカルフォルニアの夕陽に向かって1人激しく確信するのであった。
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ミスターTの"FLAVOR WAVE OVEN=TURBO"! 価格は99.99ドル! いらないけど欲しい!
 これまで紹介した2店舗は、ロス行きの際は絶対に外せない店だが、もちろんゲームショップはこれだけではない。北米最大手のゲームショップ"GAMESTOP"を忘れてはならないのだ! "GAMESTOP"はビデオゲーム総合情報誌"GAME INFORMER"の発行元でもあり、新品、中古ソフト共に品揃えは充実(ただしプレミア系やオールドハードは取り扱っていない。あくまで現行品のみ)。中古価格は最低3ドル程度(パッケージのないディスクのみの場合)で、正直いって中古の状態は悪い場合が多いのが難点。しかしそこら中に店舗があり、店ごとに在庫もマチマチなので、GAMESTOPの支店ばかりを絨毯爆撃すれば、いつかは探し物が見つかる可能性もある。今回の旅程で筆者は3軒のGAMESTOPに突撃し、目当てのブツは発見できなかったものの、それなりに面白いアイテムはゲットできた。ちなみに"GAME INFORMER"は、GAMESTOPのプレミア会員になれば、毎月定期購読で自宅に送られてくるとのこと(店員曰く「日本にも送るよ!」と言っていたけど、マジか?)。
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アメリカ中に支店があるGAMESTOPのウエストハリウッド店。さっそく新型360が入荷していたが、朝イチで売り切れた模様。
 FLY'Sの次にギタコン在庫の望みを賭けて向かったのは、我らがトイざラス! しかしここでも空振りに終わり、ギタコンは見当たらない。仕方ないので他のモノでも……と、周囲を見回した瞬間に目に入ったのは、なんとゲームソフトやコントローラーが楽々収納できるオットマン! しかもクリアランスセールで20ドル! デカイ! しかし安い! 両手に抱えた速攻でレジに並んだのは書くまでもなかろう。このオットマンに購入したゲームを全て詰め込み、EMSで送ることに決めた!
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これが乱雑な部屋をキレイに片付けてくれるゲーム専用オットマンだ! ちなみに色はピンクしか選択肢なし!
 それはともかく、今回の旅ではショックな出来事も多々あった。最大のものは、これまで懇意にしていたマニア系中古ゲームショップが2軒も同時に閉店していたことである。どちらのショップもプレミア系のタイトルの在庫が豊富で、未開封のミント品も扱っている志の高い店だっただけに残念(そのショップの在りし日の姿は、2年前のファミ通wave DVDの『動く!エリア51〜マスクドUSAツアー』に収録されてます)。やはりインターネットに負けたのか……残念。ついでに報告しておくと、筆者が渡米する度に訪れる"超"が付くほど場末のエロ本屋も、今回見事に閉店していた。ガマガエルのような顔したメキシコ人の親父2人組が経営していて、店内は単なる片付けられない店。床にはうず高くスキンマグが積まれ、下の方を引っぱり出すと余裕で1970年代のPLAYBOY MAGAZINEが出てきたり、成人向けの商品ならエロ以外も扱っているので、KKKを題材にした小説やマフィア研究文献なども紛れ込んでおり、親父の趣味なのかルチャリブレ雑誌やコミックも多数。映像メディアはDVDよりもVHSビデオが主流で、普通に『ベスト・オブ・ジョン・ホームズ』なんてタイトルが転がっているんだから、アメリカってスゴイな! と思っていたのだが、やはりインターネットに負けたのか……無念!

 いつもの通り、話が横道に逸れたので軌道修正。ゲームに関する買い物は、大体こんな感じである。EMSで発送した荷物が日本に到着次第、その詳細について改めてこのブログで報告させていただこう。かなりのレアソフトも含まれるので、釣果自体は良好だが、目的のROCK BAND関連が軒並み玉砕となったのは哀しい限り。現地在住のゲーマー友達に捜索を依頼したので、いつかは手に入ることだろう。他の買い物は、例によってDVDだったりVHSだったりTシャツだったり本だったりするが、その釣果も次回更新でタップリ語らせてもらおう。
 次回更新が何時かって? そりゃ荷物が届いたらすぐですよ! いましばらくお待ちあれ!
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AUTO ACCIDENT!!!! WELCOME TO LOST ANGELS!!!!


今回のお店はこちら
GAME DUDE
http://www.gamedude.com/

FLY'S
http://www.frys.com/

GAMESTOP
http://www.gamestop.com/

投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|14:38

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MAD GAMER PRESENTS REPORT OF THE EXTREME ENTERTAINMENT EXPO !! - Part 2

2010/06/25 (金曜日)

Extreme! Entertainment! Exploited!

 というワケで引き続きロサンゼルスより、E3がとっく閉幕しているにも関わらず、まだブラブラと滞在し続けているマスク・ド・UHがお届けするE3 2010レポートPART2! 今回はプレイアブルで出展されていたタイトルを中心にしつつ、やはり独自の視点も欠かせないセレクトで攻めていきたいと思います!(例によって写真は筆者撮影したんで素人味写なのは勘弁な!)

 まずは『DEAD SPACE 2』! あの阿鼻叫喚の宇宙地獄再び! 残念ながらXBOX360版もPS3版もリリースされなかった2008年最強のゴシックSFホラーゲームの続編の情報が遂に解禁されたということで、早速EAブースに直行! EAブースには他にも多数のタイトルが出展されていたが、やはり筆者のお目当てはこれだけ。今回は残念ながらプレイアブル出展ではなく、実機のデモプレイをクローズドシアターで鑑賞するというスタイル(今回のE3はこのスタイルの出展が多く、またアポイトメント無しの場合は入場できないクローズドブースも目立った)。 ゴシック調の教会風に内装されたシアターにて大スクリーンで初めてお目にかかるNEWアイザックの勇姿! 新しいアドバンスド・スーツは平成仮面ライダーに若干『HALO』が混じった感じでソリッドなイメージになったが、筆者的には前作のブルーカラー丸出しな作業員コスチュームも好きだったなぁ(もちろんソチラも用意されてる模様)。敵は例によって物体X化した元人間と奇怪なエイリアン軍団。まだ開発途中の映像とあって少々荒い絵作りではあったが、その迫力はハンパではない。前作にも登場した、周囲の時間をスローにさせる"STACIS"アイテムを使い、敵の遠距離攻撃(猛毒の痰のようなものを飛ばしてくる)をマトリックスばりに避けつつ攻撃が可能になったので、その使いどころが重要になりそうな他、アクション度数が全体的に増したイメージである。しかも今度の舞台は宇宙船ではなく小惑星に建造された巨大コロニー基地! カルト教団らしき集団の生活するエリアや荘厳な宗教施設、冷凍状態のエリアなど、探索に向けてのシチュエーションも倍加したと思われ、期待は高まるばかりである。発売は2011年初頭の予定のことなので、いまからもう一周前作をプレイして予習復習を欠かさないようにしないと!
DEADSPACE_DEMO
 次は『ROCKBAND 3』! アメリカのパーティー文化の歴史を塗り替えたといっても過言ではない最強リズムアクションゲームは、いよいよ3作目に突入。クローズドとなっていたハーモニクス& MTV GAMESのブース内には、今回発表されたマジでギター化に進化してしまったコントローラーと、『ROCKBAND』シリーズ歴代オフィシャルグッズなどが展示されていた。特に目を引いたのは特注カラーで仕上げられたギタコンの数々! ちなみに街のゲームショップでは『ROCKBAND』対応ギタコンは常に売り切れ状態(対する『ギターヒーロー』対応のギタコンは売れ残っている)。限定版などを買うならe-Bayやamazonに頼ったほうが早いという人気ぶり。ブース内ではリリースされたばかりの青春パンク全面フィーチャリング『ROCKBAND GREEN DAY』と『ROCKBAND 3』、加えて『ROCKBAND 3 DS』にダンスゲームの『DANCE CENTRAL』などが出展されていたが、筆者としてはブースの隅っこに貼られていたポスターの内容に衝撃を受けずにはいられなかった。そのポスターは 『ROCKBAND』と『ギターヒーロー』の長きに渡る抗争の終結声明のようなもんで、両者のDLCで配信した曲数を比較しているのだが、とにかく圧倒的な差が開いており、その大勝利を高らかに宣言した堂々たる態度には、もはや風格すら感じる。やはり比較広告のお国柄だけに、やることが違うネ!

 ちなみにマイクロソフトのブースでもプレイアブル展示されていたので、会場では、かなり多くの人が『ROCKBAND 3』を楽しんでいた印象がある。北米におけるリズムアクションゲームのブームは、昨年に比べると沈静化したとはいえ、まだまだ続きそうな勢いである。ちなみに『ROCK BAND 3』は今秋発売予定。日本版発売は当然全く未定だが、もちろん筆者は買う。新型ギタコンも買う→またギタコンが増える→女房にどやされる→それでも懲りずにまた買う……。
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巨大ブースで他を圧倒するMTV GAMESとHARMONIXのブース
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こちらはMSブースに設置されたRB3プレイアブルデモ。キネクトの裏手という不利なショバ割りだが、かなりの盛況ぶりだった
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HARMONIXブース内に展示されていたRBシリーズのグッズ各種。つうか、このギタコン全部欲しい! くれ! 俺に! タダで!
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ブース内にひっそりと貼られていたRB完全勝利宣言ポスター!
 しかし他メーカーだって負け続けているワケではない。新タイプの専用ギタコンでギターの弦の動きにこだわったバンドスタイルのリズムアクションゲーム『THE GIG - Rise of six string』は要注目だ。楽曲にはエリック・クラプトン、KID ROCK、DAVE MATTHEWS BANDらが参加しているが、この手のゲームは『ROCKBAND』の例を見ればわかるように、どれだけのアーティストを確保し、楽曲を提供してもらえるかに懸かっているので、実はゲームデザインの斬新さは大した問題ではなかったりするのだが、苦戦が予想される市場に敢えて飛び込んでくる心意気が気に入ったので紹介。WEST HALLという任天堂やSCE、カプコンなど強豪ブースがひしめく中に、ライブハウス風のブースを建立。ブース内ではプレイした客にTシャツやステッカーなどを配布していたのも今年のE3の中では太っ腹な部類に入るだろう。
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ライブハウス風のブース内にはゲームを使った素人飛び入り参加OKのプレイアブルデモのライブステージもあった。
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対応のギタコンはメタル寄りのフリーキーなデザインで弦もある。使い勝手は、まぁまぁといったところ。今後の楽曲提供に注目だ
 次は『フォールアウト3』でお馴染みのベセスダ・ソフトワークス! 完全アポ制のブース内では、『Fallout: New Vegas』と『HAUNTED』、『BLINK』がプレイアブル展示され、設置されたシアターでは、『DOOM』シリーズで知られるid software期待の最新FPS『RAGE』のプレイデモが上映されていたのだが、まずはやっぱりラスベガス! というわけで早速触ってきました遊んできました『Fallout: New Vegas』! プレイできたのはカジノのある建物内での豪遊と砂漠の戦闘パート。カジノではブラックジャックやルーレットなどが遊べたのだが、この時いきなりスロットでスリーセブンが当たり、持ちキャップが数十倍に膨れ上がったのには驚いた。カジノは核戦争後とは思えないほど派手で正常に動いている感じだが、一歩外に出れば、それは大きな間違いだったことに気づく。続いてプレイした戦闘クエストでは、砂漠の中にある山賊キャンプを制圧する内容。期待のVATSシステムは前作と変わらず快適だが、武器や薬品も一新されている。操作できる主人公もデモプレイ用のキャラクターだったので、経験値MAX状態で周囲の敵を一掃しまくり。オペレーターの言うことも聴かずに速攻でフィールド上の敵を片付けてしまい、割り当てられたデモ時間が他のプレイヤーよりもずっと早く終わったことが悔やまれる。パートナーに出せる指示系統が増えたことで連携プレイが大きく変わるなど、戦略的な幅が広がったのは間違いないだろう。これまた発売が待ち遠しいかぎり。
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ブースの中に展示された『FALLOUT: NEW VEGAS』のガジェット! とにかくデカイんですよ!
 『HUNTED』は、実は事前に知らなかったタイトルなのだが、これがプレイアブルを体験すると凄まじく面白いファンタジーアクションであることを思い知らされた。2人プレイが基本で、遠距離の弓と近距離の剣攻撃で敵を倒すのだが、弓攻撃のアングルは『ギアーズ・オブ・ウォー』みたいなTPSで撃ち易く、氷結効果属性の弓で敵を凍らせて、もう1人が剣で破壊するという連携プレイが面白すぎるのである。もちろん2人がかりで登ったり、謎解きがあったり、途中のポイントで役割を交替できるなど遊べる要素は満載の模様で、オンライン協力プレイなども含めて発売が楽しみなタイトルと大人の笑顔で断言しておきたい。

 『QUAKE』シリーズを彷彿とさせるハイスピードな展開が売りの『BRINK』は、オンライン対戦を目的としたFPS。死んでも殺しても終わりのない戦いが続くのだが、特徴的なのステージデザインである。『QUAKE』のように暗くて閉鎖的な空間だけではなく、晴天の屋外もあれば下水道のような場所もある、イメージ的には『ミラーズ・エッジ』のような非常に明るい画面作りに似ているので、やはり新しいタイプのFPSに属するタイトルと考えて良いだろう。オンラインでの殺し合いが心底好きな人(筆者含む)にオススメですが、いささか展開が早すぎるのでニュータイプ向け。動体視力の落ちているオッサンには少々ツラいかも。

 そして『RAGE』である。クローズドシアターで、上映時間約25分、参加できるのはメディア1社につき1名までという制限付きで公開された映像は、まさしくそれは未来のビデオゲームの姿だった! あまりにもリアルな敵の挙動、会話における動きやNPCの無意味な動作(頭を掻く、ヒゲをむしるなど)による人間味の倍加、オープンワールドで作り込まれた緻密なマップなどなど、『フォールアウト』シリーズの世界観を更に掘り下げて進化させた感じというか、これが発売されたらマジでスゲエな! と思うしかない圧倒的な映像の数々。朽ち果てた高層ビルと瓦礫の山の中での戦闘中、地響きと共にビルよりもデカイ敵が出現したのにはマジでチビりそうになったぜ!(アメリカンな臆病風)。ブース内で振る舞われたタコス弁当を喰らいつつ、全ての新作ゲームを楽しませていただき、ゼニマックスアジアの高橋徹氏と平岡女史に敬礼!
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マジで凄かった『RAGE』。FPSの底力を見せつけられました!
 最後にマスク・ド・UH的に最も驚いたタイトルを紹介してE3会場レポート第2弾を締めくくろう。そのタイトルは強豪ひしめくWESTホールの角に出展されていたCRAVE GAMESのブースに鎮座していた。CRAVEといえば北米のD3パブリッシャーというか、控えめな表現で言うならイージーなゲームを連発しているパブリッシャー。2年前のロス取材時には、CRAVE GAMES制作・全米ライフル協会公認(この組織が何であるか知らない人は、今すぐマイケル・ムーアの映画を観よう!)による驚異のFPS『GUN CLUB』(PS2)を衝動買いしてしまい、ひたすらシューティングレンジで空き缶とか皿とか撃ちまくる内容に愕然とした記憶がある。そんなCRAVEの最新タイトルは……!
 あのリアリティ番組のゲームに驚きの続編登場! というワケで、アノ伝説のカニ漁RTSゲーム『DEADLIEST CACTH - SEA OF CHAOS』である! 前作よりもアクションやシネマティックな演出を追加し、よりゲームらしくなった!(ようなことをオペレーターが言っていた)そうです。もちろん筆者は懲りずにまた遊ぶのだろうが、プレイアブルデモは意外と盛況だった。ちなみにCRAVEでは、今後リアリティ番組のゲーム化を推進する傾向のようで、同ブースでは『MAN VS. WILD』のゲーム化も同時発表してプレイアブルを展示、ボウリング選手権番組『Brunswick PRO BOWL』なんてのもあった。この調子で他の番組もゲーム化してほしいなぁ……でもこの勢いだとシー・シェパードのゲームも作っちゃいそう。それはそれで研究のためにプレイするとは思うが。
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リアリティ蟹工船番組が再びゲーム化! 続編ではなく完全新作だそうですよ!
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あの『MAN VS. WILD』もゲームになった!『アンチャーテッド』みたいな感じ?
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地味なメーカーながら頑張っていたCRAVEには筆者が敢闘賞を与えたい。
 以上がE3 2010においてマスク・ド・UH的にフックしたタイトルのあらましである。他にも細かくあったような気がするが(KONAMI USAの『SAW II』は驚いたけどね)、ビッグタイトルは他のレポーターが押さえているので無問題。それよりも今は亡きKENTIA HALLの残像を探すことに苦心させられた。あの集いの場は無くなってしまったが、ブースが完全に無くなったワケではなく、WESTやSOUTHといった大ホールの隅っこの余りブースみたいな小規模スペースには、かつてのKENTIAを彷彿とさせる中小企業が『塊魂』のごとく寄せ集められていたりする。そこで見つけたステキなブツ(既にローリング内沢氏、筆者のTWITTERなど複数のレポーターが報告済みではあるが)についても少々補足しておきたい。
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KONAMIブースにて、さりげなく出展されていた『SAW II』のプレイアブルデモ。遊んでいる女子はもちろん白人娘です。
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アメリカだからといって意匠が統一されているとは限らない。怪しいアジアの怪しいグッズが大量出展されるのもE3の魅力
 筆者が足を止めたのは、"MUSIC SKINS"というブランド。コンソールにはデコレーション用ステッカーが不可欠! ということで、様々なコンソールに対応したサイズのステッカーの販売を手掛けており、展示されていたのはPS3本体(ただし旧型)にピッタリ合わせて作られたPINK FLOYDのステッカー! ROCKBAND用のフェンダーギタコンには銃をあしらったデザインやKISS地獄のロックンロール!など欧米人センス炸裂のマーチャンダイズを展開(もちろんオフィシャル)、iPhoneやiPod用のステッカーや保護ケースも多かった。http://www.musicskins.com/に今すぐアクセスだ!
 ゲームマシンを持ち運ぶための収納ケースのメーカーでは、小型化された360が発表されていたにも関わらず。旧360本体およびコントローラー、バッテリーを楽々収納&持ち運べるうえに液晶ディスプレイまで内蔵したボストンバックを新製品として堂々発表していたのを目撃した時には、思わず飲んでいたマウンテン・デューを吹いてしまった。
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PINK FLOYD!!!!!!!!! コレはコンソールのイメージに合ったデザイン
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RB専用ギタコンにもステッカーが登場! これは是非欲しいね!
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どこでも360プレイセットは見るからに重そうなカバン。ディスプレイ付きはうれしい反面、消費電力が非常に気になる。
 そしてお待ちかねが、アジア(特に台湾や香港)の濃厚な湿気と臭気を感じさせる暗黒ハードの展示。今年はファミコン、スーパーファミコンに加えて、なんとメガドライブまでもが起動できる3 IN 1なコンパチマシンが展示されており、その場で予約を受け付けていた。正直筆者も予約の列に加わりそうになったが、冷静に考えてみれば15年前の発売ならメガヒットしたかも知れないが、今は2010年。セガと任天堂の国境線を突破したのは評価に値するが、いかんせん遅刻である。
さすがに今はいらないけど、32XやメガCDまで起動するんだったら買ってもいい(しまった! それ聞いておけば良かった)。
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出ました暗黒コンソール! 15年前なら百万台売れたよコレ!
 かつて栄華を極めたE3。その規模が頂点に達していた'03年〜'06年と比較すると、どうしても今年はスケールダウン感は否めないのも事実だが、やはり実際に現地に赴かなければ感じ取れない空気がある。これほどの規模のゲームショーは地球上では年3箇所しか開催されない。アメリカのE3、ドイツのGC、そして東京ゲームショーに人が集まるのも、やはりステキなサムシング(BYサトー無線)を求めてことである。今年は事前の目玉だったROCKSTAR GAMESが突然出展を見合わせるなど、取材に行くまで不安材料も多かったが、ショー自体は相変わらずのエンタメ国家ぶりで楽しませてもらいましたね。筆者のレポートの詳細は弊社刊『ファミ通wave DVD』のE3スペシャル増刊号に執筆しまくる予定なので、そちらのチェックもよろしく。
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『デッドライジング2』にて。ブース前に設置された生け捕りゾンビと記念撮影コーナー。こういうケレン味はTGSにも是非導入してほしいところ。
 さて、E3のレポートは終わり、ファミ通スタッフも全員帰国したが、じつはまだ筆者はL.A.にいるのです(出典:つげ義春『李さん一家』)。もちろんカルフォルニア・ライフを自腹で満喫するためさ! つうわけで次回更新はE3レポート最終篇として「マスク・ド・UHのウエッサイ買い物紀行」を現在絶賛執筆&ブツ撮り中! 2年前に行ったマニア系ゲームショップが2店舗も閉鎖! 滞在中に目撃した交通事故は8回(うち1回はデスプルーフ並みの大クラッシュ)、1日2回通う中古レコード屋の前の横断歩道を娘と渡るオジー・オズボーンを目撃! IN & OUTのチーズバーガーとチリチーズフライのコンボは最強! 果たして帰国する気はあるのか? 不安全開の担当編集者のメールも無視するカルフォルニアLOVE! しかしメシがマズい! モーテルの壁が薄い! フリーズドライの豚汁にも飽きた! やっぱりもう日本に帰ります! 更新はそれからだ!!!!!!!!
UH
会場前の喫煙スペースで歩き疲れて一服中。左より田中剛氏、カミカゼ長田氏、そして筆者(撮影は偶然通りかかったポルノ鈴木)。ホテルに帰って昼寝をすべきか議題に10分ほどミーティング。その後、昼寝を選択して解散となる。

投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|14:20

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MAD GAMER PRESENTS REPORT OF THE EXTREME ENTERTAINMENT EXPO !! - Part 1

2010/06/18 (金曜日)

E3 2010!!!!!!!!!

 というワケで、はるばるL.A.まで取材に来ております! 目玉の発表に関しては既に日本でも報道済みかと思うので、3DSとか、小型化360とか、そういう情報は別項を参照してもらって、やはりMAD GAMERブログらしいタイトルをピックしてこそのレポートにしなくてはならない。ならば自分が投宿しているハリウッドでは名うての安モーテルにおいて、連日勃発する天然の珍事などは後回しにして、まずはE3レポート前半戦ということで1日〜2日目を回った結果、MAD GAMER的に美味しい洋ゲータイトルを駆け足でご紹介! もちろん個々のタイトルの詳細も帰国後にファミ通関連媒体で執筆しますんで、そちらもよろしく!(以下、写真撮影もマスク・ド・UH/素人撮影なのは勘弁な!)

 今年のE3を一通り見て、まず筆者が感じたのは"原点回帰"。一時期は戦争を題材にしたゲームや、大作タイトルの続編が目立っていたのに対し、今回は旧作のアレンジやリメイクが多かったというのが第一印象でしたねぇ。「かつての名作が最新技術で甦る!」って感じですか。それを決定づけたのが、すでに一部から熱い視線を浴びている『MORTAL KOMBAT』でしょう!
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 『MK vs, DCU』リリース直後のMIDWAY解体騒動。その後はサッパリ音沙汰なかったシリーズが遂に再始動! リリースは映画会社ワーナー・ブラザースが母体のWARNER GAMESだ! 今回は残念ながら映像出展のみだったが、ゲームは初代MKの物語を完全に踏襲する形で、格闘とアドベンチャーパートで構成されたスタイルに見受けられる。ノリは『MORTAL KOMBAT: SHAOLIN MONKS』に近いのだろうが、メインはやっぱり格闘戦。どちらかというと『ソウルキャリバー』や『鉄拳』シリーズに寄ったスタイルの3D進化を遂げていたMKシリーズだが、今回は『ストIV』を彷彿とさせる派手な演出が売りの"2D風味の強い3D格闘"に一新された感じ。恒例のフェイタリティも盛り沢山らしく、1人で興奮していた。改めて映画化される話も含め、久々にモータリアンを唸らせる展開が待っていそうで喜ばしい限りである。
MK
モータリアン震撼! 巨大オブジェが目立つクローズドシアターで、来場者をブチのめす完全新作『MORTAL KOMBAT』のブース。

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 次はバンダイナムコブースに直行して『Splatterhouse』のデモプレイ! それはもう何というか、山野一先生の傑作漫画『四丁目の夕日』風に例えるなら「ぐっちゃんぐっちゃんだったんだろ?」って感じの一言に尽きる。スプラッター、すなわち"飛び散る"という言葉をゲームで具現化したら、こうなるんだろう。画面からもヌチャヌチャとした血糊の粘り気と臭気が伝わってくる。しかし『Splatterhouse』を見て思ったのだが、『MAD WORLD』にも云えることだけど、なんでまたバイオレンスの極北を追求するようなゲームに限って日本から生まれるケースが多いのだろう。本来バイオレンスに寛容であるべき洋ゲーでも、ここまで"ぐっちゃんぐっちゃん"なゲームは、そうそう生まれない。例外的に『MANHUNT』があるぐらいで、過剰な流血を伴うゲームに日本産が多いのは面白い現実だ。『DEAD RISING2』もまた然りの話で、残虐アクションゲームというジャンルの未来は、日本が握っているのかもしれない。


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生まれ変わったホッケーマスクのタフガイ、リック様のオブジェ。身長2m以上の筋骨隆々の肉体に付着した血飛沫がイカす!

 MAD GAMER注目のゲームといえば、やっぱりKONAMIの『LUCHA LIBRE - HEROES DEL RINGS』だろう。アメリカで生まれた開拓民のためのショー的スポーツ、プロレスリングがメキシコに輸出されて現地アズテカの神々及び土着信仰と融合を果たし、独特の格闘スポーツ"ルチャリブレ"。スペイン人の制圧からへの抵抗という壮大なテーマが込められたルチャリブレの戦いは従来のプロレスとは全く別ものである、それでいて固定ファンを掴むガチンコなジャンルへ変貌を遂げてから、それが冠としてゲーム化されるのは、その長い歴史の中で今回が初であることは間違いない。会場では協賛の老舗ルチャリブレ団体AAA(トリプレア)が連日熱い試合を繰り広げており、その光景は、まさしくプロレスの実演販売! 思えば過去にも真FMWが今は亡きKENTIAホールで試合を繰り広げていたのを皮切りに、『バックヤード・レスリング』発表時は大日本プロレスの常連バカ外人MADMAN PONDが、やはりE3会場特設リングに登場してハードコアデスマッチを披露するなど、ここはやたらとプロレスとの距離が近い場所である。そういえば会場に隣接するスポーツコロシアム"ステップル・センター"はWWEの試合も行われる名所。このカルチャーの一体感がカルフォルニアの良いところではないか。
 ゲームはプロレスゲーム特有の"3すくみ"システムに加えて、すぐトップロープなどに登れてルチャ独特の空中技を喰らわせられるあたりが非常にオツである。惜しむべくはルチャ人気やAAAの認知不足(団体としての来日興行は少ない)あたりが要因で、日本版ローカライズは難しそうな予感。でも海外版遊ぶから関係ねぇっす!
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AAAミゼット級の試合が白熱!
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デモプレイは2人対戦モードを楽しめた。動きは割とスピーディーな印象

 SQUEA ENIXブースでは今年のイチ押し『ケイン&リンチ2:DOG DAYS』のプレイアブルデモを設置。怪しげなネオンの光に包まれた特設の小屋(?)の中で、名物のオンライン協力プレイ"フラジール・アライアンス"を実際にプレイすることができた。相変わらず撃ちまくりが基本のバイオレンスTPSだが、全体的に『バイオハザード5』っぽいというか、視点が改善されてプレイが快適になってるのは間違いない。本編におけるリンチとの協力プレイがどうなることやら、非常に期待が持てます。そういえば、会場の周辺を『ケイン&リンチ2:DOG DAYS』仕様にペイントされた人力車が何台もウロウロしていて、粋なプロモーションだと後で乗って記念写真でも、なんて考えてたら早々に撤収していやがり、乗れずじまい。残念!
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スクエニブース内の特設コーナーとなっている『ケイン&リンチ2:DOG DAYS』。写真では小さく見えるが、実際は結構でかい。
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小屋の中はこんな感じ。ネオンの光がゲームのコンセプトを表現。ハタから見ると大層怪しい。

 Ubisoftのブースでは話題の『ASSASSIN CREED BROTHERHOOD』や『GHOST RECON』などに人気が集まっていたが、MAD GAMERが目を付けていたのはシリーズ最新作となる『DRIVER - SAN FRANCISCO』。前作『パラレルラインズ』から数えると実に5年ぶりの登場となるわけだが、今回はやはり"原点回帰"をキーワードにしているとデモンストレーションで話を伺った。つまりPS1時代にリリースされた初代『ドライバー』のコンセプトに立ち返ろうというのである。こっちもちょうど須田剛一氏との連載"AIRPORT 51"における「オープンワールドの現在」編で『ドライバー』シリーズの話をして、ついでにプレイもしたばかり。ゲームはサンフランシスコのマップを忠実に再現し、マップ内にミッションとして数え切れないほどのドラマが同時進行している。その中の、どのミッション、どのクルマを選ぼうとプレイヤーの自由であり、同時にあらゆるクルマを乗りこなすテクニックも要求されるのだ。自分の運転するクルマから、マップにシームレスで移行して対向車戦のイカすクルマを選び、瞬時に"乗り換える"のである。ここは文章で説明するには限界があるが、とにかくあらゆるクルマに瞬時に乗り換えられる。そこが本当にすごいのだ。これは日本版ローカライズも含めて、大いに期待できますね!
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ドライバーのプレイアブルデモのレクチャーをされてる筆者。この後、一瞬だがプレイさせてくれた。超面白れ〜よ!

 まぁ、前半戦のレポートはこのぐらいにしておこう。ロスくんだりまで来て残念なことといえば、毎年怪しいアジアの怪しい香りを濃厚に放っていた"E3の真の姿"とまで呼ばれていた暗黒のエリア"KENTIA HALL"が見事に無くなっていた事実。単に無くなって他の何かになっていたならともかく、駐車場に成り下がっていたのを見た時には哀しくなった。アメリカ合衆国は、いま確実に不景気のドン底である。円高の国から来た俺が言うんだから間違いない。
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あのKENTIA HALLは今……
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駐車場になっちまった……

 明日は衝撃再び阿鼻叫喚地獄な『DEAD SPACE 2』のデモシアター鑑賞、遂にプレイアブルを体験した『FALLOUT: NEW VEGAS』、音ゲー市場にルーキータイトル殴り込み!的な『GIGS』、あのドキュメンタリー番組のゲームの続編まさかの発表! などなど盛り沢山な内容でお届けします! 更新はすぐだ! 刮目して待て!

投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|17:47

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