STREETS OF LONDON !!!!
今回のブログレポートは、ANTI NOWHERE LEAGUEがロンドンの路上にタムロする若きPUNXたちの青春を歌った名曲『STREETS OF LONDON』をBGMにすると臨場感倍増です。たぶん。
さてさて、先週は週刊ファミ通本誌連載『AIRPORT 51』が、相方の須田剛一兄貴によるピッツバーグ講演編のシメだったので、ロンドン編のブログ連動はお休みさせていただきましたが、今週からが本番です! 本誌連載ではロンドンのゲームショップ事情について語り始めたばかりだけど、こちらのブログではゲームショップ以外の事情についてのコボレ話にヨゴレ話などを挟んでタップリと書き飛ばしていきたい。
まず筆者が今回ロンドンに最も期待をしていた買い物について。別にロンドンに限った話ではないが、歴史と伝統を重んじる英国ならびにヨーロッパ各国では、古いモノに対する保存価値が、アメリカとは比較にならないほど重要視されている。中でも顕著なのが"古本"で、日本でも古書店巡りを趣味とする筆者にとって、まさにイギリスは国全体が巨大な古本屋! しかも保存状態が驚異的に良好でプレミア価格もそこそこなので、筆者のような古書に目がないマニアにとっては天国のようなお国柄である。もちろん店によって差はあるし、同じ本でも値段が違うなんてことはザラだから目利き能力も求められるが、基本は日本で買い物する感覚と同じ。フリマでボッタクリ価格で売りつけられることもあれば、ロンドン中心部の超高そうな古書店で、お値打ち価格の掘り出し物に出会うこともある。
| ▲大英博物館の向かいにある古銭屋。店構えに伝統を感じる。大英博物館の近辺は古書店やアンティーク店が数多く軒を連ねているので、散策&散在にはうってつけの場所なのだ。 |
なかでも特にお値打ちだったのが、ホラーコミックの老舗ブランドWARREN COMICが1970年代から80年代にかけて出版していたSFホラーコミック・シリーズ『EERIE』と『CREEPY』の初期バックナンバー、しかもメチャメチャ美品を発見したこと。しかも価格は全て1冊10ポンド以下(約1500円)と、アメリカのe-Bayだったらまずあり得ない値で売られていたのだから驚かずにはいられない。もちろん全部買った。つうか、買うしかないでしょ!!!! しかもアメリカと違って古書店が多く軒を連ねており、神田神保町を彷彿とさせる古書店街もある。そういう場所は有名な観光スポットの近所にあるものの、ガイドブックなどには紹介されてないので地道に足で探す必要があるし、フラフラさまよっていたらチョイ危ない地域に足を踏み入れてしまうが、それはそれで旅の醍醐味というもの。
| ▲魅惑的なロンドンの中華街SOHOの夜景。ただし、ここに写っている中華料理店の多くは不味くて高い。 |
古本以外も奮っている。写真集や映画のポスターブックなどは、日本で購入したら定価の3倍は当たり前のようにするのだが、ロンドンでは本屋が本を買い取り、一定期間内に在庫が捌けないとガンガン値下げをするので、タイミングが合えば超底値でゲットできるのが魅力。日本で買ったら1冊で1万円の大台に届きそうなアートブックが数千円になってたりするんだから、これは全部買う。買うしかない!そんな調子で連日本屋にばかり出入りしていたら、あっという間に数十冊の書籍が投宿しているホテル自室の本棚を占領。重量から見ても手持ちで帰国するのは不可能なので別送品にしたが、その送料をプラスして考えると結果的に日本で買っても大差なかったかも……でも、買うんだよ!
| ▲ホテル自室の棚を占領する戦利品の数々。これでも日程的には前半戦の収穫。最終的には段ボール箱2つの大荷物となってしまった。 |
とりあえず買ったもの全部を紹介するのは無理なので、ごくごく一部を写真で紹介したが、実際はこの5倍は買っている。もちろん買うのは古本や洋書だけではない。映画好き(一般的な映画好きとかマニアという観点からすると、まるでズレているが)を自負する筆者としては、かの地のDVDも購入する気満々。もちろん再生方式が違うのでPAL版対応のプレイヤーが必要だが、そんなものはとっくに所有しているので、何を買ってもノー問題。問題は何を買うか、だ。
やはり英国といえば音楽なので、ロック系のライブDVDやらプライベート版(海賊版ともいう)は即買い必至。XTCの初期ライブDVDや全盛期の2 TONE SKAとTHE SPECIALSのライブDVDなどというシロモノは、まさにロンドンならではの買い物。さらに北米ではDVD未発売の映画や、ヨーロッパ周辺各国のB級映画などは、やはり現地でないと買えない。ゲームショップ巡りの合間に、こういった趣味の店を発見したり、店員に聞いて教えてもらったりするのも旅の醍醐味であり、それ無くしては旅とはいえないのだった。
次回更新ではロンドンで再燃中の意外なジャンルや、本誌ではフォローしきれなかったゲーム事情の真実について触れてみたい。でもそのネタばかりでもつまらないので、合間に新作洋ゲーインプレッションも挟んでいくつもり。よろしくです!
STREETS OF LONDON !!!!!!!!