ファミ通.com

ファミ通媒体メニュー



« これがRockゲームの最高峰だ! 『The Beatles: Rock Band』 | DIARY OF A MAD GAMERのホーム | Mask de LONDON Tour 2009 :EPSODE 1 »

Mask de LONDON Tour 2009 :EPISODE 0

2009/11/05 (木曜日)

LONDON CALLING !!

 ひさしぶりの更新になってしまったMAD GAMER BLOG。皆さんいかがお過ごしだったでしょうか? 更新が遅かった理由は前回ご説明していた通り、筆者は大英帝国の首都ロンドンに2週間ほどプチ亡命(観光ともいう)していたから。日頃から一生懸命働き、貯めた小銭で海外旅行というのが筆者の人生における最大の趣味なのだが、基本的に物価の高いヨーロッパは経済事情を鑑みても敬遠しがちだったのも事実。しかし、おりからの世界不況のおかげで今現在は空前のポンド安となっており、いま行かねば次いつ行くのよ!ってぐらいのチャンスだったのだ。そして、アメリカの洋ゲー事情には、それなりに精通しているつもりの筆者が、今回のロンドン視察(観光ともいう)で得た現地におけるゲームソフトの人気、動向は、世界のゲーム市場を語るうえで欠かせない生きた情報であり、そこで得たものは非常に大きかったといえるだろう。  その詳細は、週刊ファミ通連載AIRPORT 51において順次レポートしていく(編注:旅行トークは11月12日売りの週刊ファミ通からスタート!)ので、本ブログ愛読者は是非ともそちらを読んでほしい。そこで書ききれなかった細かな情報や、どうでもいい与太話などは、順次こちらのブログに執筆する次第。
sin

dk_on_white_background
以下、パッケージ以外の画像はPC版のものです。
 さて、ロンドンゲーム事情に突入する前に、知られざるヨーロッパのビデオゲーム市場を象徴するようなタイトルを、現地でゲットしたので紹介しておきたい。
 そのタイトルは『DIABOLIK THE ORIGINAL SIN』。なんとイタリアオリジナルのDSソフトである。これはロンドン郊外にある小規模なゲームチェーン店にて購入した新作タイトルで、しかも輸入版であるため他のソフトよりも高額だったというシロモノ。そしてこのゲームの一体なにが凄いかといえば、ゲームの主人公であるDIABOLIKのこと。DIABOLIKは簡潔に説明するならイタリア版のルパン三世。怪盗DIABOLIKはクールでセクシーなコミックのキャラクターとして30年以上前から愛されており、そのクールなキャラ設定はゴルゴ13にも通じるアダルトな存在。有名ブランドD&Gも昨年のコレクションでDIABOLIKとのコラボレートアイテムファッションを発表するなど、イタリアおよび欧州諸国では、ちょっとしたDIABOLIKブームみたいなもんが発生していたのだが、なにせ遠い国の話なので日本には残念ながら、ほとんど伝わってきていなかったりする。
Diabolik_2007-02_02
DK_19
 ちなみにDIABOLIKは1966年に実写映画化もされている。監督はイタリア映画界を代表する職人監督マリオ・バーヴァで、製作は超大物プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスという豪華メンツ! 日本版のDVDとかは残念ながら未発売だが、その奇想天外な面白さとバカバカしさは一見の価値アリ(なにせBEASTIE BOYS のプロモーションビデオ『BODY MOVIN'』の元ネタになったぐらい)。
 そんなイタリアの国民的ヒーロー、DIABOLIKのゲームなんて日本じゃなかなか手に入らない。この1本をゲットできただけでも長時間エコノミーシートで苦痛をガマンした甲斐があるってものです。
Diabolik_2007-02_22
diabolik_1106_06
diabolik_1106_05
 ちなみにこのDS版DIABOLIKのゲーム。ミニゲームとアドベンチャーが合体したような内容なのだが、クォリティ的には、まだまだ色々研究の余地ある仕上がり。なにしろイタリアはまだゲーム文化の歴史が浅く、イギリスやアメリカなどと比較すると流通の面でも開発の面でも周辺諸国に比べて大幅に遅れをとっているらしい。つまり、これから爆発的な市場を生む可能性を秘めた国ともいえ、ドイツやフランスといったオタクと親和性の高い国に並んで、今後はゲーム市場の台風の目に成長する可能性すら否定できないことが、今回ディグった(掘り出した)DIABOLIKのゲーム1本から、その背景を考察することができるのである。
diabolik_1106_01
diabolik_1106_07
Diabolik_2007-02_09
 他にもロンドンには独自のゲーム文化が発展しており、多様性の面では北米に引けをとらない内容ながら、それとは全く正反対の部分や、日本の市場に酷似した部分があってエキサイティングだったと断言してもよい。  今回はまだ帰国報告の段階。次回より週刊の連載とも連動して、知られざるUKゲーム事情についてタップリ解説しちゃいます。乞うご期待!

投稿者 マスク・ド・UH : 2009年11月05日 00:47

ソーシャルブックマーク

はてなブックマークに追加 ライブドアクリップに追加 Yahoo!ブックマークに登録