LONDON IS BURNING !!
今週の週刊ファミ通連載のAIRPORT51は読んでくれたかな? ピッツバーグの大学にて日本のビデオゲームについて熱弁を奮ってきた須田剛一兄貴と、それとは全く正反対に単なる遊びでロンドンに旅立ったマスク・ド・UHが、お互いの見聞について語り合う洋行レポート編がスタート! しかし今週号の時点では、須田剛一兄貴が先行で、ピッツバーグが如何にクソ寒い土地だったかなどを語っているため、連動企画である本ブログが先んじてロンドン事情を書いてしまうのはマズいと判断。お茶を濁すようで恐縮だが、とりあえずロンドンにまつわる他の洋ゲーの話でもしておきたい。
まずロンドン、いや英国と聞いて思い出す洋ゲーは、やはりなんといっても『グランド・セフト・オート』! なぜGTAがロンドンなのか知らない人に説明しておくと、開発元であるロックスター・ゲームスのスタジオROCKSTAR NORTHの所在地は、実はスコットランドであり、インターナショナル部門を統括しているのはロンドンだったりする。ロックスターの本社はニューヨークのブロードウェイに構えているが、そこはあくまでビジネスの拠点。開発スタジオなどはサンディエゴ、バンクーバー、トロント、そしてスコットランドと、世界中に散らばっていたりする。
そんなワールドワイドなロックスター・ゲームスの最新作といえば、10月末にXbox360で配信が開始されたばかりの『GTAIV』追加シナリオ『THE BALLAD OF GAY TONY』である。前回の追加シナリオ『THE LOST AND DAMNED』は、GTAIV本編のストーリーにも密接に絡んでいたリバティ・シティの暴走族THE LOSTの副総長ジョニーと仲間たちの物語だったが、果たして今回の主人公はどんなヤローなのか?
前回の下町を拠点に暴れ回るバイカー集団とはうって変わって、今回の主役はドミニカ出身の移民青年であるルイス・ロペス。ルックスはバイカー集団と比べると地味だが、彼氏のライフスタイルは豪華絢爛でハイソサエティー! ルイスはリバティー・シティでゲイ向けのクラブを経営するトニー・プリンスの元で働いているので、仕事の基本はナイトライフ。ディスコにシャンパン、クラブサウンドにダンスダンスな毎日を過ごす姿は、復讐に燃えるニコ・ベリックとも、暴走とドラッグに明け暮れるジョニーとも違うヤッピー感全開の世界観。だが、それもまたリバティー・シティのモデルとなったニューヨークという摩天楼都市が見せる顔の1つなのだ。
GTAシリーズの基本概念である「成り上がり」の物語だが、今回は成り上がった先にある世界を楽しませてくれる。そういう意味では、かなり画期的かつ異色の物語といえるだろう。
新たなストーリーに新たな主人公とくれば、気になるのは新着のアイテム(クルマ、武器、道具などなど)だろう。もちろん大量に追加されているのだが、中でも注目なのがパラシュート! アイテムとして登場するのは『GTAサンアンドレアス』以来だが、ハイデフに生まれ変わったリバティー・シティの摩天楼を滑空する様は格別であり、着地するまで細かく操作できるので意味のなく何度も飛び降りたくなること間違いない。
さらに新登場となる武装ヘリコプターを使ったミッションも充実しており、筆者とてまだ始めたばかりだが、寝食を忘れて没頭中。またリバティー・シティにプチ亡命する日々が始まってしまったことを日々実感している。つうか、寝れね〜よ! 寝不足だよ! これから出版業界は地獄の年末進行(クリスマスと正月のせいで、ほぼ全ての締め切りが2週間前倒しになる)なのに、ど〜してくれんの? と、ゲームのせいにしていても始まらない。オレにできることは、1日も早くクリアーすることだけだ!
ちなみに今回はDLCだけでなく、THE LOST AND DAMNEDを同梱したパッケージ版も発売されており、北米アカウントを持っていない我々日本人でもアジア版ソフトさえゲットしてしまえば遊べるという親切仕様。『THE BALLAD OF GAY TONY』の日本版リリースは現時点で未定だが、気の早い洋ゲー野郎ならば先んじて遊ぶべきと、ゲイっぽい笑顔で断言しておきたい。
ロンドンの話とは直接関係ない話題になってしまったが、こんなゲームが実際に開発されている大英帝国に敬意を表するという意味で執筆させていただいた。次回の更新ではロンドン話に戻したいと思っているが、それは須田剛一兄貴のピッツバーグ話が、どこまで続くかにもよるので、詳細は未定ということでヨロシク!