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とりあえず50centはヤバいデショ!〜『50cent:Blood on the sand』

2009/04/15 (水曜日)

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 GANGSTA FIRE !!!!!!  親愛なる本ブログの読者諸兄ならば、50CENTというラッパーの存在を当然知っていると思う。何? 知らない? そういう人もいるやもしれんので、軽く解説しておこう。まず名前の読み方は「フィフティー・セント」。「ゴジュウセント」なんて呼んではいけないが、いちいちフィフティーというのも面倒なので、筆者は最近「セントくん」と呼んでいるけど、元ネタが本人にバレたら射殺されそうなので、ここでは素直に50CENTと表記しておく。

 50CENTは1975年アメリカ合衆国はニューヨークのクィーンズ地区出身のラッパー。母親は麻薬密売人で父親は不明。さらに50CENTが8歳の時に母親は何者かに殺害され、以降50CENT本人もワル街道をまっしぐら。12歳のころにはクィーンズ地区では知らぬ者はいないほどのギャングスタ麻薬密売人として名を馳せるのだが、ハタチまで生き残れればビッグボスというぐらい命の値段が安いギャングスタの世界。50CENTも友人から、

「オメーもYO、こんなことばっかやってちゃYO、早死にするぜメーン」

と言われたかどうかは定かでないが、とにかくダチの紹介でRUN DMCのメンバーであるジャム・マスター・ジェイを紹介されてラッパーとしての第二の人生を歩み出し、修行してシングルを何枚か発表したが、その矢先に自宅前にて何者かにドライブバイ襲撃されて、頭部を含む全身に8発の銃弾を浴びて瀕死の重傷を負ってしまう。三途のリバーを渡りかけた50CENTは奇跡的に一命をとりとめるも、アルバムは発売中止になり、暗殺が予想される要注意人物として警察からもマークされてしまう。そこで単身カナダに渡り、リハビリとレコーディング活動を地道に続けたところ、それを知ったEMINEMに才能を見出されて復活。心身ともにカムバックを果たすのだった。

 これがラッパー、50CENTの半生(といってもまだ30歳すぎ)である。

 そして今回のブログは、そんな50CENTのバイオレントな魅力が必要以上にタップリ詰まったTPSガンアクション『50cent:Blood on the sand』の海外版レビューなのだ。いや、このゲーム、よくあるタレントのポリゴン主演によるキャラゲーとはひと味もふた味も違う完成度を誇っているのですよ!
 そもそもこのゲーム。実は2005年にプレイステーション2/XBOXでリリースされた50CENT初主演のアクションゲーム『50cent:Bullet Proof』というタイトルの続編に当たる作品。『50cent:Bullet Proof』は残念ながら日本未発売(まぁ、いつものことですけど)なのだが、北米では100万本の大ヒットとなっており、今回の続編は次世代機ということもあり、キャラゲーに厳しい海外レビューサイトでも高得点を叩き出しているのだ。

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 『50cent:Blood on the sand』のストーリーは、中東(!)で初のライブコンサートを成功させた50CENTが、ギャラで貰うはずだった「黄金ドクロ像」を巡る争いに巻き込まれ、そのまま現地で強盗団やテロリスト相手に大銃撃戦を展開するというもの。ゲームとはいえ、すごい内容である。仮にも実在するミュージシャンがですよ、わざわざ中東に出かけて、そこで現地の人間と死闘を演じるって一体……。アメリカのショウビズ業界ってホント自由で素晴らしい。映画も音楽もゲームも全部地続きでつながってるんですなぁ。

 ゲームデザインは洋ゲーらしく非常に単純明快極まりない。とにかく「ワラワラと出現する敵を倒す」だけなのだが、その倒し方に工夫がある。用意された銃火器には特殊能力が付加されており、アクションゲージが溜まると当たれば一撃必殺の攻撃が発動。さらに画面を一定時間スローにする特殊ムーブである「ギャングスタ・ファイア」で画面内の敵を一掃することも可能。それだけではなく、至近距離の敵相手には格闘術である「カウンターキル」を使えば、画面に表示されるボタンをタイミングよく押すことで、ド派手なアクションでキッチリ葬ってくれるから50CENTは最高だ。銃やカウンターキル用の技は、ステージ終了時のスコアで新規に購入できるのだが、オススメなのはナイフを使った「シリアルキラー」という技。相手を殴って蹴って、最後はナイフをブスリと突き刺す殺人技を、何度も書くけど実名のミュージシャンが普通に繰り出すところが本当にすごい。
 また、ステージ内には蹴ると破壊できる「樽」とか「木箱」があって、それを豪快なモーションでキックするとマネーが宙を舞いながら50CENTに吸い込まれていく様が本当に素晴らしい。これぞギャングスタのゲームでしょ!

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 さらにビックリなのが今作から導入された新システムの「相棒」。どっかで聞いたことのあるシステムだが、ようするに50CENTが主宰するラッパーのユニットである“G-UNIT”の仲間たち3人から1人を選んで相棒としてステージを共闘するというもの。相棒は単なる援護だけでなく、1人じゃ開けない扉を一緒に蹴破ったり、2段ジャンプして高所のアイテムを取ってきたり……って、なんかに似てますね。もしかして『バイ(以下、自主規制)』。もちろんオンラインCo-opプレイも可能……って、ますます『バイ(以下、自主規制)』。
 閑話休題。
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 相棒はともかく、ゲームにはやり込み要素もタップリ盛り込まれており、ステージクリア後のご褒美には50CENTのミュージックビデオが購入できるなどファン感涙の仕掛けもある(筆者的にはスヌープ・ドッグと共演したプロモビデオ「P.I.M.P」がオススメ)。ゲームそのものもTPSシューターとして完成度が高く、収集系アイテムやらゴールドスコアを目指すために何度も遊べるように工夫されているのがポイント。これなら日本版リリースも夢じゃないので、発売された暁には是非ともセントくんの勇姿を堪能してほしい。ヒップホップ&ゲームという観点では間違ってるかもしれないが、本場で作ったゲームなんだから、これが正しい姿なんです!
 GANGSTA FIRE !!!!!!!!!!!!!!!!

投稿者 マスク・ド・UH : 2009年04月15日 13:22

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