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BULLY(ブリー)(その5)

2008/07/26 (土曜日)

 『BULLY』の魅力について5回連続で語らせてもらったが、それでもまだ書いてないことが一杯ある。『BULLY』はいうなれば、青少年に向けてソフトに仕上げられた『GTA』である。マップの広さや乗り物の数では及ばないのだが、主人公が学生という設定だけに、その世界は中規模でちょうどいいぐらいだ(それでもかなり広い)。

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 そして、ジミーの活動拠点となるのは学生寮だけではない。市街地で特定のミッションをクリアするとセーブポイントが増えるので、門限を気にしなくてもいいようになる。門限は23時で、それを超えると警戒レベル1になって補導されやすくなる。深夜の午前1時を過ぎると体力が消耗して2時になると強制的に気絶してしまう。翌朝8時に倒れた場所で目覚めるのだが、たいてい何か身に付けていたアイテムを紛失した状態(履いていた靴がないとか)なので、着替えなくてはいけない。紛失してもクローゼットには残っているので問題はないが、ソックス丸出しの状態でスケボーやBMXに乗りながら寮へ朝帰りの姿は相当かっこ悪い。そうなると夜更かしは恥ずかしいので、最近は1時前には就寝するように心がけるようになる。悪がきジミー、更正への第一歩である。

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 しかし門限が近いことを軽く吹き飛ばしてくれる最高の娯楽施設がブルワースの街にはある。遊園地だ。この誘惑は非常に大きい。入場チケットを買って遊園地に入場すると、そこは市街地とは裏腹にものすごいハイテンション! 街のあらゆる人たちが集まり、そこに用意された様々な遊具で遊び回っている。観覧車やジェットコースター、ゴーカートレースに射的などなど。遊園地内のゲームに勝てばチケットが貰えて、お土産屋で交換してもらえるのだが、この店がまた学生の物欲を激しく刺激するおバカ系アイテムで溢れているのだ。思わず新聞配達のバイト代を遊園地で使い切ってしまうバカ学生。しかも門限を忘れて遊びほうけて遊園地内で気絶。そのまま翌朝も裸足で遊園地内を駆け巡るほど、それはそれは楽しい場所なのである。遊園地にはミッションで必ず行くことになるので、『BULLY』を遊び始めたら必ず行ってほしい。ここに用意されたピュアな高揚感は、『GTA』シリーズとは全く違う青春ドラマの1ページのような甘酸っぱい気分にさせてくれる。

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そしてそれが『BULLY』というゲームだけが持つ魅力なのだと思う。

 自分のようないい歳の大人がキャッキャッとはしゃぎながら遊べるゲームは、そうそう滅多にはない。『BULLY』を遊ぶ前には「学生の日常をゲームにして面白いのか」という疑いの気持ちもあったが、実際遊んでみるとマジで面白いから本当に驚いた。でも最初に遊んだのは2年前にリリースされたプレイステーション2版の北米盤ソフトで、当然英語なので必死に聞き取ったり字幕を解読したりと、かなり苦労しながらプレイしていた記憶がある。それがまさかの日本版発売! 完全日本語字幕によってミッションのチュートリアルやヒントもバッチリ理解でき、しかも画質が大幅に向上して追加要素も加わっているXbox 360版も同時リリースされるんだから最高だ。

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 アメリカ東海岸の全寮制学校が舞台というのは、日本には全く馴染みのない文化のため、正直受け入れられるか不安だった。しかし日本語字幕があれば話は違う。海外の人気連続テレビドラマが、日本でもそのまま放映されているご時世。『BULLY』も同じ感覚で楽しめる、しかもゲームという参加型でヤンキー生活を堪能できるのだ。

 洋ゲーを遊びたいけど、銃撃戦や激しいレースゲームとかはちょっとね……という人には『BULLY』は鉄板でオススメできるタイトルである。

 月刊ファミ通Wave DVDの8月号DVDコンテンツに掲載の「動く!AREA 51」では、9月号と2号連続で『BULLY』特集をお届け! ゲストにはKING OF STAGEの異名で知られるラップグループ、ライムスターからMC宇多丸が『BULLY』ファン代表として登場。3人でそれぞれの中学生ライフをプレイしまくっているので、そちらも是非チェックしてください!

GOOD NIGHT !!

(c)2006-2008 Rockstar Games, Inc.

・発売元:ベセスダ・ソフトワークス
・対応プラットフォーム: Xbox 360/プレイステーション2
・発売日:2008年7月24日
・価格:7140円[税込](Xbox 360版)/5040円[税込](プレイステーション2版)
・レーティング:CERO:D(17歳以上対象)
『BULLY(ブリー)』のホームページ
ファミ通.comの『BULLY(ブリー)』ニュース一覧

投稿者 マスク・ド・UH : 2008年07月26日 00:00

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