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BULLY(ブリー)(その2)

2008/07/23 (水曜日)

 ブルワース・アカデミーへようこそ! 今回もマスク・ド・UHがロックスター・ゲームスが放つ学園青春フリーダムアクションゲーム『BULLY』の魅力を語り尽くし、しゃぶり尽くし、遊び尽くす!
  
 『BULLY』編の第2回目となる今回は、ブルワース・アカデミーで学べる勉強について考察したい。ゲームの舞台は、あくまでも学園での生活が中心である。学業をおろそかにしては人間は成長できないし、それはゲームの中でも同じなのだ。

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 『BULLY』では、「英語」「美術」「体育」「技術」「科学」「写真」などの科目が1日の午前と午後に勉強できる。Xbox360版には追加要素として新たに「生物」「音楽」「数学」「地理」も登場し、さらに勉学の幅が広がった。授業は全てミニゲームとなっているのだが、それがどれも絶妙に面白い。Nintendo DSで流行している『脳トレ』のようなカジュアルゲームが、見事に落とし込んであるのだ。授業をクリアすれば主人公ジミー・ホプキンスのスキルが上昇し、生活がより豊かになる。授業に出るのは強制ではなく、プレイヤーの気分次第。ミッションを優先させると、どうしても授業に出られない場合もあるが、そこに学生生活における"1日の感覚の短さ"が表現されているのが、実はこのゲームの一番すごいポイントなのかもしれない。

「ああ〜、もう夕方になっちまった。寮に帰らないと怒られる」

 授業もミッションも満足にこなせなかった日には、ホントにこんな気分になるんだよ。もちろん優等生を目指して授業に出席しまくるのもプレイヤーの自由である。授業をクリアして得られるスキルは、何1つとして無駄がない。スキル以外にもボーナスアイテムやスペシャルコスチュームが貰えたりするあたりのシステムは「勉強しておけばイイことがある」という親の説教を思い出してしまった。特に美術の授業は、クリアすると「女生徒にモテるようになる」という素晴らしい特典がある。女生徒に花束を渡して口説きまくり、ブルワースのプレイボーイとして君臨するのも悪くない。こんな青春を過ごしたかった!

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 体育の授業に出れば新しい技を覚えるし、音楽はリズムアクションゲームの感覚を楽しめる。どれもこれもよくできているのだが、そこはやはり勉強なので、得意不得意も出てきて通知表オール5というワケにはいかなくなる。

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 そうなると自然に苦手な科目は避けるようになり、その授業の日は学校さぼって街に行ってしまうのが俺の『BULLY』生活の基本。街にも学べる機会はいくらでもあるのだ。もちろん魅惑的な遊びも、そしてミッションも!

 ブルワースはあくまでも架空の街であり、ブルワース・アカデミーもまた架空の学園である。しかしながらこのゲームの中で繰り広げられるドタバタな日常風景とドラマは、明らかに自分が過去に遭遇したことのある出来事なのだ。

 実は筆者は学生寮の経験者で、高校時代の3年間はド田舎の寮で過ごしていたが、そこでは通学ではありえない濃密な人間関係が形成されており、集団生活を通して社会の縮図を知ることができた。それは結果論で、当時はその生活がイヤでイヤでしかたなく、授業なんかサボりまくって街に遊びに行っていたもんである。

 サボるといっても金がないので、ゲーセンに行ったり、古本屋に行ったり、喫茶店でパフェでも喰って帰るのが関の山なのだが、街で不良に絡まれたり補導されそうになって逃げ回ったり、門限を過ぎてスクールバスが終わってしまい歩いて寮まで帰ったり……と、およそBULLY的なことは経験済みだったので、このゲームの世界観は非常に共感できるというか、共感しすぎてイヤな思い出までフラッシュバックしてしまうほど。

 そんな生活態度だったので勉強は赤点連発で単位も全然足らず、最後はほぼお情けで卒業させてもらったが、まさかゲームで再入学するハメになるとは思わなかったよ! 

 寮生活もゲームと大体同じで、部屋では先生に隠れてファミコンを遊びつつ上級生からの"かわいがり"から下級生の悩み相談まで何でもありの青春ヴァーリー・トゥード! プライバシーらしき概念が、まるで存在しない男子寮での生活は、最初は苦行だったけど慣れるにしたがって楽しくなったのも事実。その理由はやはり"友達"であり、人間関係の円滑するためのテクニックを覚えたからだ。

 田舎の学校だったせいか生徒のバリエーションも多種多用で、体育会系やインテリ集団、金持ちの息子連中にロック系、もちろんビーバップ的世界観全開のヤンキー軍団もいた。そういう連中と、どううまく渡りあえるかが学校生活をエンジョイする鍵だったのは間違いない。

 そしてその人間関係は、そのまま『BULLY』でも再現されている(さすがにヤンキーは登場しないが、それに近い連中はいる)。次回はゲームに登場するブルワース・アカデミー内のグループと人間関係について迫ってみたい。

GOOD NIGHT !!

(c)2006-2008 Rockstar Games, Inc.

・発売元:ベセスダ・ソフトワークス
・対応プラットフォーム: Xbox 360/プレイステーション2
・発売日:2008年7月24日
・価格:7140円[税込](Xbox 360版)/5040円[税込](プレイステーション2版)
・レーティング:CERO:D(17歳以上対象)
『BULLY(ブリー)』のホームページ
ファミ通.comの『BULLY(ブリー)』ニュース一覧

投稿者 マスク・ド・UH : 2008年07月23日 00:00

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