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ケイン&リンチ:デッドメン(その1)

2008/07/08 (火曜日)

 祝! 日本版発売決定! というわけで、悲しきオヤジのド熱い復讐劇『ケイン&リンチ:デッドメン』ですよ! まさか日本でリリースされるとは思わなくって、北米版を死ぬほどやり込んでしまったマスク・ド・UHです。皆さんいかがお過ごしでしょうか? 今週は火曜から土曜までブッ通しで『ケイン&リンチ』の魅力について語り倒したいと思います。

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 自分が『ケイン&リンチ』の存在を知ったのは確か2年前。Xbox LIVEのゲームトレイラー映像をダウンロードした時だったかな? 「あの『ヒットマン』シリーズのクリエイターが送り出す新たなるハードボイルドアクション!」的なキャッチコピーで、高層ビルをラペルで降下しながら銃撃戦を展開する危険なオヤジ2人組の勇姿を見た瞬間、「こ、こいつはヤバい! 絶対ヤバいゲームだ!」と確信したっす。もちろんその時点では全然情報がなくって、どんな内容のゲームだかサッパリわかんなかったんだけど、バディ(相棒)ものってコトだけはわかったので、どんな操作になるのか? どんなストーリーなのか? そもそもなんで主人公2人が揃いも揃ってゲーハーなのか? と疑問と期待が入り交じったまま、発売を待ち望んでいたんですわ。

 でもって昨年11月。ついに北米版が発売されて速攻で購入。自宅の360にロムをブッ込んで遊び始めたら、これがホントに硬派なゲームで、しかも実に洋ゲー味にあふれた内容。基本的には銃撃戦メインだけど、チームを操作して攻撃させたり、相棒リンチが肝心な時に役に立たなかったり、東京のステージを見て色んな意味で驚いたりと、とにかく期待通りの仕上がりでメチャメチャやり込みましたね。しかし本当にこのゲームを楽しむにはCO-OPという2人協力プレイをクリアするのが不可欠であることを知り、本気で現実社会での相棒を見つけないことには話にならなくなってしまった。そこで俺の洋ゲーソウルメイトであるGHM代表取締役にして豪腕ゲームクリエイター、須田剛一兄貴の出番です。

 とりあえず電話して「いますぐ『ケイン&リンチ』を買って、そして遊んでくれ! 詳しいことは後で話す」と伝えたところ、さすが51兄貴。ちゃんと買ってやがりましたよ。そうなると話は早いので、協力プレイモードの存在について熱く説明して、後日一緒にプレイすることになった次第です。

 須田さんとのプレイの詳細は月刊ファミ通Wave DVD 2008年7月号の映像コンテンツ「動く!AREA51」に収録されてるので、まだ見てない読者諸兄はバックナンバーを買ってください! でもって51兄貴とも話していたんですが、このゲームとにかく物語が熱い! この熱さはまさにロバート・デ・ニーロ&アル・パチーノのハリウッドニ大巨頭が主演したマイケル・マン監督のハードボイルド・アクション『ヒート』(1995年)ではないか! と盛り上がったわけです。ロサンゼルスを舞台に白昼の銀行強盗を行う犯罪組織と、彼らの逮捕に執念を燃やす刑事の物語『ヒート』には、すぐに人質を殺してしまうリンチそっくりのキャラが登場したり、銀行前で特殊部隊と激しい銃撃戦を展開したりと、ゲームとの共通点がかなり存在していて、ゲームを遊んでいるとマイケル・マンの描く男臭いアクション映画の世界に入り込んだ錯覚してしまいます。もし『ケイン&リンチ』に興味があって、なおかつ『ヒート』を未見の読者諸兄は今すぐビデオレンタル屋に走ってDVDを借りてきてくださ〜い! この映画を観賞する前にプレイするのと、観賞後にプレイするのでは、ゲームに対する没入感が全然違いますから! マジで!

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 話をゲームに戻しましょう。『ケイン&リンチ』の主人公は2人ですが、シングルプレイで操作できるのはケインなので、実質は彼の物語となります。ケインは元傭兵で南米では1人で20人以上の敵兵を倒した強者。顔面のでっかい傷が歴戦の激しさを語ってます。家族は妻と息子と娘がいたけど、息子が拳銃暴発事故で死んでしまってから人生設計が狂い出し、妻と娘に別居されてから傭兵組織である"THE 7"に入隊。そこで数々の軍事作戦や犯罪行為に従事するんだけど、ある時ミッションが失敗してしまい、ケインは盗品を持ち逃げしたまま逮捕され、死刑判決を下される……っていう設定です。しかしこの細かい事情はゲーム中には断片的にしか語られないんだけど、1人のキャラクターのバックボーンをここまで詳細に設定しているところが、このゲームが"映画的"と呼ばれる理由でしょう。本来ならケインの過去の事情なんか実際のゲームプレイには全然関係ないんだけど、こういうカルマを背負っていると知るだけでキャラに対する感情移入度が違ってくるし、ミッションへの挑戦意欲も増加するんです。

 また、最初からここまで設定を掘り下げてたからなのか、このゲームは既に実写での映画化が決定済み。北米版のゲーム発売前から決まっていたというから、これは快挙といっていいでしょう! 噂によるとケイン役にはブルース・ウィリスが名乗りを上げているとのことですが、どっちかというとリンチを誰が演じるのかが気になるところです。だって俺はリンチが大好きなんですよ。あのパラノイア全開の無駄すぎる動きを知ってしまったら、もうケインなんてカッコよすぎて使えません。男だったらリンチですよ!

 今回はケインの話ばっかりになってしまいましたが、次回は相棒リンチについてもバッチリ書き飛ばしてみたいと思います。そして"硬派"という評価に恥じないハードコアなゲーム性についても解説しましょう! SEE YOU SOON !!

(C) 2007 IO Interactive A/S. Developed by IO Interactive. Published by Eidos, Inc. Kane and Lynch: Dead Men, Eidos and the Eidos logo are trademarks of Eidos Interactive Ltd. IO and the IO logo are trademarks of IO Interactive A/S. All rights reserved. Marketed and Distributed in Japan by SPIKE.

・発売元:スパイク
・対応プラットフォーム: Xbox 360/プレイステーション 3
・発売日:2008年7月10日
・価格:7140円[税込]
・レーティング:CERO:D(17歳以上対象)

『ケイン&リンチ:デッドメン』のホームページ
ファミ通.comの『ケイン&リンチ:デッドメン』ニュース一覧

投稿者 マスク・ド・UH : 2008年07月08日 00:00

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