携帯電話の方はファミ通MAXをご覧ください。

| DIARY OF A MAD GAMERのホーム | 2008年09月 »

BULLY(ブリー)(その5)

2008/07/26 (土曜日)

 『BULLY』の魅力について5回連続で語らせてもらったが、それでもまだ書いてないことが一杯ある。『BULLY』はいうなれば、青少年に向けてソフトに仕上げられた『GTA』である。マップの広さや乗り物の数では及ばないのだが、主人公が学生という設定だけに、その世界は中規模でちょうどいいぐらいだ(それでもかなり広い)。

Cool-Carnival.jpg

 そして、ジミーの活動拠点となるのは学生寮だけではない。市街地で特定のミッションをクリアするとセーブポイントが増えるので、門限を気にしなくてもいいようになる。門限は23時で、それを超えると警戒レベル1になって補導されやすくなる。深夜の午前1時を過ぎると体力が消耗して2時になると強制的に気絶してしまう。翌朝8時に倒れた場所で目覚めるのだが、たいてい何か身に付けていたアイテムを紛失した状態(履いていた靴がないとか)なので、着替えなくてはいけない。紛失してもクローゼットには残っているので問題はないが、ソックス丸出しの状態でスケボーやBMXに乗りながら寮へ朝帰りの姿は相当かっこ悪い。そうなると夜更かしは恥ずかしいので、最近は1時前には就寝するように心がけるようになる。悪がきジミー、更正への第一歩である。

Anyone-have-a-quarter.jpg

 しかし門限が近いことを軽く吹き飛ばしてくれる最高の娯楽施設がブルワースの街にはある。遊園地だ。この誘惑は非常に大きい。入場チケットを買って遊園地に入場すると、そこは市街地とは裏腹にものすごいハイテンション! 街のあらゆる人たちが集まり、そこに用意された様々な遊具で遊び回っている。観覧車やジェットコースター、ゴーカートレースに射的などなど。遊園地内のゲームに勝てばチケットが貰えて、お土産屋で交換してもらえるのだが、この店がまた学生の物欲を激しく刺激するおバカ系アイテムで溢れているのだ。思わず新聞配達のバイト代を遊園地で使い切ってしまうバカ学生。しかも門限を忘れて遊びほうけて遊園地内で気絶。そのまま翌朝も裸足で遊園地内を駆け巡るほど、それはそれは楽しい場所なのである。遊園地にはミッションで必ず行くことになるので、『BULLY』を遊び始めたら必ず行ってほしい。ここに用意されたピュアな高揚感は、『GTA』シリーズとは全く違う青春ドラマの1ページのような甘酸っぱい気分にさせてくれる。

At-the-Carnival.jpg

そしてそれが『BULLY』というゲームだけが持つ魅力なのだと思う。

 自分のようないい歳の大人がキャッキャッとはしゃぎながら遊べるゲームは、そうそう滅多にはない。『BULLY』を遊ぶ前には「学生の日常をゲームにして面白いのか」という疑いの気持ちもあったが、実際遊んでみるとマジで面白いから本当に驚いた。でも最初に遊んだのは2年前にリリースされたプレイステーション2版の北米盤ソフトで、当然英語なので必死に聞き取ったり字幕を解読したりと、かなり苦労しながらプレイしていた記憶がある。それがまさかの日本版発売! 完全日本語字幕によってミッションのチュートリアルやヒントもバッチリ理解でき、しかも画質が大幅に向上して追加要素も加わっているXbox 360版も同時リリースされるんだから最高だ。

10.1.21.77-image59.jpg

 アメリカ東海岸の全寮制学校が舞台というのは、日本には全く馴染みのない文化のため、正直受け入れられるか不安だった。しかし日本語字幕があれば話は違う。海外の人気連続テレビドラマが、日本でもそのまま放映されているご時世。『BULLY』も同じ感覚で楽しめる、しかもゲームという参加型でヤンキー生活を堪能できるのだ。

 洋ゲーを遊びたいけど、銃撃戦や激しいレースゲームとかはちょっとね……という人には『BULLY』は鉄板でオススメできるタイトルである。

 月刊ファミ通Wave DVDの8月号DVDコンテンツに掲載の「動く!AREA 51」では、9月号と2号連続で『BULLY』特集をお届け! ゲストにはKING OF STAGEの異名で知られるラップグループ、ライムスターからMC宇多丸が『BULLY』ファン代表として登場。3人でそれぞれの中学生ライフをプレイしまくっているので、そちらも是非チェックしてください!

GOOD NIGHT !!

(c)2006-2008 Rockstar Games, Inc.

・発売元:ベセスダ・ソフトワークス
・対応プラットフォーム: Xbox 360/プレイステーション2
・発売日:2008年7月24日
・価格:7140円[税込](Xbox 360版)/5040円[税込](プレイステーション2版)
・レーティング:CERO:D(17歳以上対象)
『BULLY(ブリー)』のホームページ
ファミ通.comの『BULLY(ブリー)』ニュース一覧

投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|00:00

ソーシャルブックマーク

はてなブックマークに追加 ライブドアクリップに追加 Yahoo!ブックマークに登録

BULLY(ブリー)(その4)

2008/07/25 (金曜日)

 ブルワースアカデミーへようこそ! 今回は意外と広くて観光もできるブルワースの市街地と、その移動手段について語り倒しましょう! 学校も広いけど街はもっともっと広い! そこにはキテレツな住人やポリスや不良たちが生活し、時には酔っぱらいのオッサンがミッションを依頼してくるから気が抜けない。そんな街を楽しく移動できるアイテムが用意されている。

 『BULLY』に登場する乗り物の中で、移動手段としてはもっとも活躍するのが"スケボー"だ。舗装された道ならば単に走るよりも全然早く、なによりもスケボーで滑っているスタイルがマジでクールだ。街中の至るところに配置されたジャンプ台から飛んで空中でグラブトリックを決めれば爽快感も抜群!

 俺はジミーをスキンヘッズ風のファッションに包ませて、Xbox 360のハードディスクに読み込ませたOi PUNKのCDをBGMに街をスケボーで爆走させて楽しんでいる。気分はもう4 SKINS! 拳を振り上げてプレイしたくなる!

Jimmy-Hawk.jpg

 しかしスケボーにも欠点がある。芝生や未舗装の道では全然スピードが出ないのだ。どんだけ遅いかというと、ズバリ走ったほうが速いぐらいである。敷石や路肩にも注意が必要だ。ジャンプしないと乗り上げられない微妙な高さなので、猛スピードで突っ込むと勢いあまって進行方向が変わってしまう。そして坂道にも弱い。どうにもスケボーでは移動に限界を感じる……。

 そこで注目されるのがBMXなどの自転車である。自転車は技術の授業を受けることで入手でき、ランクアップした授業をクリアすれば自転車もアップグレード! スピードやブレーキング、ハンドリングの性能が向上した自転車をゲットすれば街で開催される自転車レースにも勝ちやすくなるんだから、技術の授業だけは真面目に出席しておきたい。そしてその心意気は、そのままヤンキー文化へとつながっている。事実、ブルワースのロカビリー軍団はガレージ周辺を根城にしており、彼らのチャリンコへの熱い情熱を感じてしまう。

10.1.21.77-image53.jpg

 自転車はママチャリから競輪仕様まで幅広く用意されているが、やはり乗りやすいのはBMX系。ジャンプの高さもスケボーとは比較にならないし、何しろ速い。未舗装だろうが坂道だろうが立ちこぎ連打ならスイスイ走る! 小回りも効くのでブルワース市街地の散策には、うってつけのアイテムといえる。

 さらに街の自転車屋主宰で開催される自転車レースは、賞金稼ぎには絶好のミッション。グレードの高いBMXをゲットしているなら迷わず参加してギャンブルレーサーとして荒稼ぎしたい。レースは後半戦になると難易度が上がり、ライバルと並走中に殴り合いになることもしばしば発生する。もちろん殴り返すのが礼儀だ! レース内のコースには大ジャンプが可能なポイントがあるのだが、そこで飛ぶと滞空時間中に追い抜かれてしまったりするので多用は禁物である。ツーリングの時だけにしておこう。

BMXパーク.jpg

 さて、スケボーと自転車を続けて紹介したが、両方を所有していれば無敵に思えるアイテムも完全ではない。まだ"人力"に頼っているからだ。

 『BULLY』には最強の移動アイテムとしてスクーターが登場する。入手には特殊条件を満たす努力が必要だが、ゲットしてしまえばコレほど楽な移動手段はない。スピードもあり悪路も問題なしだが、ジャンプだけはできない。あとヘルメットを被ってないと、すぐ警察に追っかけられるので運転中はヘルメットを必ず装着しよう。

スクーター.jpg

 スクーターをゲットするには遊園地に用意された様々なミニゲームをクリアする必要があり、最強移動アイテムに相応しく入手は容易ではない。 とりあえずヒントとしては、写真の授業は全部クリアしておくこと。そうすると条件達成が少し楽になるからだ。

 以上の移動手段を駆使して、ブルワースの市街地エリアを散策してほしい。ウロウロしていれば、そこで様々なものに巡り会える。最初は買い物や遊びが中心だが、街にはミッションを依頼してくる人もいるし事件も起きる。エリアごとに不良の溜まり場があるし、高級住宅地では番犬に尻を追い回される。

Attic-entrance.jpg

 そんな時、目の前に収集系のアイテムが落ちていたりするんだから散策が止められないのだ。輪ゴムやトレーディングカードといったアイテム集めは、全て集めることでボーナス要素がアンロックされていく。マップ上で濃い緑色の部分以外は、たいてい侵入することができるし、ビルの裏にはハシゴがあって屋上まで登れる。街中や校内のそこかしこに散らばっているラジオのパーツを集めれば、校舎裏に住み着く元軍人のじいさんから本格的な格闘技を教えてもらえたりする。収集アイテムは集めるとイイこと尽くしなので、授業をサボり街に繰り出す気にもなってしまう。まさに"書を捨て街に出よう"的なアナーキズム! アリス・クーパーの名曲「SCHOOL'S OUT」が頭の中でガンガン鳴り響くぜ!

 今回は乗り物を通して『BULLY』の自由度の高さについても語ったが、まだそれだけでは終わらない。授業やミッションや郊外活動以外にも楽しめる要素はある。ありまくる!

 次回はマスク・ド・UHのオススメBULLYプレイなどを書きつつ、そこで発見される新たな魅力について掘り下げてみたい。

GOOD NIGHT !!

(c)2006-2008 Rockstar Games, Inc.

・発売元:ベセスダ・ソフトワークス
・対応プラットフォーム: Xbox 360/プレイステーション2
・発売日:2008年7月24日
・価格:7140円[税込](Xbox 360版)/5040円[税込](プレイステーション2版)
・レーティング:CERO:D(17歳以上対象)
『BULLY(ブリー)』のホームページ
ファミ通.comの『BULLY(ブリー)』ニュース一覧

投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|00:00

ソーシャルブックマーク

はてなブックマークに追加 ライブドアクリップに追加 Yahoo!ブックマークに登録

BULLY(ブリー)(その3)

2008/07/24 (木曜日)

 ブルワース・アカデミーへようこそ! 今回は学校内の人間関係を掘り下げながら、学生の物欲を満たすべく登場する様々なアイテムについて紹介。

 ブルワース・アカデミーを取り巻く登場人物たちのズッコケぶりや、悪い冗談にしか思えないトンデモ集団など、『BULLY』には魅力的なキャラクター、しかもロックスター流儀でブラックユーモア満載に味付けされた人物が主人公に無理難題をしかけてくる。

Dr.-Crabblesnitch.jpg

 まず教師。各授業を受け持つ担任たちは授業中こそ真面目に勉強を教えてくれるが、中には放課後に危険なミッションを依頼してくる先生や、自らの欲望を満たすためのお使いをジミーに頼みこんでくる。

 厄介なのは風紀委員で、常にくまなく学校内を巡回しており、いたずらをしたり授業をサボっていたりすると警戒レベルが上がる。捕まっても抵抗して抜け出せる時もあるが、警戒レベルが高すぎると確実に補導されてしまう。

 教師の頂点に君臨するブルワース・アカデミーの校長に呼び出されると、芝刈りなどの奉仕活動を命じられるので、基本は捕まらないことである。

 このゲームは全体的に"大人なんて偉そうな顔してるけど、裏を返せば俺たちなんかより汚いぜ!" というロックスターのパンクな主張が全面に押し出されているのが本当に痛快なポイントだ。校則という『GTA』シリーズに比べるとユル〜いルールがあってこそ、このゲーム内においてのジミー(つまり遊んでいるプレイヤー)のヤンチャぶりが光るのである。

 生徒たちにも注目してみよう。まずは "悪ガキ"。白いワイシャツをダラしなく着た連中で、ジミーが転入生というだけで因縁をつけてくる。その場合は挨拶がわりにブン殴ってやるのがベストだ。もちろん仲良く平和的な解決もできる。

 "インテリ"はメガネをかけて科学部の緑色の制服を着ている。図書館を根城にテーブルトークRPGに青春をかける純情で危険な集団。いつもチャックが半開きのアルジーと仲良くできるかで、プレイの方針が変わってくる。殴り飛ばすこともできるけど、見かけ以上に強い連中なのでナメないほうが無難。朝の寝起きに遭遇したら真っ先に後ろからパンツを食い込ませてやろう。

Bucky-and-Algie.jpg

 "お坊ちゃま"は金持ちの子息どもで、人間の根本からして鼻持ちならない連中だが、ガタイも良く全員がボクシングを習得してるので喧嘩は強い。街中にあるボクシングジムを根城にしているので、そこでボクシングを習いながら反撃の機会をうかがうのが、喧嘩も強くなって一石二鳥。

 "ロカビリー"は古き良き時代の不良の生き残りだ。グリースを塗り付けたリーゼントに校則違反の革ジャンで決めるロカビリーだが、ハクいスケもいるので無視はできない。ガレージ付近を溜まり場にしているが、街にも大勢いて悪さを繰り返している。とりあえず仲良くしておこう。

 "体育会系"は最強だ。何しろスポーツマンである。とにかくガタイは最強クラスでスポーツ万能。ラグビー仕込みのタックル攻撃を仕掛けてくるので、目を付けられると厄介である。体育の授業に出席して様々な技を習得しないとなかなか勝てない。実質的にブルワース・アカデミー内では支配者クラスの連中で、我がもの顔で校内をのし歩いている。インテリを目の敵にしており抗争の火種がくすぶっているのが現状。ただし、チアリーダーの女は一度はコマしてやりたい学園の華といえるだろう。だが、非常に性格が悪いところも青春ドラマの定番を見事に押さえている。

Bully_Xbox360_4.jpg

 主人公ジミーは、このような複雑なグループが入り乱れた狭い社会でどう生き抜くかを模索しなければいけない。こう書くと難しいテーマのように思えるが、ようするに拳(ナックル)で解決すればよいのである。快適に生き抜くためには、しかたのない選択である。

 生活は学校内だけでなく街にも広がっている。そこでも様々な人々に出会えるのだが、買い物も大きな楽しみになる。ミッションをクリアすれば多くの場合で報酬を受け取れる。多くのミッションをこなせば金が貯まるので、当然使い道が必要になってくる。

 そこでこの悪ガキの旺盛な物欲を満たしてくれるのが、街にある洋服屋や床屋、そして様々な雑貨や遊び場である。『BULLY』のゲーム内で購入できる服の種類は膨大で、その組み合わせも自由自在。完璧なお坊ちゃまスタイルからロカビリー、パンクスにスキンヘッズにテッズといった怒れる不良スタイルのほぼ全てが楽しめるのである。

10.1.21.77-image8.jpg

 この"おしゃれ"のチョイスっぷりが実にロックスター・ゲームスらしく、これまでのゲームでは登場しなかったタイプのリアルなストリートファッションが研究されている。それこそBーBOYもあれば、タクシードライバー風に、軍事マニア風、THE QUAKESのようなサイコビリー・ファッションだってバッチリだ。何しろ校長先生と対峙しているイメージイラストを注目してほしい。ジミーはドクター・マーチンのブーツを履き、ロールアップしたジーンズでキメている! いいねぇ〜! フーリガンのスタイルですよこれは。思わずレンガを投げて校舎のガラスをブチ割りたくなります。もちろん花火も仕掛けなくてはいけない。見つかったらスケボーで逃げて適当な場所に隠れましょう。学校さぼって街にスケボーで繰り出すなんて、爽快じゃあないですか!

Sk8erboy.jpg

次回はブルワースで乗り回せる数々の乗り物や、街中の様々な娯楽施設について掘り下げてみましょう! 

GOOD NIGHT !!

(c)2006-2008 Rockstar Games, Inc.

・発売元:ベセスダ・ソフトワークス
・対応プラットフォーム: Xbox 360/プレイステーション2
・発売日:2008年7月24日
・価格:7140円[税込](Xbox 360版)/5040円[税込](プレイステーション2版)
・レーティング:CERO:D(17歳以上対象)
『BULLY(ブリー)』のホームページ
ファミ通.comの『BULLY(ブリー)』ニュース一覧


投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|00:00

ソーシャルブックマーク

はてなブックマークに追加 ライブドアクリップに追加 Yahoo!ブックマークに登録

BULLY(ブリー)(その2)

2008/07/23 (水曜日)

 ブルワース・アカデミーへようこそ! 今回もマスク・ド・UHがロックスター・ゲームスが放つ学園青春フリーダムアクションゲーム『BULLY』の魅力を語り尽くし、しゃぶり尽くし、遊び尽くす!
  
 『BULLY』編の第2回目となる今回は、ブルワース・アカデミーで学べる勉強について考察したい。ゲームの舞台は、あくまでも学園での生活が中心である。学業をおろそかにしては人間は成長できないし、それはゲームの中でも同じなのだ。

Chemistry-Set-1.jpg

 『BULLY』では、「英語」「美術」「体育」「技術」「科学」「写真」などの科目が1日の午前と午後に勉強できる。Xbox360版には追加要素として新たに「生物」「音楽」「数学」「地理」も登場し、さらに勉学の幅が広がった。授業は全てミニゲームとなっているのだが、それがどれも絶妙に面白い。Nintendo DSで流行している『脳トレ』のようなカジュアルゲームが、見事に落とし込んであるのだ。授業をクリアすれば主人公ジミー・ホプキンスのスキルが上昇し、生活がより豊かになる。授業に出るのは強制ではなく、プレイヤーの気分次第。ミッションを優先させると、どうしても授業に出られない場合もあるが、そこに学生生活における"1日の感覚の短さ"が表現されているのが、実はこのゲームの一番すごいポイントなのかもしれない。

「ああ〜、もう夕方になっちまった。寮に帰らないと怒られる」

 授業もミッションも満足にこなせなかった日には、ホントにこんな気分になるんだよ。もちろん優等生を目指して授業に出席しまくるのもプレイヤーの自由である。授業をクリアして得られるスキルは、何1つとして無駄がない。スキル以外にもボーナスアイテムやスペシャルコスチュームが貰えたりするあたりのシステムは「勉強しておけばイイことがある」という親の説教を思い出してしまった。特に美術の授業は、クリアすると「女生徒にモテるようになる」という素晴らしい特典がある。女生徒に花束を渡して口説きまくり、ブルワースのプレイボーイとして君臨するのも悪くない。こんな青春を過ごしたかった!

I-love-Art-class.jpg

 体育の授業に出れば新しい技を覚えるし、音楽はリズムアクションゲームの感覚を楽しめる。どれもこれもよくできているのだが、そこはやはり勉強なので、得意不得意も出てきて通知表オール5というワケにはいかなくなる。

10.1.21.77-image9.jpg

 そうなると自然に苦手な科目は避けるようになり、その授業の日は学校さぼって街に行ってしまうのが俺の『BULLY』生活の基本。街にも学べる機会はいくらでもあるのだ。もちろん魅惑的な遊びも、そしてミッションも!

 ブルワースはあくまでも架空の街であり、ブルワース・アカデミーもまた架空の学園である。しかしながらこのゲームの中で繰り広げられるドタバタな日常風景とドラマは、明らかに自分が過去に遭遇したことのある出来事なのだ。

 実は筆者は学生寮の経験者で、高校時代の3年間はド田舎の寮で過ごしていたが、そこでは通学ではありえない濃密な人間関係が形成されており、集団生活を通して社会の縮図を知ることができた。それは結果論で、当時はその生活がイヤでイヤでしかたなく、授業なんかサボりまくって街に遊びに行っていたもんである。

 サボるといっても金がないので、ゲーセンに行ったり、古本屋に行ったり、喫茶店でパフェでも喰って帰るのが関の山なのだが、街で不良に絡まれたり補導されそうになって逃げ回ったり、門限を過ぎてスクールバスが終わってしまい歩いて寮まで帰ったり……と、およそBULLY的なことは経験済みだったので、このゲームの世界観は非常に共感できるというか、共感しすぎてイヤな思い出までフラッシュバックしてしまうほど。

 そんな生活態度だったので勉強は赤点連発で単位も全然足らず、最後はほぼお情けで卒業させてもらったが、まさかゲームで再入学するハメになるとは思わなかったよ! 

 寮生活もゲームと大体同じで、部屋では先生に隠れてファミコンを遊びつつ上級生からの"かわいがり"から下級生の悩み相談まで何でもありの青春ヴァーリー・トゥード! プライバシーらしき概念が、まるで存在しない男子寮での生活は、最初は苦行だったけど慣れるにしたがって楽しくなったのも事実。その理由はやはり"友達"であり、人間関係の円滑するためのテクニックを覚えたからだ。

 田舎の学校だったせいか生徒のバリエーションも多種多用で、体育会系やインテリ集団、金持ちの息子連中にロック系、もちろんビーバップ的世界観全開のヤンキー軍団もいた。そういう連中と、どううまく渡りあえるかが学校生活をエンジョイする鍵だったのは間違いない。

 そしてその人間関係は、そのまま『BULLY』でも再現されている(さすがにヤンキーは登場しないが、それに近い連中はいる)。次回はゲームに登場するブルワース・アカデミー内のグループと人間関係について迫ってみたい。

GOOD NIGHT !!

(c)2006-2008 Rockstar Games, Inc.

・発売元:ベセスダ・ソフトワークス
・対応プラットフォーム: Xbox 360/プレイステーション2
・発売日:2008年7月24日
・価格:7140円[税込](Xbox 360版)/5040円[税込](プレイステーション2版)
・レーティング:CERO:D(17歳以上対象)
『BULLY(ブリー)』のホームページ
ファミ通.comの『BULLY(ブリー)』ニュース一覧

投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|00:00

ソーシャルブックマーク

はてなブックマークに追加 ライブドアクリップに追加 Yahoo!ブックマークに登録

BULLY(ブリー)(その1)

2008/07/22 (火曜日)

 ロックスター・ゲームスが放つ学園アクション『BULLY(ブリー)』の日本版発売バンザイ! ということで、今回は5回連続でブルワース・アカデミーを百倍楽しく遊べる三十路男のデビュー日記を書き飛ばします!

screen105412-012.jpg


 まずこの『BULLY』という聞き慣れない英語のタイトル。これはいうなれば「ガキ大将」的な意味で、別にジャイ○ンでもブタゴ○ラでも意味合いとしては同じと思っていい。ようは学園を支配する生徒を指すスラングのような言葉である。しかしこのゲームを開発したのは、最新作『グランド・セフト・オートIV』(以下、『GTAIV』)で売り上げ新記録更新中! 名実ともに世界一となったゲームメーカー、ロックスター・ゲームス! そうなると内容は大方の予想通り「学園版GTA」になるんだけど、これは正しくもあり間違ってもいる。『BULLY』に関しては、非常によく「学校で人が殺せるゲームなんでしょ?」なんて質問されるのだが、それは大いなる誤解である。

 たしかに自由度は高いが、物語はあくまでも学園が中心。そこでプレイヤーができる最大の反抗は"いたずら"なのである。ゲームで自分をとっちめに来るのは主に風紀委員や先生であり、学園生活を知り尽くしていれば逃げおおせることだってできる。しかし夜になれば眠くなるし、補導ばかりされると私物を取り上げられる。度が過ぎれば奉仕労働までさせられるのだ。

 まず目的が違う。『BULLY』は非合法な手段を中心としたピカレスクロマンではなく、誰もが経験したことのある学生時代の甘酸っぱいような塩っぱいような思い出を追体験させる、わんぱく小僧の青春ドラマなのである。

 そのストーリーも非常に練り込まれており、エンディングには本当のドラマに参加していた錯覚さえ感じてしまう。いや本当に。

 ゲームシステムの根幹は、あくまで箱庭系のアクションゲームだが、そこにはロックスター・ゲームスが過去にリリースした数々のアクションゲームの美味しい要素が、ほぼ全て盛り込まれている。ロックスター・ゲームスのタイトルはGTAシリーズ以外は、ほとんど日本版がリリースされてないのだが、実は様々なタイプのアクションゲームを産み出しているのだ。

 まず世界一残酷なゲームとして知られる『MANHUNT』は、恐怖演出とスニーキングシステム、練り込まれた銃撃戦などホラーアクションゲームとしてもかなり完成度が高いが、過激さゆえに日本版はリリースされていない。

 『BULLY』では、風紀委員や教員が学校内を巡回することで、プレイヤーの"いたずら"や校則違反行為を見張っている。このスキを突いてロッカー荒らしや便所にクラッカーなど、考えうる限りの悪事を働き、そして逃げる。ロッカーやゴミ箱に隠れて警戒モードをやり過ごす。これはまさに『MANHUNT』のスニーキングシステムを踏襲している! また喧嘩やボクシング、ドッジボールにレスリングといったアクションゲームは、『THE WARRIORS』に非常に近い。

 『THE WARRIORS』は同名の映画を原作としたシネマゲームだが、映画の雰囲気を損なわず、しかも格闘メインのアクションゲームとして研ぎ澄まされた完成度を誇るのだが、こちらも過激なシーンが多く日本版はリリースされなかったのが残念。多人数と同時に喧嘩したり、持ち武器や投げ武器を使ったり、落書きしたり逃げ回ったりといったアクションは『THE WARRIORS』を基本に改良が加えられた感じだ。

スケートボード.jpg

 また、スケボーを使って移動したりジャンプするアクションは、プレイステーションの懐かしいタイトル『スラッシャー SK8』('00年/日本版はウェッブシステムより発売)を思わせる。本当にこれは集大成なのである。ただしGTA以外のアクションゲームの集大成だ。『BULLY』のGTA的な部分といえば、自由行動の権利とマップの広さだろうが、それでもGTAに比べると全然小さい。しかもその行動範囲の狭さが実に学生らしい。自転車でマップの端まで行くと、朝一番に出ても戻るのに半日かかってしまうだろう。スクールバスを使えば速攻で学校に戻れるが、寄り道はできない。

 学生の基本行動である寄り道も『BULLY』ではゲームを楽しむために必須の行動。町外れの遊園地には娯楽が待っているし、服屋やスーパーも開店している。学業以外にやることが本当に多すぎる! チンタラ遊んでいたら永遠にクリアできないのではないかと思うぐらい、密度がある。金を稼ぎたければ、学校をさぼってアルバイトをしてもいい。バイトには懐かしの海外アーケードゲーム『ペーパーボーイ』を彷彿とさせる新聞配達、芝刈りのミニゲームがあり、チルアウトしたい時には特定のポイントに設置されている、昔のアーケードゲームのパロディのようなミニゲーム筐体で遊んでもいい。

10.1.21.77-image5.jpg

 賞金狙いで白熱する自転車レースにゴーカート・レース、学校周辺で生活する人たちからも様々な依頼がやってくる。それをこなすのも無視するのも自分次第で、全てを破壊する手のつけられない悪ガキを演じることだって可能である。学校内で頻繁にみられる"かわいがり"行為を無視するか、助けるのか? 
それとも"かわいがり"に加わるか? そんな状況だって自分で決められる。もちろん遊びや喧嘩がゲームの中心ではない。学生は、まず学業である。

 次回は『BULLY』と勉強の大事な関係についても掘り下げたい。ゲームとはいえ、勉強しなければいけない局面が必ずあり、しかも勉強だって楽しくできるのが『BULLY』の面白さでもあるのだ。

GOOD NIGHT !!

(c)2006-2008 Rockstar Games, Inc.

・発売元:ベセスダ・ソフトワークス
・対応プラットフォーム: Xbox 360/プレイステーション2
・発売日:2008年7月24日
・価格:7140円[税込](Xbox 360版)/5040円[税込](プレイステーション2版)
・レーティング:CERO:D(17歳以上対象)
『BULLY(ブリー)』のホームページ
ファミ通.comの『BULLY(ブリー)』ニュース一覧


投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|00:00

ソーシャルブックマーク

はてなブックマークに追加 ライブドアクリップに追加 Yahoo!ブックマークに登録

SOLDIER OF FORTUNE(その2)

2008/07/20 (日曜日)

 今回も日本未発売のバイオレンスFPS『SOLDIER OF FORTUNE(ソルジャー・オブ・フォーチュン)』(以下、『SOF』)の凄すぎるゲーム性について語りまくってみたい!

 洋ゲーといえば残虐な描写を伴うグラフィックや物語が多いのが1つの特徴とされているけど、この『SOF』シリーズはゴアな描写を突き詰めたジャンルの完成形ともいえるゲームだと思う。シビアなゲーム性も洋ゲーらしいが、何よりも敵の死に様が本当に細かい。

 シリーズ2作目の『SOF II DOUBLE HELIX(ダブル・へリックス)』では、敵AIが進化して行動パターンを変化させる。しかしルートが複数存在していたり、敵そのものの出現ポイントは決まってるので、こちらは自然と「いかに格好良く葬り去るか」を考えるようになる。ここにFPSシューターとしての完成度の高さが集約されている。

 いわゆる「魅せプレイ」のできるFPS、しかも敵は思いっきり残酷に葬り去ることも可能。You Tubeなどの動画サイトには、『SOF』の魅せプレイや超残酷プレイなどの映像が数多く投稿されており、相変わらずその筋のファンの人気に根強く支えられているのだ。これらの映像には暴力ゲーム反対論者にとっては説得材料になるパワーが秘められており、あんまり教育によろしいもんではない。しかしそれを作ってしまうのが洋ゲー。そんなゲームが誕生する背景には、アメリカ合衆国という巨大国家が今も現役の戦時国家だからだと考える。続々とリリースされるアメリカ製戦争ゲームの市場戦略とは、ゲーム世代を戦場へスムーズに送り出すための富国強兵的側面を持つ国家戦略なのかもしれないと本気で思う。いや考えすぎなのか?
 
 でも実際、以前のE3(世界最大のゲームショウ)ではアメリカ軍がヘリと戦車で正面玄関前を基地に、必ずデモンストレーションをやってた。しかもE3を記念しつつ、アメリカ陸軍監修のゲームソフトの宣伝を兼ねていた。パラシュート部隊の降下ショーやアパッチヘリからラペルで降りるSWAT部隊など、非常に豪勢で手のこんだイベントを、開催期間中は毎日やってたんだから本気度が違う。東京ゲームショウで陸上自衛隊のイベントなんか絶対ないでしょう。しかも自衛隊のFPSゲームの宣伝として。いや、あったらあったで是非プレイしてみたいところではある。

 話を『SOF』に戻すと、前作『SOF II DOUBLE HELIX(ダブル・へリックス)』から5年の年月を経てPC、プレイステーション3とXbox 360向けにリリースされたシリーズ最新作『SOF:PAYBACK(ペイバック)』は、やはりこちらの想像通りの進化を遂げた、またもやとびっきりの残虐度を誇るゲームだった。"やりすぎ"といってもいいだろう。

 次世代機のマシンパワーによって描かれる敵兵士の断末魔! 風景のリアルさや過酷な戦場の描写は結構いい線いってると思う。正直、トム・クランシー系FPSシューターのような完成度ではないのだが、そこはやっぱり独自の路線でカバーすることで一定の満足感は得られるようになっている。

 やはり評価するべきポイントは敵の死にっぷり。リアルな表情で憎悪をむき出しにして襲いかかってくる敵兵士は本当に怖い。そして撃つ。

 吹っ飛ぶ。何もかもが細かく吹っ飛び、血しぶきが周囲を汚す。「何もここまでやらなくてもいいのに」という限界を、実に呆気なく飛び越えている。

 アフガニスタンの山岳地帯のステージでは、更に驚かされた。山頂の集落を制圧するミッションなのだが、ふもとからのスタートなので山頂からこっちは丸見え状態。RPG(ソ連が開発した歩兵携行用対戦車兵器)が雨のように降り注いでくるので、とにかく敵兵を早期に発見して確実に息の根を止めなくてはならない。そこで数人で固まるRPG兵に向かってグレネード弾を発射して片付けるのが得策となので、とりあえずその方法でいってみたら、命中後に2人の敵兵の四肢が交互に血飛沫をあげて吹き飛び、その時に飛んだ足首が坂道を転げて数十メートル下に位置していた俺の足下に転がってきたのには、本当に腰を抜かした。

「こ、これが戦場……!」

 あんまりな敵兵の死に様を見て、こちらも襟元を正して気を引き締めてプレイする気にもなるってもの。それにしては刺激が強すぎる気もするが……。何しろショットガンで敵の両足を吹き飛ばしても、まだ生きていて死に際に最後の1発を撃ち込んでくるから始末が悪く、即死させないとこっちが危うい。

 しかしFPSとしてのゲーム性の面においての『SOF:PAYBACK』の評価は前作に及ばないのも事実。戦略性はあまりなく、ひたすら銃撃戦を繰り返すだけなので『コール・オブ・デューティ4』なんかと比較すると作りが荒っぽいのが瞭然としてる。洋ゲーのFPSの中では"一流の下"に位置するうえに、そのグラフィックは過剰なまでにグロテスク。これでは日本版の発売は期待できないのは当然なのだが、同時に"洋ゲーとは何か"が最もよく理解できるタイトルでもある。それだけでもこのブログで紹介する価値があったと思う。

 そういう意味では、『SOF』は『モータルコンバット』や『GTAIV』に並ぶポテンシャルを秘めているのである。

THANK YOU SIR !!


過激な画像につき閲覧注意

080718-225300-1280x720p-000.jpg
過激な画像につき閲覧注意

(c)2007 Activision Publishinc Inc. Activision is a registered trademark of Activision Inc. All rights reserved. Soldier of Fortune is a registered trademark of Kensington Court, LLC. All rights reserved. The ratings icon is a registered trademark of the Entertainment Software Association. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners

投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|00:00

ソーシャルブックマーク

はてなブックマークに追加 ライブドアクリップに追加 Yahoo!ブックマークに登録

SOLDIER OF FORTUNE(その1)

2008/07/16 (水曜日)

 さて、先週までは日本人でもバッチリ楽しめる良作洋ゲーを紹介しましたが、今回はかなりハードコアな洋ゲー、もちろん日本未発売の壮絶なタイトルについて熱く語りまくりたいと思います。

 その洋ゲーのタイトルは『SOLDIER OF FORTUNE(ソルジャー・オブ・フォーチュン)』(以下、『SOF』)。世界のビデオゲーム市場に流通する膨大な量の戦争FPSシューティングゲームの中でも、その残虐度ではトップクラスに位置するタイトルであり、同時にリアルな描写と硬派なストーリーで海外では非常に評価の高い。現在までに3作がリリースされているものの、コンシューマー版の日本版は結局発売されていない。が、このゲームをプレイすれば確実に洋ゲーに対する認識が変わるほどの破壊力は保障できる。それではさっそく本題に入ろう。

 『SOF』とは、そもそも何かというと雑誌のタイトルである。北米で出版されている世界屈指の傭兵マガジン『SOF』は、現役の傭兵や退役軍人の活躍や、兵士として戦場に赴く信念などが、全ページに渡って豊富な戦場写真や女兵士のグラビア写真と共に熱く印刷された、まさに軍事マニア御用達の神雑誌。この『SOF』マガジンが全面協力で作り上げたビデオゲームがリリースされたのは2000年。パブリッシャーはACTIVISIONで、デベロッパーはRAVEN SOFTWAREという洋ゲーの真髄的なタッグがドロップした"究極のリアル戦場シューター"は、まずはPCゲームとして発売され、その凄まじいまでの残虐描写で一気に注目を集めることになる。

 このゲームで再現されたのは、兵器のリアルさや設定の緻密さのみならず、傭兵たちや元軍人の証言による敵の死に様だった。敵の全身に細かく当たり判定があり、どこの部位を撃っても違うリアクションがある! 腹を撃てば内蔵を飛び出させて悶絶し、足を撃てば膝から下が吹き飛ぶが、しばらくケンケンしながらこちらを罵倒して果てる! ナイフを使えば敵の全身は切り傷だらけ、死体を切り刻み続けると最後はブシャッと弾けてミンチになってしまうというコダワリぶりは、正直いって異常だと思う。いや素人どん引きですよ! 死体損壊なんか別に行為としてはゲーム性には全く関係ない要素だと思う反面、その無駄すぎる情熱こそが洋ゲーの真髄である気もする。しかもハイスペック全盛の現在ならいざしらず、今から8年前にここまで細かいリアクションを作り上げたことが、『SOF』がゲームとして評価の高い理由でもある(実は'93年にS-NES(北米版スーパーファミコン)とジェネシス(北米版メガドライブ)からも同名のゲームがリリースされていたが、こちらは全然別のゲームだったりする)。

 そしてPC版のリリースから約1年後にドリームキャスト版がPCの残虐描写を完全移植でリリースされ(発売元はCRAVE)、その狂暴なゲーム性が広く知られることとなる。ちなみにこの記念すべき第1作目の海外のゲームサイトにおける評価ポイントは7〜8とかなりの高得点。FPSでありながら自由度も高めで、立体的な構造のマップや多岐に渡る戦場ステージも魅力的。コソボやイラクといった紛争地帯から東京の浅草に南極というブッ飛んだステージが用意されており、傭兵となったプレイヤーは過酷な戦場におけるサバイバルを実体験させられるのである。

sof1.jpg

 筆者もドリームキャスト北米版ソフトを発売直後に購入し、自宅でプレイしてその凄まじさに驚愕したものである。ついでにロード時間の長さと複雑な操作にも……。クリアまではそれなりに手こずったが、イラクの市街地でフセインのポスターをマシンガン乱射で穴だらけにして遊んだり、敵の死に様パターンを全て見極めようとして、わざと敵の多いルートを選んだりと本気になってプレイしていたのも事実。残虐だけでなく作り込まれた良作ゲームだとも本気で思っている。

 またアメリカ=善、イラク=悪という二元論的な要素こそ洋ゲーらしさの象徴であり、このようなゲームを富国強兵目的で作ってしまうアメリカの病的な部分まで垣間見えてくるのだ。ドリームキャスト版リリースの後にプレイステーション2版も登場したが、こちらは残虐度はやや控えめに。しかし評価は高得点をキープして、2002年には早くも続編『SOF II DOUBLE HELIX(ダブル・へリックス)』がリリースされる。

 PCとXBOXという最初からマニア向け一直線で登場した続編は、美しくなった画像と共にトラップやジャングルといった新たな戦場が追加され、敵の死に様も相変わらず見事な弾けっぷり! 評価も前作を上回る8.3ポイントをマークしたが、日本版は発売されなかった……。まぁ、しょうがないよね。

 『SOF』の残虐度の悪名は高く、昨年には海外サイトによる「世界の残虐ゲームTOP10(TOP10 MOST VIOLENT GAMES)」のランキングで堂々の5位を記録。ちなみに順位は下記の通り(英語表記のみは日本未発売)。

10位:『LORDED』(『ブラッドファクトリー』)
9位:『モータルコンバット』
8位:『グランド・セフト・オートIII』
7位:『THE PUNISHER』
6位:『キラー7』
5位:『SOF』
4位:『ギアーズ・オブ・ウォー』
3位:『ゴッド・オブ・ウォー』
2位:『THRILL KILL』(発売中止)
1位:『MANHUNT』

TOP10 MOST VIOLENT GAMES

 といった具合である。ちなみにこのうちの半分は月刊ファミ通Wave DVDの誌面連載「未確認洋ゲー基地AREA51」でレビュー済みで、しかも須田剛一兄貴の作品が日本製ゲームとして唯一ランクインしてるのも見逃せない。

 話を『SOF』に戻すと、傑作として高い評価を得たシリーズも『ダブル・へリックス』の後しばらくリリースが途絶えてしまい、いつしかスッカリ忘れ去られてしまう。そして前作から5年後の2007年、PC、そしてXBOX360とプレイステーション3という二大次世代ハードから、ボンクラ洋ゲーファン待望の最新作『SOF:PAYBACK』がリリースされるのだった……。

 とりあえず今回はここまで。次回は最新グラフィックを手に入れて一体全体どうなっちゃったのか『SOF』について書きまくりたいと思います。  THANK YOU SIR !!

IMG_1961.jpg
アメリカのタワーレコードで買ったSOFマガジンの最新イラク事情特集。しかし一番すごいのは通販の広告で、いますぐ自宅の庭を戦場に変えられるようなグッズが大量に掲載されてるところだ。SOF特製Tシャツも売っている。眺めてるだけで強くなった気になる雑誌である。

投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|12:00

ソーシャルブックマーク

はてなブックマークに追加 ライブドアクリップに追加 Yahoo!ブックマークに登録

ケイン&リンチ:デッドメン(その5)

2008/07/12 (土曜日)

 『ケイン&リンチ』日本版発売! というわけで、今回はリリースされたてでパリパリの新作である『ケイン&リンチ』の、ちょっと役立つ攻略テクニックやXbox360版の実績解除などについて書き飛ばしたいと思います!
 
 これまでのブログで触れた通り本作のゲームシステムはTPS(3人称視点)によるシューティング。しかし撃ちまくっているだけでは勝てないし、弾道にもクセがあるのでテクニックが要求されます。ただ、開発が『ヒットマン』シリーズのIO-INTERACTIVEなので、過去に『ヒットマン』をプレイした経験があるなら、とっつきやすいかもしれません。銃撃の基本は隠れ撃ちですが、かなり遠くからも敵が撃ってくるので、時には特殊な銃が必要になってきます。

kein010.jpg

 そこで役に立つのがスナイパーライフル! 序盤ステージでは敵の警官隊が持っているので倒して、落としたのを拾う機会しかありませんが、ステージによってはリンチが最初から持ってる場合もあるので、その時は武器交換してもいいでしょう。武器交換は戦闘前に行うのが安全だけど、基本的にいつでも可能なので自分の所持する武器の感触がイマイチの時は迷わず交換しましょう。

 近距離の敵に対してはアサルトライフルよりもハンドガンやショットガンの方が有効なので、ケインはスナイパーライフルかカービンライフルにハンドガン(またはリンチのマグナム)を装備。協力プレイの場合、リンチはアサルトライフルとハンドガンで挑むと役割分担もできて効果的。ただしステージによっては武器が指定される場合もあるので、必ずしもこの装備が万全というワケではありません。それぞれ特徴があるので、自分のプレイスタイルに合致した武器を色々試してみるのもアリですから。

 ケインがショットガンだけを使用して、ステージ内の一定量の敵を葬りればXbox360版の実績"BOOM STICK"がアンロックされます。もちろん協力プレイでリンチで挑戦してもアンロックできます。

 しかし先述の通り弾道まで非常にリアルなのがこのゲーム。なかなか思うように当たってくれない時は1発1発しっかりと狙いを定めることが大事。胴体を狙うと敵が防弾装備の場合は倒すのに時間がかかるので、極力ヘッドショットを狙うようにするのが早く倒す基本です。ヘッドショットで47人の敵を葬ればXbox360版の実績"HEADMASTER"がアンロックされます。しかもこの47という数字は、『ヒットマン』の主人公である殺し屋"47"と同じだったりします。実に心憎い演出ですわ。

kein016.jpg

 敵の銃撃が激しい時はスモークグレネードを弱押しで自分の近くに転がして視界を遮るのが使い道。しかし使用頻度ではハンドグレネードの方が多いので、思い通りに投げれるように練習しておくとイイでしょう。一度に5人以上の敵をハンドグレネード1発で葬ればXbox360版の実績"FRAG OUT"がアンロックされます。

 敵の投げたグレネードを爆発前に投げ返せるようになれば傭兵の素質はバッチリ。うまく投げ返したらXbox360版の実績"RETURN TO SENDER"がアンロックされるので、とにかく投げられたら"投げ返せ精神"で挑みましょう!

 また接近戦も意外と有効なのも見逃せないポイント。銀行の警備員など銃を使わずに倒さなければいけない敵もいるので、敵が目前にいたら銃よりも暗殺術を優先させると爽快感もアップしますよ! ケインの近接武器であるナックル式プッシュブレード(小型ナイフ)で一定量の敵を葬れば、Xbox360版の実績"PUSHBLADE SYMPHONY"がアンロックされます。

 敵の攻撃によって自分がやられちまった時は仲間にアドレナリンを打ってもらうのが復活方法ですが、プロの傭兵なら1ステージぐらいは使わないでクリアしてこそ一人前。アドレナリンのお世話にならずクリアすれば、Xbox360版の実績"BULLETPROOF"がアンロックされるので、プロの自覚を持って挑みましょう。その精神は必ず報われます。全くダメージを受けずに1ステージをクリアすれば"TEFLON"がアンロックされます。シングルよりも協力プレイでリンチだけを使い、ケインを安全地帯に待機させたまま1ステージをクリアすれば、もっと楽にアンロックできるでしょう。

 解除のために特殊な条件やテクニックが必要な実績も多いので、必然的にやり込み要素が高くなっているのも『ケイン&リンチ』の特徴です。例えば協力プレイでリンチ側を操作していないと解除できない実績。ダメージを追って瀕死の敵を、リンチを使って一定数トドメをさせば"BY THE GRACE OF…"の実績がアンロックされ、リンチが幻覚の発作を起こした状態で敵を一定量倒せば"BERSERKOPATH"の実績がアンロックされます。この実績はアンロックに至るまでの経過のプレイが最高なので、是非とも挑戦してみてください!

 コツが必要な実績には、ケインが1ステージ中に一切発砲しないで、仲間への指示出しだけでクリアする"SUN TZU"。戦闘へ参加しないのは当然で、発砲は空撃ちも禁止という条件なので、的確な指示出しが重要になります。ストーリーの展開やステージ構成の都合上、必ずケインが発砲しなければならない場面が多いので、挑戦するならチャプター6がオススメ。ケインは安全地帯に隠れつつ、「あいつを撃て」の指示を連発。指示出しの順番は近場の敵を最優先しましょう。遠くの敵を指定しちゃうと仲間がそっちまで行ってしまい、そのまま囲まれて殺られてしまうので注意しましょう。

 以上の実績のアンロックには全てイージー・モードがオススメです。これだけの実績を手に入れられれば、もう難易度ハードでも対抗できる腕前に上達しているでしょう。敵が堅くなるハードをクリアすれば"IRON FLOWER"の実績がアンロックされますが、協力プレイで挑戦すれば成功率アップ! 相棒への信頼と傭兵としての自覚を持ってチャレンジしてください。

 ちなみに俺は射撃の腕前を上げるための練習として、チャプター4のステージを繰り返しプレイしてました。満員スシ詰め状態のクラブの中から、リンチを待機させた状態で脱出するという難易度高めのステージですが、ここで一般客に弾を当てないことを意識しながらバウンサーだけを狙うと、かなり射撃がうまくなります。とても苦労するでしょうが、そこを敢えて挑戦するのがプロの傭兵!

kein004.jpg

 他の実績に関しては、ストーリーモードをクリアすれば自然にアンロックされるほか、マルチプレイヤーにも数多くの実績が用意されているので、ゲームをガンガン遊び倒してくれれば、俺もこのブログでレコメンドした甲斐があるってもんです。

 あ、そうだ! 書き忘れていたけど『ケイン&リンチ』には最終ステージにマルチエンディングが用意されています。選択肢によっては真の最終決戦に相応しい熾烈な戦場が出現するので、どうか最後まで気を抜かずに全てを見届ける覚悟でプレイしてください!

 以上、5回に渡って俺の大好物のゲーム『ケイン&リンチ』について書き倒しましたが、日本版は北米版と難易度も変わらずに硬派な世界観が堪能できます。すでにIO-INTERACTIVEはゲームの続編の製作に着手しているという噂もあり、更に実写版映画も撮影されているなど、洋ゲーの新しいビジネスモデルに挑戦している作品である点にも注目です。

 日本の洋ゲー好きの皆さん! シネマティック・シューターの傑作『ケイン&リンチ:デッドマン』を、ぜひぜひ遊んでください! そしてそのハードコアな世界観に肩までドップリ浸かってください。それでは次の洋ゲーでお会いしましょう。SEE YOU SOON !!

(C) 2007 IO Interactive A/S. Developed by IO Interactive. Published by Eidos, Inc. Kane and Lynch: Dead Men, Eidos and the Eidos logo are trademarks of Eidos Interactive Ltd. IO and the IO logo are trademarks of IO Interactive A/S. All rights reserved. Marketed and Distributed in Japan by SPIKE.

・発売元:スパイク
・対応プラットフォーム: Xbox 360/プレイステーション 3
・発売日:2008年7月10日
・価格:7140円[税込]
・レーティング:CERO:D(17歳以上対象)

『ケイン&リンチ:デッドメン』のホームページ
ファミ通.comの『ケイン&リンチ:デッドメン』ニュース一覧

投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|00:00

ソーシャルブックマーク

はてなブックマークに追加 ライブドアクリップに追加 Yahoo!ブックマークに登録

ケイン&リンチ:デッドメン(その4)

2008/07/11 (金曜日)

 "フラジール・アライアンス"へようこそ! 『ケイン&リンチ』第4回目は、権謀術策が渦巻くオンラインモードについて語り倒します。最大8人まで同時対戦可能なこのマルチプレイヤー・モードは、参加者全員が強盗団を結成して金品を奪いまくるという、本編とは全く別のゲームが楽しめるのです。しかし楽しいだけでは済まないのが"フラジール・アライアンス"の恐ろしいところ。このタイトルを直訳するなら"ガラス同盟"。つまりガラスのように脆い関係のメンバーで構成された強盗チームなので、いつどこで誰が裏切るかわからないハラハラドキドキ感が最大の特徴なんです。本来、プレイヤー同士の裏切り行為や同士討ちはオンライン対戦では、常日頃から"アリ"か"ナシ"か議論されてますが、このゲームの場合は最初から"アリ"。もっとハッキリ書くと"裏切らなければ勝てない"んです。そんなんアリか? と思う読者諸兄も多いでしょうが、ルールはいたって単純なので、駆け引き程度の要素だと割り切って考えれば楽しくてしょうがないシステムなんです。

on05.jpg

 ゲームルールは最も金品を強奪したプレイヤーが勝利するので、とにかく盗みまくって荒稼ぎします。レジの中身は当然奪い、金庫を破り、ショーケースを破壊し、もう宝石でも時計でも何でもかんでも奪いまくります。そのままその金品を持って待機している逃走車に乗り込めば脱出したことになってクリアなんですが、そうは問屋がおろさない。出遅れたり、警備員との銃撃戦に忙しくて、あんまり奪えなかった連中たちがこちらを見ています。

「あいつの金を奪えば俺が1位!」。よこしまな考えを持ったメンバーが逃走車を破壊したり、こっちに向かって攻撃してきたら危険信号。今度は仲間割れが始まって醜い争いを展開するハメになるんです。裏切るタイミングも非常に重要で、「一緒に逃げようぜ!」なんて素振りの仲間と逃走車を待っていたら、乗り込む寸前にグレネードが足下にコロコロ……そのまま爆殺されて、苦労して奪った現金や貴金属が横取りされてしまうなんて、このゲームでは日常茶飯事なんですよ。ど〜ですかお客さん!

 ようは参加者全員が敵だと思って挑むのが正しいプレイスタイルなんですが、「だったら開始直後に全員ブッ殺してしまえば1人じめじゃん!」と考える勤勉な読者諸兄もいることでしょう。しかしそれで済んだら警察はいらない。強盗メンバーが死ぬと、今度は警官隊や警備員、SWAT部隊となって復活し、強盗グループを鎮圧する側として襲いかかってきます。つまりどっちにしろ逃げるしかないワケですよ。生き残ることも大事ですが、裏切られて死んでもチャンスがあるのが、このゲームのイイところ。たとえ鎮圧する側に生まれ変わっても報酬は貰える(少ないけど)ので、悪い子ちゃんたちをガンガン射殺してやりましょう!

on03.jpg

 金品の奪い方は、$マークが表示されているオブジェクト、もしくは仲間の死体の上で一定時間とどまっていれば、所持金にどんどん加算されていきます。また、しゃがみ体勢で移動すると頭上に表示されているプレイヤーネームを消すことができるので、気配を消しながらダブルクロスの機会をジッと伺うのも立派なプレイスタイル。なんかメンバーの数が足りないな? と思った時にはもう遅くって、車の影からハチの巣にされたり、またも足元にグレネードが転がってきたり……はっきりいって気の休まるヒマもありません。落とした金を拾うのにも一定の時間がかかるので、あさましく金集めをしてる後ろからズドンッと殺られるコトもしばしば。欲深い奴は畳の上では死ねませんね。

 ステージも数多く用意されており、ハイウェイ沿いのコーヒーショップ(開始直後に道路を横断すると、爆走してくるトラックに跳ねられて死ぬので注意しよう!)や、ショッピングモール内の宝石店など合計4つのステージで、様々なシチュエーションの強盗作戦が堪能できます。個人的にはショッピングモール・ステージがオススメ。宝石店よりも、その向かいにあるゲームショップを襲撃したかったけど、閉まっていて無理でしたわ。

 ステージで裏切り行為を働いたメンバーは、プレイヤーネームがオレンジ色で表示されるので、マークしておけます。この裏切り者を倒せば報酬にボーナスがプラスされるので、逃さない手はありません。攻撃されてる側はダメージを受ける度に奪った金品を落としてしまうので、撃たれて逃げ回っていると無一文になってしまう可能性もあるから、こっちだって必死に抵抗しなきゃいけない。無事に脱出できたら、獲得した報酬から武器や装備を購入してグレードアップさせ、さらに強者となって次のステージに参戦することも可能です。こうなるともう乱戦必至ですが、ある意味『レザボア・ドッグス』的な状況でもあるので、これはもう最強の強盗を目指して楽しむしかないでしょう。

on01.jpg

 なぜこんな極悪なルールのマルチプレイヤー・モードが生まれたかというと、アメリカには"強盗"が一種の文化として根付いている側面があるからです。文化と言い切ってしまうと語弊がありますが、ハリウッド映画には"HEIST(ハイスト)ムービー"と呼ばれるジャンルがあり、これこそがアクション映画で最も盛り上がるシークエンスとして確立されているんです。世界初の長編映画と呼ばれる『大列車強盗』は1903年にアメリカで製作された12分の無声映画ですが、ロケーション撮影やスタント、西部を舞台にしたアクション要素満載の内容に世界中が衝撃を受け、以降アクション映画の始祖として認知されています。

 "ハイスト"とは銀行など特定の資金源を強盗する時に使用される俗語であり、その言葉はハリウッド製アクション映画の歴史と共に定着したといえるでしょう。ラスベガスのカジノを襲う『オーシャンズ11』や、アル・パチーノが緊迫感満点の銀行強盗を熱演する『狼たちの午後』、そしてもちろん『ヒート』など、ハイストをテーマにした名作は数え出したらキリがないほど作られてます。ちなに俺がイチ押しするハイスト映画は、日本が世界に誇る深作欣二監督による強奪アクション『いつかギラギラする日』('92年/松竹)! 萩原健一に千葉真一、そして木村一八が入り乱れて銃撃戦を展開するのがサイコーです。"フラジール・アライアンス"をプレイする時は、俺もショーケンになったつもりで頑張ってます。あとビデオ化されてないけど深作監督、北大路欣也主演の『資金源強奪』も日本製ハイスト映画の傑作です。知らない人は覚えておいてください! ビデオレンタル屋に行って借りるなら前述の作品以外にも、サム・ペキンパーの『ワイルドバンチ』や、クェンティン・タランティーノも『レザボア・ドッグス』の他にも『キリング・ゾーイ』なんてハイスト映画を作ってますので、ゲームをプレイする前に観賞すればゲームへの没入感アップ間違いなし! プレイスタイルの参考にもなるので、ボイスチャットで汚い言葉を連発しながら、楽しく激しくハイストしてください! それが強盗の世界というものですから。

 さて次回は『ケイン&リンチ』のやり込み要素について語り倒したいと思います。Xbox360版の実績アンロックなどネタは盛り沢山。元傭兵としての心構えを指南するのでよろしくです! SEE YOU SOON !!

(C) 2007 IO Interactive A/S. Developed by IO Interactive. Published by Eidos, Inc. Kane and Lynch: Dead Men, Eidos and the Eidos logo are trademarks of Eidos Interactive Ltd. IO and the IO logo are trademarks of IO Interactive A/S. All rights reserved. Marketed and Distributed in Japan by SPIKE.

・発売元:スパイク
・対応プラットフォーム: Xbox 360/プレイステーション 3
・発売日:2008年7月10日
・価格:7140円[税込]
・レーティング:CERO:D(17歳以上対象)

『ケイン&リンチ:デッドメン』のホームページ
ファミ通.comの『ケイン&リンチ:デッドメン』ニュース一覧

投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|00:00

ソーシャルブックマーク

はてなブックマークに追加 ライブドアクリップに追加 Yahoo!ブックマークに登録

ケイン&リンチ:デッドメン(その3)

2008/07/10 (木曜日)

 洋ゲー好きならマストプレイなバイオレンス親父アクション『ケイン&リンチ:デッドメン』。今回は2人協力プレイモードの醍醐味について語り倒します。いますぐダチ公と一緒にゲームショップへ走れ! そして遊べ!

mein02.jpg

 『ケイン&リンチ』最大の特徴……それは相棒との協力プレイにあります。2人協力プレイ"CO-OP"モードでは、画面が縦に二分割された状態で、ケインとリンチを同時に操作しながらストーリーモードを進められるのですが、実はこのモードが一番熱いとオヤジっっぽい笑顔で断言できます! 1人はケイン、1人はリンチで各ステージを攻略するんだけど、実はケインだけを操作するシングルモードでは描かれなかったリンチ側の物語が楽しめる、まさに「その時リンチが動いた!」的な裏ストーリーの存在は、ゲームにより深みを与えていてグッジョブ! またリンチを操作できるのは基本的にはこの協力プレイモードだけであり、Xbox360版に用意された実績にはリンチでないとアンロックできない実績も多いので、ゲームをしゃぶり尽くすにはプレイ必須のモードといえるでしょう!

080709-124939-1280x720p-00011101.jpg

 2人協力モードは、最近の洋ゲーのトレンドとなっていて、『アーミー・オブ・ツー』や『レインボーシックス:べガス2』などにも実装されてるので、勤勉な洋ゲー好きの読者諸兄ならとっくにご存知でしょう。しかし『ケイン&リンチ』の場合、この協力プレイモードがオンライン非対応であることが評価の分かれ道になっていました。オンラインできない協力プレイなんて……と俺も最初は思ってたんだけど、これが実際にダチ公を家に呼んで遊んでみると全然間違った認識だったことを思い知らされたんですわ。それはなぜか?

 『ケイン&リンチ』はしつこいようですが"相棒(バディ)もの"です。そして相棒の醍醐味といえば、常に一緒にいる状態でお互いにギャーギャー罵り合いながら物語が進むのは基本中の基本。時には口より先にパンチを出してしまうぐらいの勢いが不可欠なんですが、それはオンラインのチャットでは魅力が半減してしまいますよ。つまり隣同士で身を寄せ合いながらプレイする姿こそが、『ケイン&リンチ』における協力プレイの理想型なんです。「そっちじゃねぇよ! こっちこっち!」とか「警官なんか撃ってねぇで俺を助けろ!」とか「おまえのショットガンを貸してくれ」とか、ダイレクトに罵倒しあうことでゲームへの没入感も全く変わるんです。

 俺は『ケイン&リンチ』の協力プレイを遊んでいて、不謹慎かもしれないが『マリオブラザース』の2人同時プレイを思い出しました。「そこでジャンプすんじゃね〜よ!」とか「カニやっつけて!」と叫びながらダチ公とゲームを楽しんでいたあの時代には、無線LANどころか実家の電話も黒かった。電話からコードがなくなるなんて想像もしてなかった頃のゲームは、とにかく全てがダイレクトでした。時にコントローラの権利を巡ってリアルファイトもしばしば発生していましたが、それも今は昔の話。ネット環境が整備されるにつれ忘れられたプリミティブ極まりないゲームの本質が、『ケイン&リンチ』の協力プレイには見え隠れしているんです。

080709-122957-1280x720p-00011106.jpg

 協力プレイでリンチ側を操作していると、敵を倒していくと幻覚や幻聴が発生して画面のエフェクトがケイン側とは明らかに変化し始める演出も新しいし、その幻覚のせいで一般市民がみな警官に見えてしまったり、警官の頭が豚に見えていたりというリンチのパラノイド世界を体験できるのは素晴らしいアイデアだと思います。さらに狂乱しているリンチをケイン側から見ると、1人でわけのワカランことを叫びながら虚空に向かって銃を乱射する姿が確認できて、思わず今後も協力体勢が維持できるのか心配になります。

080709-124525-1280x720p-00011106.jpg

 また協力プレイ中に相方がダメージを受けて倒れてしまった時には、残った相棒による介抱が不可欠になります。制限時間内に生き残った方がアドレナリンを打ってやることで、瀕死状態から復活が可能になっているんですが、このアドレナリンも頻繁に打ちまくるとオーバードーズ(過剰摂取)で死んでしまうので、やはり倒れる前に敵を片付けるのが理想的。もちろん2人同時に倒れてしまったり、位置が離れすぎていたら助かりません。常にお互いの状況を気にしながら戦わないといけないので、憎み合っていても自然と友情めいた感情も生まれてくるから不思議です。

 ステージ攻略ルートも自由度が高く、リンチ以外のメンバーが加わっている場合は彼らの持つ強力な武器を交換しながら敵を倒し、時には敵の落としたスナイパーライフルなどを拾っておけば、その後の展開も有利に進められるといった攻略要素も持ち合わせており、ゲーム自体がかなり細かいところまで作り込まれているのが素晴らしい。"洋ゲーって大味"とか"ストーリー性が脆弱"といったイメージが変わるのは間違いないでしょう。

 さらに日本版では2人のボイスのフルローカライズで吹き替えしており、ケイン役には映画『アルマゲドン』におけるブルース・ウィリスの声を吹き替えていた内田直哉氏。相棒ケインには声優や舞台俳優として活躍中の麦人氏がキャスティング! これはまさしく「ゴールデン洋画劇場」並みの気合いの入ったローカライズ。もう「ゴールデン洋ゲー劇場」と呼んでもいいでしょう! 『ケイン&リンチ』は非常にストーリーが重要なので、字幕ではフォローし切れないのではないかと心配してましたが、この吹き替えなら大丈夫。常日頃から俺が訴えてる「ゲームへの没入感」という意味でもグッジョブな仕様だと思います。スパイクさん、お疲れちゃんです!

 以上、今回は『ケイン&リンチ』の協力プレイの醍醐味について語り倒しましたが、最後にもう1回「男だったらリンチを選べ!」と書かせてもらいましょう。"しょこたん"こと中川翔子女史は「子供のころ『漂流教室』ゴッコをやる時には、必ず"関谷"の役を志願した」と何かのインタビューで語ってましたが、俺がリンチを選ぶのも、恐らく似たような理由です。あ、『漂流教室』の"関谷"って誰だか解らない人は今すぐ調べておこう! 関谷の存在を知っておけば、必ず今後の人生に役に立ちます。それはリンチも同様で、あそこまでキャラが立ってる(副)主人公をゲームで操作できる機会は滅多にないと思います。それはまさにマリオに対するルイージ、水谷豊に対する寺脇康文、トミーに対するマツであり、イケメンやスーパーエージェントだけがゲームの主人公じゃない、人間臭さ全開の相棒の存在こそが、『ケイン&リンチ』におけるゲームの世界観に深みを与えてるんです。

 さて次回は、もはや別のゲームかと思えるぐらい作り込まれた『ケイン&リンチ』のマルチプレイヤー・モード"フラジール・アライアンス"について語ります。協力、裏切り、脱出、そしてまた裏切り……ガラスの絆で結ばれたメンバー同士の強盗作戦と、犯罪社会アメリカならではのゲーム性について書き飛ばしましょう! SEE YOU SOON !!

(C) 2007 IO Interactive A/S. Developed by IO Interactive. Published by Eidos, Inc. Kane and Lynch: Dead Men, Eidos and the Eidos logo are trademarks of Eidos Interactive Ltd. IO and the IO logo are trademarks of IO Interactive A/S. All rights reserved. Marketed and Distributed in Japan by SPIKE.

・発売元:スパイク
・対応プラットフォーム: Xbox 360/プレイステーション 3
・発売日:2008年7月10日
・価格:7140円[税込]
・レーティング:CERO:D(17歳以上対象)

『ケイン&リンチ:デッドメン』のホームページ
ファミ通.comの『ケイン&リンチ:デッドメン』ニュース一覧

投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|00:00

ソーシャルブックマーク

はてなブックマークに追加 ライブドアクリップに追加 Yahoo!ブックマークに登録

ケイン&リンチ:デッドメン(その2)

2008/07/09 (水曜日)

 暑いですね〜! 暑い時は熱いお茶を飲めという伝統が日本にはありますが、俺はむしろ暑い日には熱い洋ゲーを遊びながらキンキンに冷えたコーラーを飲むのが好きです。もちろんクーラーでギンギンに冷えた自室でね。

 というわけで、前回に続いて『ケイン&リンチ:デッドメン』について語り倒したいと思います。シネマティック・シューターの名に相応しいド派手な演出と硬派かつ驚天動地のストーリーで、アメリカではゲーム発売前に映画化が決定という快挙を成し遂げたこのゲーム。前回は主人公ケインについて書き飛ばしたので、今回はその相棒であるリンチを掘り下げましょう。

kein002.jpg

 リンチはケインと違って元傭兵ではありません。じゃあ何なのかというと、デトロイト州にある倉庫で働いていた単なるブルーカラーのおっさんです。もしリンチが日本人だったら確実に週刊漫画ゴラクの愛読者でしょう。そのぐらい普通のおっさんなんだけど、普通じゃないのは精神状態。どうやら重度の精神疾患を抱えており、時折ブラックアウト(気絶)して、その間に自分が何をしたか全く何も覚えていないという厄介な人で、常に精神安定剤を服用してないと正気を保てない(リンチ本人は胃薬と主張)、正気を失うと周囲を幻覚が支配して誰彼かまわずブッ殺してしまうのだから、つくづく厄介なおっさんです。

 そのリンチが、なぜにケインと行動を共にすることになったのか? リンチは、ああ見えて既婚者だったので、家に帰れば妻が迎えてくれるという(それなりに)幸せな家庭を営んでいたんだけど、ある日自宅に戻ると妻が死んでいた……! それを発見したリンチは怒りと悲しみに明け暮れるのだが、実は妻を殺したのはリンチ本人で、例の幻覚発作で勢い余って殺してしまったらしいのです。リンチは事件当日のコトを全く全然何にも覚えてないので、当然無罪を主張するんだけど、犯行は明らかにリンチということで死刑が確定。たまたまケインと一緒の護送車に乗せられたところから、ゲームはスタートするのです。

 裏切り者ケインに、最後の大仕事をさせるために脱獄させた裏傭兵組織"THE 7"のメンバーは、別居中だったケインの妻子を人質にしてケインに任務を承諾させます。その監視役にリンチが選ばれたというワケ。これで「バディ(相棒)もの」の基本設定である「性格が正反対の男同士が、ひょんなことから無理矢理コンビを組まされる」が確立し、凸凹コンビのハードコア道中が始まるのでした。リンチはケインの仕事を成功させれば自分もTHE 7のメンバー入りを約束されていて、人生やり直す気満々なんだけど、世の中もっとビターです。リンチは自分が単に利用されてるだけという事実に気づかず、下心むき出しで懸命にケインをサポートするのでした。お互いにお互いを忌み嫌う2人ですが、盗品奪還という共通任務のために戻れない川を渡り始めるんです。

 こうして設定を整理して書いてみると、このオヤジ2人が悲しい運命を背負っているのがよくわかります。特にリンチは前職が単なる倉庫番ですから、ケインと違って武器の扱いも格闘術も素人。ケインは"プッシュブレード"という特殊なナイフを常備しており、敵と接近戦になったらソイツでサクッと瞬殺してしまうんだけど、リンチは殴る蹴るエルボーといった無駄な動きタップリで敵を倒します。そして敵を倒していくと脳内でアドレナリンが放出され、錯乱状態に陥って銃を乱射しまくったり頭を抱えて倒れたりと、ミッション中なのに無駄な動きでケインを困らせる有り様。攻撃によって倒れている警官や警備員が、ちゃんと死んでるか確認するために更に撃ちまくって無駄弾を消費するところなんか最高です。脇目もふらずに任務を遂行するクールなケインと違い、人間臭さに溢れているのがリンチの特徴なんですよ。

080707-161250-1280x720p-00011108.jpg

 このリンチのキャラ設定は、やはり前回も触れたマイケル・マンの映画『ヒート』に登場する銀行強盗の一員ウェイングローの影響が伺い知れます。些細なことで警備員や人質を殺すパラノイアチックなウェイングローは、そのルックスも含めてリンチそっくり! しかしこんな端役キャラをゲームで準主役扱いにするセンスがホントに凄い。俺的には「わかってるな〜」と感心しきりですわ。

 と、ひとしきり俺のリンチ愛について語ったところで、ゲームシステムの解説をしておきましょう。『ケイン&リンチ』は基本的に銃撃戦がメインですが、その描写はかなりリアルで、ステージ内のオブジェクトには細かくダメージ判定があり、柱や壁や看板が銃撃でボコボコ崩れたり、穴だらけになったり吹き飛んだりと、やたら細かく描写されます。銃を構えればTPS(3人称視点)恒例の画面となり、ターゲットに向かって撃ちまくればいいだけ。壁にカバーした状態での"隠れ撃ち"や身を乗り出して狙いを定めることも可能ですが、撃ちまくっているだけでは勝てないのも事実。このゲーム、かなり銃撃の弾道が細かく設定されていて、反動も強くなかなか敵に当たってくれません。コツとしてはフルオートで撃ちまくるのではなく、ちゃんと狙いを定めてからマニュアルでパスンッパスンッと撃つとかなり命中率が上がるんです。だからアサルトライフルやマシンガンは敵が多い時だけ乱射するのに限り、基本はカバー状態でチクチク撃つのが理想的。

080707-163947-1280x720p-00011104.jpg

 洋ゲーといえば銃をガンガン撃ちまくっていれば何となくクリアできるというイメージがあるけど、『ケイン&リンチ』はそう簡単にはいかないんですね。ちなににUHオススメの武器はマグナムとショットガン。両方ともリンチがデフォルトで所持している武器ですが、シングルプレイでケインを操作する時は、戦闘開始前に相棒リンチと武器交換できます。そのシステムを利用すれば、ケインの武器がイマイチな時でも困りませんから。ショットガンは広範囲に有効なので狙いが定まりにくい状況でも活躍できるし、マグナムはヘッドショット1発で敵を倒せます(そのぶん反動もでかいので乱射は禁物)。ゲーム後半にはカービンライフルやアサルトライフルも登場するので命中率もアップ。ハンドグレネードもかなり重宝するので敵が多い時はガンガン投げましょう。敵が投げてきたグレネードも数秒以内なら投げ返せるので、警官隊が催涙グレネードを投げてきたら「FxxK YOU!」と叫んで投げ返してやりましょう!

 シングルプレイではケインがリンチや他のメンバーに様々な指示を出すことができます。「あいつを撃て!」「ここを守れ!」「ついて来い!」といった3種の命令を使いこなせば、ケインが一切発砲しなくてもクリアできるステージもあるので、鬼洋ゲー好きの読者諸兄はチャレンジしてみてください!

 今回は執拗なまでのリンチ愛について書き飛ばしてしまいましたが、次回は『ケイン&リンチ』最大の特徴である2人協力プレイモード"CO-OP"の魅力について語りたいと思います。SEE YOU SOON !!

(C) 2007 IO Interactive A/S. Developed by IO Interactive. Published by Eidos, Inc. Kane and Lynch: Dead Men, Eidos and the Eidos logo are trademarks of Eidos Interactive Ltd. IO and the IO logo are trademarks of IO Interactive A/S. All rights reserved. Marketed and Distributed in Japan by SPIKE.

・発売元:スパイク
・対応プラットフォーム: Xbox 360/プレイステーション 3
・発売日:2008年7月10日
・価格:7140円[税込]
・レーティング:CERO:D(17歳以上対象)

『ケイン&リンチ:デッドメン』のホームページ
ファミ通.comの『ケイン&リンチ:デッドメン』ニュース一覧

投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|00:00

ソーシャルブックマーク

はてなブックマークに追加 ライブドアクリップに追加 Yahoo!ブックマークに登録

ケイン&リンチ:デッドメン(その1)

2008/07/08 (火曜日)

 祝! 日本版発売決定! というわけで、悲しきオヤジのド熱い復讐劇『ケイン&リンチ:デッドメン』ですよ! まさか日本でリリースされるとは思わなくって、北米版を死ぬほどやり込んでしまったマスク・ド・UHです。皆さんいかがお過ごしでしょうか? 今週は火曜から土曜までブッ通しで『ケイン&リンチ』の魅力について語り倒したいと思います。

mein01.jpg

 自分が『ケイン&リンチ』の存在を知ったのは確か2年前。Xbox LIVEのゲームトレイラー映像をダウンロードした時だったかな? 「あの『ヒットマン』シリーズのクリエイターが送り出す新たなるハードボイルドアクション!」的なキャッチコピーで、高層ビルをラペルで降下しながら銃撃戦を展開する危険なオヤジ2人組の勇姿を見た瞬間、「こ、こいつはヤバい! 絶対ヤバいゲームだ!」と確信したっす。もちろんその時点では全然情報がなくって、どんな内容のゲームだかサッパリわかんなかったんだけど、バディ(相棒)ものってコトだけはわかったので、どんな操作になるのか? どんなストーリーなのか? そもそもなんで主人公2人が揃いも揃ってゲーハーなのか? と疑問と期待が入り交じったまま、発売を待ち望んでいたんですわ。

 でもって昨年11月。ついに北米版が発売されて速攻で購入。自宅の360にロムをブッ込んで遊び始めたら、これがホントに硬派なゲームで、しかも実に洋ゲー味にあふれた内容。基本的には銃撃戦メインだけど、チームを操作して攻撃させたり、相棒リンチが肝心な時に役に立たなかったり、東京のステージを見て色んな意味で驚いたりと、とにかく期待通りの仕上がりでメチャメチャやり込みましたね。しかし本当にこのゲームを楽しむにはCO-OPという2人協力プレイをクリアするのが不可欠であることを知り、本気で現実社会での相棒を見つけないことには話にならなくなってしまった。そこで俺の洋ゲーソウルメイトであるGHM代表取締役にして豪腕ゲームクリエイター、須田剛一兄貴の出番です。

 とりあえず電話して「いますぐ『ケイン&リンチ』を買って、そして遊んでくれ! 詳しいことは後で話す」と伝えたところ、さすが51兄貴。ちゃんと買ってやがりましたよ。そうなると話は早いので、協力プレイモードの存在について熱く説明して、後日一緒にプレイすることになった次第です。

 須田さんとのプレイの詳細は月刊ファミ通Wave DVD 2008年7月号の映像コンテンツ「動く!AREA51」に収録されてるので、まだ見てない読者諸兄はバックナンバーを買ってください! でもって51兄貴とも話していたんですが、このゲームとにかく物語が熱い! この熱さはまさにロバート・デ・ニーロ&アル・パチーノのハリウッドニ大巨頭が主演したマイケル・マン監督のハードボイルド・アクション『ヒート』(1995年)ではないか! と盛り上がったわけです。ロサンゼルスを舞台に白昼の銀行強盗を行う犯罪組織と、彼らの逮捕に執念を燃やす刑事の物語『ヒート』には、すぐに人質を殺してしまうリンチそっくりのキャラが登場したり、銀行前で特殊部隊と激しい銃撃戦を展開したりと、ゲームとの共通点がかなり存在していて、ゲームを遊んでいるとマイケル・マンの描く男臭いアクション映画の世界に入り込んだ錯覚してしまいます。もし『ケイン&リンチ』に興味があって、なおかつ『ヒート』を未見の読者諸兄は今すぐビデオレンタル屋に走ってDVDを借りてきてくださ〜い! この映画を観賞する前にプレイするのと、観賞後にプレイするのでは、ゲームに対する没入感が全然違いますから! マジで!

kein010.jpg

 話をゲームに戻しましょう。『ケイン&リンチ』の主人公は2人ですが、シングルプレイで操作できるのはケインなので、実質は彼の物語となります。ケインは元傭兵で南米では1人で20人以上の敵兵を倒した強者。顔面のでっかい傷が歴戦の激しさを語ってます。家族は妻と息子と娘がいたけど、息子が拳銃暴発事故で死んでしまってから人生設計が狂い出し、妻と娘に別居されてから傭兵組織である"THE 7"に入隊。そこで数々の軍事作戦や犯罪行為に従事するんだけど、ある時ミッションが失敗してしまい、ケインは盗品を持ち逃げしたまま逮捕され、死刑判決を下される……っていう設定です。しかしこの細かい事情はゲーム中には断片的にしか語られないんだけど、1人のキャラクターのバックボーンをここまで詳細に設定しているところが、このゲームが"映画的"と呼ばれる理由でしょう。本来ならケインの過去の事情なんか実際のゲームプレイには全然関係ないんだけど、こういうカルマを背負っていると知るだけでキャラに対する感情移入度が違ってくるし、ミッションへの挑戦意欲も増加するんです。

 また、最初からここまで設定を掘り下げてたからなのか、このゲームは既に実写での映画化が決定済み。北米版のゲーム発売前から決まっていたというから、これは快挙といっていいでしょう! 噂によるとケイン役にはブルース・ウィリスが名乗りを上げているとのことですが、どっちかというとリンチを誰が演じるのかが気になるところです。だって俺はリンチが大好きなんですよ。あのパラノイア全開の無駄すぎる動きを知ってしまったら、もうケインなんてカッコよすぎて使えません。男だったらリンチですよ!

 今回はケインの話ばっかりになってしまいましたが、次回は相棒リンチについてもバッチリ書き飛ばしてみたいと思います。そして"硬派"という評価に恥じないハードコアなゲーム性についても解説しましょう! SEE YOU SOON !!

(C) 2007 IO Interactive A/S. Developed by IO Interactive. Published by Eidos, Inc. Kane and Lynch: Dead Men, Eidos and the Eidos logo are trademarks of Eidos Interactive Ltd. IO and the IO logo are trademarks of IO Interactive A/S. All rights reserved. Marketed and Distributed in Japan by SPIKE.

・発売元:スパイク
・対応プラットフォーム: Xbox 360/プレイステーション 3
・発売日:2008年7月10日
・価格:7140円[税込]
・レーティング:CERO:D(17歳以上対象)

『ケイン&リンチ:デッドメン』のホームページ
ファミ通.comの『ケイン&リンチ:デッドメン』ニュース一覧

投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|00:00

ソーシャルブックマーク

はてなブックマークに追加 ライブドアクリップに追加 Yahoo!ブックマークに登録

ストラングルホールドの巻(後編)

2008/07/04 (金曜日)

 景気が悪い時は洋ゲーでも遊んでスッキリしよう! というワケで確実にストレス発散できる洋ゲー『ストラングルホールド』を語り倒す後編です。

 ジョン・ウー製作総指揮! チョウ・ユンファ兄貴主演! ストーリーは『ハードボイルド 新・男たちの挽歌』の続編! ってとこまでは前回も説明しましたが、気になるのはそのゲームシステム。TPS(3人称視点)のシューティングといえば簡単ですが、それだけではこのゲームのケレン味が伝わってない気がする。もっと言い切ってしまえるのなら、このゲームのノリは『怒首領蜂』のような超絶弾避け系縦スクロールシューティングゲームに非常に近いような気がするんですね。

 なぜならとにかく敵の撃ってくる弾の数が尋常じゃない。敵からの攻撃も基本的にウーさん演出全開なので、弾丸は全て美しい起動を描きながらユンファ兄貴めがけて飛んでいきます。それを常時使用できるアドレナリンタイムゲージ、通称"テキーラタイム"を押すことで、スロー効果が発動され、弾を避けつつ敵を倒すと、今度は特殊ムーブが発動できる、通称"テキーラゲージ"が溜まるという仕組み。テキーラゲージには、体力回復の他に、"Precision Aim"(弾丸視点攻撃)なるウーさん演出全開の必殺技。"Barrage Attack"は一定時間弾無限(テキーラゲージ2本分)。そして最強必殺技の"Spin Attack"こと通称"鳩アタック"は、発動するとステージ内にいる敵全員を倒してくれるが、ゲージ消費量は約3本と燃費もハンパじゃない大技。これらの特殊ムーブに加え、オブジェクトの破壊や横っ飛びといったカッチョいいアクションで敵を倒すと加算されるスコアである"スタイルポイント"が、ステージクリア後に評価されるんです。この感じ、なんだか縦スクロール系シューターみたいですよね? 鳩アタックなんて完全に"ボム"だし、武器は全種類が無限発動できるので、バズーカー砲なんて拾った日には、ユンファ兄貴1人で香港市街全破壊ですよ。弾丸視点攻撃に至っては敵の体に細かくダメージ判定が設定されてることに驚いた。頭を狙うだけでも眼を狙った時と口元を狙った時ではリアクションが違い、腕や肩や腹や足にも判定あり(ただし死なない)。どこを狙っても面白いんだけど、俺のオススメは股間……そうコ・カ・ンですよ。大事な宝を撃ち抜かれ、股を押さえて悶絶しながら倒れる姿には、「こんな死に方だけはしたくない」と思い知らされます。

ogutest02image174.jpg

 ちなみにクリア後の評価にはテキーラが破壊した建造物やら装飾品やらの被害金額も加算されるので、とにかく撃ちまくって破壊するのが正しいプレイスタイル。難易度を上げると、そんな余裕もなくなるぐらいシビアな戦闘を要求されるので、最初は男らしく"イージー"でプレイして、香港ノワールのノリを体感してほしいですね。イージーなんて男らしくないって? いきなりハードを選んで生き残れるほど、香港ノワールの世界は甘くありません。最高難易度の"ハードボイルド"なんて選んだ日には、弾がかすっただけで死にかけます。まずはユンファ兄貴と一体化する訓練だと思って、激しく楽しく遊んでください。

 『ストラングルホールド』のゲームシステムは、だいたいこんな感じです。特に難しいテクニックは要求されないけど、銃撃に慣れてきたら今度は一歩進んだオブジェクトの有効活用に挑戦してもらいたい。たとえば、ステージ内に唐突に置かれている台車。これに飛び乗ってゴロゴロ転がりながら敵を撃ちまくったり、天井にぶらさがってる照明器具に捕まって、スイングしながら敵を撃ちまくったり、階段の手すりを滑り降りながら敵を撃ちまくったりと、ウーさん映画ではお馴染みのアクションが全て体験可能というゲームのセールスポイントを、しゃぶり尽くしてみるのも『ストラングルホールド』の楽しみ方。「こんな倒し方までできるのか!」と感心すること間違いなしです。

 さらにこのゲームにはウーさん本人もバッチリ登場! もともとウーさんは出たがりで有名で、『男たちの挽歌』シリーズでは、どっかしらでカメオ出演しています。『ハードボイルド』では、同僚に死なれたテキーラ警部がウーさんの経営するジャズクラブを訪れ、ウーさん相手に一杯やる男臭い場面があったりするんですが、それはゲームでも健在。メニュー画面から選択できる"ショップ"では、そこでスペシャル衣装や設定資料などを購入でき、ステージクリア時のスタイルポイントで貰える報酬で支払うんですが、その店のオーナーは思いっきりウーさん! そしてオンライン対戦でマイキャラとして使用できる"ウーさんスキン"も絶賛販売中! 金が貯まったらショップでウーさんに会おう!

 というワケで、記録メディアの隅から隅まで香港映画の味覚が詰まった『ストラングルホールド』について色々と書き飛ばしましたが、残念なのはせっかく日本版がリリースされたのに、その情報がアジア映画ファンにまで伝わっていないこと。日本にも一定数存在する熱心な武打巨星ファン(内訳はブルース・リーのファン、ジャッキー・チェンのファン、ジェット・リーのファン、ユンファ兄貴のファン、他イケメン俳優のファン)に対して、もっと宣伝してほしかったと思いますね。実際、俺の友達の香港映画マニアの方々は、
『ストラングルホールド』日本版発売の情報を知らなかった。もちろん速攻で教えたけど買ってくれたかしら……。具体的にどう宣伝するかは難しいことでしょうが、もっと香港映画の香菜(パクチー)や八角くさい感じを全面に……って、どういう宣伝か解りませんが、とにかくウーさんの持ち味をもっと全面に押し出して、香港映画ファンにゲームの存在を知ってほしい! Xbox360を持ってるなら体験版をダウンロードして、そのバカバカしいまでに破壊的な世界観を堪能してほしいんですよ。

 このブログを通して、少しでも香港ノワール好きに『ストラングルホールド』の存在が伝わればいいなぁ、と思ってます。だから敢えて文中に"武打巨星"とか書いてみたんだけど、検索で引っかかったら成功ですな。1人でも多くの香港ノワール好きに、もちろんそうでない人にもオススメの『ストラングルホールド』。ゲームを遊ぶ前にも遊んだ後でも、必ず『ハードボイルド 新・男たちの挽歌』は観るように! 言いたいことはそれだけ! 再見!!!!!!!!!!

IMG1914s.jpg
北米Xbox360版『ストラングルホールド』限定盤と付録のDVD。
コレクターズエディションは、パッケージもスペシャルバージョンだ! 
着ているTシャツは、十年以上前にロンドンの中華街で買ったユンファ兄貴Tシャツ。
なんとオフィシャルTシャツだった!

ogutest02image73.jpg

Stranglehold (c) 2007 Midway Amusement Games, LLC. All rights reserved. MIDWAY and the Midway logo are trademarks or registered trademarks of Midway Amusement Games, LLC. Unreal(r) is a registered trademark of Epic Games, Inc. Used by permission. Unreal(r) Engine, Copyright 1998 - 2007, Epic Games, Inc. All rights reserved. “Havok.com(tm), (c) Copyright 1999-2007 Havok.com Inc. or its licensors. All Rights Reserved. See www.havok.com for details.” Portions of this software are Copyright ((c)) 2000-2007 Engenuity Technologies Inc.” Used by permission. Uses Bink Video. Copyright (c) 1997-2007 by RAD Game Tools, Inc. Midway Amusement Games, LLC and its affiliates do not monitor, endorse or accept responsibility for the content of any non-Midway website. Distributed under license by Midway Home Entertainment Inc. Distributed under license by Success Corporation.

・発売元:サクセス
・対応プラットフォーム: Xbox 360/プレイステーション 3
・発売日:2008年5月22日(Xbox 360版)、2008年9月11日(プレイステーション3版)
・価格:各7329円[税込]
・レーティング:CERO:D(17歳以上対象)

投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|13:00

ソーシャルブックマーク

はてなブックマークに追加 ライブドアクリップに追加 Yahoo!ブックマークに登録

ストラングルホールドの巻(前編)

2008/07/02 (水曜日)

 ついに始まってしまいました! 洋ゲーの魅力を日々語り倒しながら、その魅力を1ミクロンでも多く伝えようという趣旨のブログ! ワタクシは洋ゲーばっかり遊んでいて友達と話が合わないことが悩みのフリーライター、マスク・ド・ UHと申します。以後、お見知りおきを。

 さて、記念すべきブログ第1回目に取り上げる洋ゲーは、やっぱり『ストラングルホールド』! もちろん今は日本語版も絶賛発売中なので、洋ゲーと聞いてもイマイチぴんと来ないルーキーな読者諸兄にはピッタリのタイトルです。そして洋ゲー好きにも関わらず、まだ遊んでないキミは今すぐ近所のゲームショップに突撃すべき! と断言できるぐらい熱くレコメンドできるゲームなんですよ。

 『ストラングルホールド』とは、どういう内容のゲームなのか? まず最初に知っておきたいのが、このゲームの製作総指揮は、香港映画界の巨匠、ジョン・ウー監督(以下、ウーさん)だということ! ウーさんといえば"発射された弾を目で見てから避ける"超絶演出バレットタイムの生みの親であり、熱い男たちが拳銃両手に語り合う香港ヤクザ映画『男たちの挽歌』シリーズを世に送り出し、今は活動拠点をハリウッドに移して香港ノワールのケレン味を世界に発信し続けているステキな大人。俺もこんな大人になりたいと神社に行く度に祈願してます。

 そんなウーさんは、実は大のビデオゲーム好きとしても知られており、自身が監督した映画の中でも主人公や悪役が、ヒマな時にゲームを遊んでいるシーンがよく登場するんですよ。しかし意外にもウーさんの作る映画のようなゲームは少ないのが現状。それを不満に思ったのかどうかは定かでないけど、とにかくウーさんはゲームを作ってしまった。

 それが『ストラングルホールド』なんですが、このゲームにはもう1つ知っておきたいことがある。それは、ゲームの主人公を香港映画界の武打巨星(広東語でアクションスターという意味)として世界的に有名な俳優、チョウ・ユンファが演じていることだ!

 ユンファとウーさんのコンビは、香港映画を世界レベルのアクション映画に進化させ、カンフーと銃撃戦が混じり合った独特の演出で世界を仰天させたのだが、近年はめっきりコンビを組む機会が減り、往年の香港ノワール好きにとっては淋しいかぎりだった。その名コンビがゲームで再結成されたのだから最高だ。ポリゴンで再現されたユンファの兄貴は、弾が額をかすめると「チッ」と舌打ちするほどリアルな表情を見せ、銃を撃つアクションは、飛ぶ、跳ねる、転がる、滑るなど、あらゆる体勢から射撃するノワール魂を徹底再現。そして撃った弾は敵に当たらずとも周囲のオブジェクトを破壊しまくり、破壊された看板が敵の頭に降ってきて倒してくれたり、ガスボンベが破裂して敵を倒してくれたりと、ステージ内にあるもの全てが凶器と化すんですよ! この演出は、まさにウーさん!

 これはもう新しい形の『男たちの挽歌』と呼んでも過言ではない。もっとも『ストラングルホールド』のストーリーは、ウーさん×ユンファコンビの最高傑作とされる香港ノワール名作中の名作『ハードボイルド 新・男たちの挽歌』の続編という設定になっているんですよ。北米でリリースされた『ストラングルホールド』限定版には、ウーさんによるゲームのメイキング映像やユンファ兄貴の吹き替えレコーディング風景の他に、ゲームのリリースに合わせて発売された『ハードボイルド』デジタルリマスター版DVDの予告編まで収録されていて、映画とゲームをニコイチで楽しむ環境を推奨してました。巨星ファンの心理をくすぐる粋な限定版ですね〜。もちろん俺も買いましたよ。

 そもそも、なぜ香港ノワールが欧米で人気があるのか? アジア地域ならともかくって話なんですが、実は香港アクション映画のマニアって欧米のほうが日本より全然熱いんですよ。特にイギリスでは、過去に香港を統治していた関係から、もの凄い数の香港映画が公開されていて、ビデオやDVDのリリース数は日本なんか軽く上回る人気っぷり。その人気はヨーロッパから北米に飛び火し、荒唐無稽にも受け取れるド派手なアクション演出が『マトリックス』とかに多大な影響を与えていたのは有名な逸話。つまり『ストラングルホールド』は世界が熱望したゲームだったと言えるんです。しかもパブリッシャーは、老舗洋ゲーブランドのMIDWAY(代表作は、ご存知『モータルコンバット』)! ウーさん、ユンファ兄貴、そしてMIDWAYという奇跡の三つ巴が実現しているワケなんですよ!

 どうです? 『ストラングルホールド』を遊びたくなってきましたか? 今回の論説はまだまだ序章に過ぎません。このゲームの魅力を語り出したら、それこそ1日じゃあ終わりませんよ。つうわけで、次回は『ストラングルホールド』のゲームシステムを解説しつつ、そのアクション馬鹿っぷり全開の演出について書き飛ばしたいと思います。再見!

ogu_test02-image90.bmp

Stranglehold (c) 2007 Midway Amusement Games, LLC. All rights reserved. MIDWAY and the Midway logo are trademarks or registered trademarks of Midway Amusement Games, LLC. Unreal(r) is a registered trademark of Epic Games, Inc. Used by permission. Unreal(r) Engine, Copyright 1998 - 2007, Epic Games, Inc. All rights reserved. “Havok.com(tm), (c) Copyright 1999-2007 Havok.com Inc. or its licensors. All Rights Reserved. See www.havok.com for details.” Portions of this software are Copyright ((c)) 2000-2007 Engenuity Technologies Inc.” Used by permission. Uses Bink Video. Copyright (c) 1997-2007 by RAD Game Tools, Inc. Midway Amusement Games, LLC and its affiliates do not monitor, endorse or accept responsibility for the content of any non-Midway website. Distributed under license by Midway Home Entertainment Inc. Distributed under license by Success Corporation.

・発売元:サクセス
・対応プラットフォーム: Xbox 360/プレイステーション 3
・発売日:2008年5月22日(Xbox 360版)、2008年9月11日(プレイステーション3版)
・価格:各7329円[税込]
・レーティング:CERO:D(17歳以上対象)

投稿者 マスク・ド・UH : パーマリンク|11:36

ソーシャルブックマーク

はてなブックマークに追加 ライブドアクリップに追加 Yahoo!ブックマークに登録