こんにちは、奥田です。
樋口P:「たまにはなにか書け」
F清野:「そーだそーだ」
奥田 :「はぁ・・・何を書きましょう。」
樋口P:「フレン隊について語れ」
F清野:「それです、うんそれ」
奥田 :「え、いいんですかそれ?」
樋口P:「いいから書いて、ジャム爺にどうにかされる」
F清野:「観るも無残にされる」
奥田 :「ジャ、ジャム・・・すぐ書きます・・・」
と、まぁ・・・ね。
お題付きでイキナリふられたので、ひとつお付き合いください。

フレン隊。
ここでいうフレン隊とは、
騎士団の中での彼が統率する部隊のことではなく、
彼の”パーティ”のこと。つまりフレン自身と、
彼に付き従う「ソディア」と「ウィチル」のことですね。
「日陰」のユーリに対する「表」の勇者フレン。
勇者にも勇者のパーティがいるだろう、という次第で誕生したのがこのフレン隊。
6人と一匹のユーリ側に対して、フレン側はたったの3人。
バランス的にはかなり怪しいパーティですが(なんとなく攻撃偏重型っぽい気が)、
この人数になった最大の理由はシナリオ構成上の問題によるものです。
パーティらしくもっと人数出そうという話もあったんですが、
キャラが増えすぎると個々の描写が減ることになるため、
最終的には3人に落ち着きました。

さてそのフレンパーティの紅一点(?)であるソディアさん。
他の小隊長、例えばルブランにそういうのがいるのかどうかは定かでないですが、
とにかく彼女は小隊長時代からフレンの副官です
(役職としての名称は副長、フレンが隊長になってからは小隊長兼務ですが)。
色々とその言動が物議を醸している彼女ですが、
当初はほんと、ただフレンの側にいて、フレン以上に融通の効かない、
本来の騎士の立場を代表するだけのキャラだったんです。
初期に構想していた展開では、
ユーリとフレンが互いの正義を賭けて、
もっと殺伐と対立していく予定でした。
が、作業が進むにつれ必ずしもそういう展開にならなくなってきた訳です。
第二部終盤の凶行、実はあれ、やったのフレンでは?と
ミスリードを狙う展開を予定していたんですが、
もうどう考えたってフレンがやる可能性を
感じさせるような状況にはなりそうもなかった。
でも展開としてはあのネタ残したい、
どうしよう、そうだ、彼女がいるじゃないか!
……という次第であのシーンと相成った訳であります。
考えてみればひどい話ですね(笑)
これだけじゃあんまりなので、少しマジメな背景的な話も。
ゲームの中では特に語られていませんが、彼女は貴族の出という設定です。
TOVの世界では貴族は具合の悪い人々の代名詞ですが、
彼女の場合、そうした悪い面を見て生まれ育ってきたがゆえの潔癖さが、
あの頑なな態度の根底にあります。
ああいう性格で、騎士団でも珍しい女性剣士、
加えて平民出のフレンが上司、ときては騒ぎに事欠かなかったはず。
フレンも信頼を勝ち得るまでさぞ色々あったでしょう。
彼女は決して悪意の持ち主ではありませんが、
結果としてああいう凶行に及んでしまう。
彼女の不幸は、フレンがあまりに輝いて見えすぎてしまい、
それを冷静に指摘してくれる人が側にいなかったことです。
その意味では彼女は「フレンのなっていたかもしれない姿のひとつ」とも言えます。
そういえばプロダクションI.Gの松竹さんから
最初にいただいたムービー用のキャララフがソディアでした。
そう“あの”ソディアです。
なぜ第一弾がソディアだったのかは謎ですが、かわいいですよね、あれ。
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ソディアに比べてもうひとつ不遇なのがウィチル。
彼(男の子ですよ!)は騎士団の人間ではなく、アスピオの魔導士。
ハルルの樹の一件でリタに断られたフレンが代わりに伴っていった訳です。
同じ帝国内の組織同士なので出向といった感じでしょうか。
ゲーム中ではあまり活躍する機会のない彼ですが、
あのリタと魔術でぶつかってるくらいですから、
本当はかなり高い能力を持っているんです。
ご存知の通りの可愛げのない性格なので、
リタ共々アスピオの大人の受けはよくなかったんだと思います
(この辺り、アスピオの大人側にも結構問題がありそうですが)。
フレンの件も存外、いい厄介払いだったのかも。
ハルルの件の後もアスピオに戻らずにフレンと行動を共にしているのは、
彼にそうしたいと思うだけの何かが
フレンに(そして自分に)あったからなんだろうと思います。

リタをライバル視しつつシカトされるウィチル。
ソディアを抑える役回りも多かった分、
もう少し活躍の場があったらよかったなとも思います。
せめてとばかり、リンゴ頭なんて愛称つけてみたんですが、
フォローになったでしょうか。
あまり長くなってもなんですから、フレンについては割愛します(笑)。
機会があれば、またいずれ。

最後に大した話じゃありませんが、ネーミングにまつわる小話を。
本作の人名はフレン以外は全部、馬場&松元コンビが付けているんですが、
フレンだけこんなやり取りがありました・・・・
私とテイルズスタジオの長谷川で、
黒子に徹する主人公と勇者として讃えられる親友
という基本構造について確認していた時のこと、
私:「んじゃその親友、名前考えなきゃならんね」
長:「んー、友だち(friend)なんだからフレンでいいんじゃね」
私:「OK、それ採用」
概ね実話。
こーゆーのはシンプルにやるのがいいのです。
さすがに英訳する際はそのまますぎるので、少し綴りを変えましたが。
……なんか文字にすると、物凄い適当に仕事しているように見えますね。
ちなみにこれも察しのいい方は既にお気づきかもしれませんが、
ウィチルはWitch(少年ですが)、ソディアはSwordから名付けられています。
おまけ:ゲーム内で名字が登場することのない人が多いですが、
デューク、この人の名字はバンタレイ。
英字ではPantarei。
Bじゃないんですね。
さほど深い理由はないんですが、間違いではありません。
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No Game, No Life.
No LIVE, No Life.
It's All'bout 360.
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(C)藤島康介
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