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エースコンバット6開発者コメント紹介/第十五回【追憶のグレースメリア】番外編 其の八

2007年12月12日

ぶるぅぇぇぇぇぇっっ♪
嬉しい悲鳴がこだまする。
いぃぃやっほぅぅっっ♪
狂喜乱舞する私と紙の福沢諭吉。

いよいよXbox 360のタイトルラインナップが蒼々たる面々になっていますね。
レース、アクション、スポーツ、RPG、シューティング、シミュレーション
恐らくほぼ全てのゲームジャンルを取りそろえたかもしれない。
珠玉の作品達がいよいよもって揃いましたね。

代表作品の一翼をガッチリ担うエースコンバット6。
その作品を勝手ながら応援しはじめて・・・w
もう15回を数えることになりました、ありがとうございます。

本作の公式サイト にもこのブログへのリンクを貼ってくださったり
私のぶっ飛んだ文章を毎回チェックしてくださったり
そして、プレゼントの提供やアイマス機体のような情報の世界最速公開を
許可くださったりと、本当に感謝しっぱなしです。

また、このブログを観てくれているユーザーさんにもアリガトウ。
毎日のように叱咤激励や企画提案メールが来ます。
実は、このブログでおこなっているプレゼントコーナーで
当選された方へは応募課題のアツイ想いへの返信文を添えて
私自身で返事を書かせて、プレゼントに添えて郵送させて頂いてます。
「ジャム爺、なんか銀座の女将さんみないなコトしてるねw」と社内では言われましたw

ですが、口惜しや。
未だメールを送ってくれている皆さん全員には返事が出来ずにおります。
ごめんなさい。
年内にはこの状態をなんとかして、年明けには全てのメールに
ちゃんと私から返信を出来るような体制にしておきますね。

さ、そんな連絡もありつつ。
第15回エースコンバット6特集です。
今回ご登場頂く本作の開発者は・・・


阿部智洋】さんです。
イベントデモ班リーダーという視点からみた本作。
開発の裏話も頼んでおきましたので文中で出てくるのを期待して

・・・さぁ、行こうか。

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第十五回【追憶のグレースメリア】番外編 其の八
【コメント頂戴っ!】エースコンバット6 From 阿部智洋

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皆さんこんにちは。エースコンバット6イベントデモ班リーダーの阿部智洋です。
私はエースコンバット04からムービー制作に携わってまいりました。

Xbox 360「エースコンバット6 解放への戦火」(以下エース6)
お楽しみいただけているでしょうか?
エース6はこれまでのシリーズにない「大軍vs大軍」の砲火入り乱れる
壮絶な大戦場に参加できるフライトシューティングゲームです。
Xbox 360の性能により、雄大な大地、無限に広がる大空
どこまでも続く大海原が再現され、リアルな大自然を感じるクオリティとなっておりますが
ゲーム内では本当に「大軍vs大軍」を感じられるだけの軍隊がその大自然の中に存在しております。
また、エースシリーズには、ドラマティックなストーリーが大事なポイントとなっておりますが
もちろん本作にもドラマティックなストーリーが用意されております。

そのストーリーに深みを感じていただく要素として
ゲームコンセプトの「大軍対大軍」をイベントデモムービーでは「大群対大群」と解釈し
戦争に巻き込まれる人々を描く群像劇を展開しました。
戦争によって生き別れになる戦闘機パイロットの妻とその娘
緒戦で負傷し飛べなくなった敵軍戦闘機パイロット
戦火の中で企みを抱く戦車兵など、多彩な人物たちがプレイヤーの体験する戦争に
深く関わりを持ってきます。

今回のイベントデモムービー制作の準備では、次世代機ならではの高い表現力を求め
さまざまな技術的な検証も行いました。
大きな検証の題材として
俳優の顔の演技をデータ化する「フェイシャルモーションキャプチャ」
実在する人物の顔をスキャニングし
形はもとより細かいシワや肌の質感をモデリング出来る「3Dスキャニング」があります。

どちらの検証もスタッフ自らが実験台となり検証を行いました。
演技もまともに出来ないスタッフ達でしたが、努力の甲斐もあり
「フェイシャルモーションキャプチャ」は実用化でき、エース6のイベントデモに使用され
俳優の表情の演技を十分に再現することが出来ました。
しかし、最終的には「3Dスキャニング」はボツになってしまいました。

「3Dスキャニング」の検証結果はスタッフの予想を遥かに超え
細かい顔のシワや肌の質感を十二分に再現でき、とてもリアルな顔のモデルが出来上がりました。
では何故この技術がボツになってしまったのか?
理由はいろいろありますが、検証にイケメン俳優を使うのではなく
私の顔を使ってしまったことが原因とも一部のスタッフから言われています。
ほとんどのスタッフは画面に映し出された検証結果を見て大爆笑していましたから。
今では検証の副産物である私の顔を模った原寸大の石膏像が、私の席の戸棚に寂しく眠っております。

そんな実際には採用されなかった技術検証も含め
次世代機ならではの表現を探求した数々の努力の甲斐もあり
ドラマティック要素として重要なキャラクターの存在感は本作において飛躍的にアップしております。
広大な空、戦場を体験しつつ、エース6のドラマティックな世界を十分にご堪能下さい。

阿部智洋
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惜しくもボツになってしまった「3Dスキャンニング」という存在。
思わず「へぇ〜」ボタンを押したくなってしまいましたよw
しかもその技術の実力たるや・・・

凄すぎるwwww
わ、わ、笑っちゃいけないんだろうけども
こ、これ本当にスキャンで取り込んだヤツなんですか!?
凄すぎます・・・プロの造型師が何日もかけて作ったようなデキじゃないですか!

これは気持ち悪い。
いや阿部さんがじゃなくて、この出てきたモノがリアルすぎてw
ボツになった原因は阿部さんというのも面白いですね。

だめですよ、せっかくのモノを寂しく眠らせちゃ。
堂々と!エース開発チームのいるフロア入り口に飾ってください!!
飾ってくださいよ、今度観に行きますよ、突撃取材しますよ?w

本作の話に戻しますと・・・
今、公式サイトでは発売記念アンケートに引き続きまして
オンラインモードについてのアンケート を実施してます。
皆さん思うところあると思うのでガッツリ投稿して下さいネ。

あ、もうすぐね・・・
また世界最速である情報公開しちゃいます。
今、この日記と同時進行で書いてるのだ。
ぶっ飛ぶぜ?色んな意味でw



総員に告ぐ!
燃料費を確保せよっ!



あ ぢ お す
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投稿者 ジャム爺 : 2007年12月12日 16:30

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