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エースコンバット6開発者コメント紹介/第十八回【追憶のグレースメリア】番外編 最終回

2007年12月26日

見事、世界で500万本を売り上げた『Halo3』を越える
販売本数を記録しXbox 360販売本数ランキング第3位に輝いた・・・

エースコンバット6 解放への戦火

本日、12月27日。
奇しくも「追加ダウンロードミッション第一弾 」が配信される日。
このブログの定番にもなったコーナーの第一部が終焉を迎えます。

エースコンバット6の特集をやらせて頂く事になったとき
まず悩んだのはコーナー名。
ちょいとマニアック過ぎやしないか、とか。
逆にキャッチー過ぎるのもどうか、とか。
今となっては小さな嬉しい悩みの一つです。

番外編、最終回となる今回。
ご登場いただく方は勿論この方。
この方無くして本作はあり得なかったでしょう。

お迎え致しましょう、本作開発プロデューサー。
dog.jpg
一柳宏之】さんです。
積もる私の話は後半にしましょう。
さぁ、行こうか。
総員、最高司令官からの伝令だっ!

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第十八回【追憶のグレースメリア】番外編 最終回
【コメント頂戴っ!】エースコンバット6 From 一柳宏之

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みなさんこんにちは。
エースコンバット6プロデューサーの一柳宏之と申します。

この1年を振り返ると、エースコンバット6開発で
大変だった様々なシーンが思い出されます。
でも、なぜか断片的にしか思い出せず、それでも記憶をたどろうとすると
途中でブレーカーが落ちたように思考が停止してしまいます。

まだ脳みその疲れが抜けきっていないのかなぁ。

それとも単に歳のせいなのか……

いや、まだ36歳です。
自分では若いつもりです。

そういえば、エースコンバット04の開発を始めたときは29歳だったっけ。
ずいぶん昔のことのようにも、つい最近のことのようにも思えます。
近い過去で思い出すのは、先日公開した
エースコンバット6オンラインモードプレイ映像を撮ったときのことです。
あの映像では、妙にはしゃぎ過ぎた姿をお見せしてしまって、すみませんでした。

あんなにそのまま使われるとは思いませんでした。
もういい歳なのに、落ち着きとか渋みとかホント無いなぁ」と、
あの映像を見て思います。
でも、多くの方々に楽しんでいただけたみたいなので結果オーライなのです。

そういえば、最近はブログで製品に対する感想を書いてくださっている方が
多くて、とてもありがたく読ませて頂いています。
ちょっとびっくりしたのですが、戦闘機のゲームなのに
女性のファンの方も意外と多いのですね。
今回の6のパステルナークとか
04の黄色の13とか
5のバートレットとか
ZEROの片羽とか
カッコイイですもんね。
いいですよね、渋いキャラクター。

もし彼らがエースコンバット6のオンライン対戦をプレイしても、きっと
「あーもう誰だよ今の!?オレばっかり狙われてない!?ずるくない!?」
とか、
「やったやった!!機銃でやった!!ねえみた!?今のみた!?」
とか、
言わないのだと思います。

とても羨ましいです。

話を戻すと、ネット上ではエースコンバットに対する
色々な人たちの色々な思いを知ることができて
いい世の中になったなぁと思うのです。
単に感想を聞けて嬉しいだけではなく、厳しいご意見を頂けることで
今後の開発に必要な改善点を知ることもできるのです。

すばらしいです。

そんなふうにネットの掲示板やブログをありがたく拝見していたら
こんな言葉を発見しました。

ダメウス1

ぷぷ。
いや、笑っちゃ悪いけど、こんなあだ名付けられちゃってる人がいるのね。
よっぽど下手なのかなー。




って、自分のことでした……




そんな!
結構ゲーム上手いのに!

調べてみると、この言葉の発生元は
PSP向けエースコンバットXの対戦プレイ映像でした。
確かに、あの時はボロ負けだったので何も言い返せません。

くやしいので、ダメウス1という言葉を考えた人にお願いがあります。
他のシリーズ作品のディレクターにもそんなあだ名をつけてあげてください!
きっと喜びますから!!
ではそろそろ、年の瀬っぽい挨拶で締めさせていただきたいと思います。

2008年が、
自分と、周りの人たちと、エースコンバットを通じて
どこかでつながっている世界中の方々にとって、
健康と安全に恵まれる年でありますように。

良いお年を!!
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一柳さんによるユーモア溢れ、暖かく、そしてズンと来るコメント如何でしたか。

ダメウス1だって・・・・グシグシ( p_q)

正直、かなり感慨深くこの回を書いています。
物事なんでも始まりがあって終わりがあります。
このエース6特集が本ブログで始まったのが10月15日でした。

(ここからは本作EDテーマ「A BRAND NEW DAY」をBGMにどうぞ)

実はその前から私はefigoというエンターブレインが運営するSNSで
ずっと叫んできました、「エース最新作はヤバい、心身が震えた!」と。
縁あってこうして連載までやらせて頂くうちに、ここ最近では水曜日が近づくと
「おっと、エース6特集(更新)の日だ!」と身体が自然反応するまでになりました。

アイドルマスター機体の情報を聴き、早く皆さんに伝えたいー!ってなったし
プレゼント募集して、皆さんに書いた「アツイコメント」の数々を読んで楽しかったし
その声をバンダイナムコさん、そうエース6開発チームの方々にフィードバックしたり。
そしてエース6公式サイトトップにこのブログのリンクを貼って下さったり
世界最速で追加コンテンツの情報を出させてくれたり・・・

よく間違われるのですが、私の本業は編集者ではありません。
言葉やレイアウトの妙でその作品の楽しさや情報の価値を
グンッ!と上げるような魔法は使えません。
ですがXbox 360を愛する魂だけはちょっとやそっとでは負けません。
はい、それを支えにしてブログを書いてます。

最終回を書くってなんか不思議なモノですね。
終わらせたくないような、そんな気分になります。
引き際はカッコヨク。(言い聞かせるように)
エースコンバット6が描く大空の軌跡はまだまだ続きます。
実施されたアンケートを基にオンラインモードの細かいテコ入れも予定されています。
そして皆さんが叫んだ声は次回作にも大きく影響を及ぼす事だと思います。
ネットワークを介して作品のカタチが変わる当世代機Xbox 360。
シリーズ6作目にして、カタチの掴めない雲のようにそこにいるエース6。
これからもまだまだ変わっていく本作。
いままでの概念を壊して築きあげる新しいエース。

最後に・・・
同社宣伝の顔であり麻雀の鬼、ベンジャミンTANAKAさん
尊敬するBGMスペシャリスト、中西哲一さん
珠玉の空間=そらの音を再現した、小林啓樹さん
「大軍 VS 大軍」を見事再現した、石井雄大さん
あのアイマス機を創り上げた、幸村修さん
最高の極上パノラマを実現した、千家英嗣さん
最強のエフェクト群を入れた、藤井景一さん
石膏模型にまでなるプロ意識、阿部智洋さん
初のオンラインモードを実現させた、和気良介さん

そして・・・
最高の衝撃と感動を提供してくれた、一柳宏之さん
(名前をクリックすると各コメント日記に飛びます)

僭越ながら
本作をプレイし感銘を受け最高の時間を過ごし
絶え間ない期待と渇望を本作にエース注ぐ
ユーザーの代表として心から感謝の意、申し上げます。
本当に、ありがとう。

諸君・・・・これで諸君らは無事、卒gy





















終われるかっ!だ〜れが卒業じゃいっ!!

俺の戦争はまだ終わっちゃいないぃ!

バーロー、ここで終われるかっ、って!

まだまだ追加ダウンロードコンテンツは控えてるんだ!?

片翼をやられたからって、飛べないワケじゃないんだぜっ!?

バンナムさん、まだジャム爺は飛べる、行けるって!!

足並みバッチリ、目指す所は一緒だぜ!Σ(゚Д゚?


そんなわけで、壮大な独り善がりドッキリ?でしたw
分かっていながら、私もちょっとウルッて来ちまったぃ。
でも開発者コメントリレーは今回をもって、一度終わりです。

来年からは本作の追加ダウンロードコンテンツや最新情報を
どこよりも早く、世界最速で公開していきますよ!

そんんでもって、一柳さん改めダメウス1に告ぐ!
来年早々、勝負ですよ!
そう決戦は「エースコンバット6サイコーッ!ナイト」で!
まずは新年会からやりましょうか?w


年始に備えるどころか追加ミッションに備えちゃって非難轟々
大掃除なんかやらない、それ喰えるの?なジャム爺でした。


あ ぢ お す

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投稿者 ジャム爺 : 2007年12月26日 17:00

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