「ギアーズ オブ ウォー3」の四方山話をするブログ

Vol.6 コール、とっととグリフィンを手に入れろ

2011/09/02

Gone Gold!

 2011年9月22日に発売される、Xbox 360用アクションシューティング『ギアーズ オブ ウォー 3』を、あれこれ語っちゃおうという本ブログ。来週はゲーム開発者のカンファレンスCEDECがあり、開発元Epic Gamesのメンバーも何人か来日して講演を行います。そして再来週は東京ゲームショウ 2011。まだ日本マイクロソフトの出展タイトルリストは出ていませんが……。そしてその翌週にはもう発売。早いですねぇ。

This Week's Update

 日本でも、マルチプレイで“グリフィン”が使えるコードの配布がスタートしたり、先週掲載したロッド・ファーガソン氏のTweetで紹介されていた、新たなプロモーションサイトがオープンしています。詳細は『ギアーズ オブ ウォー 3』日本公式サイトからチェックしてください。下段の“「グリフィン」ダウンロードコードを手に入れろ”がダウンロードコードの入手方法へのリンク(facebookアカウントが必要です)、“戦友のウォールで友との絆を試せ”が新プロモーションサイトへのリンクになっています。爆破によって“壁”に有名キャラクターが浮かび上がり、クリックするとムービーとともに基本設定を知ることができるという、ド派手な内容になっていますよ。

アンオフィシャル・コミュニティニュース日本支局

 開発元Epic Gamesのコミュニティニュースから最新情報をお届けするコーナー。今週も2ネタご紹介しましょう。

Gears of War 3 Season Pass Available Sept. 20th

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 ギアーズのシーズンチケットである“Gears of War 3 Season Pass”が発表されました。価格は2400MSP。海外では発売同日に販売開始されるようです。これは『L.A.ノワール』におけるロックスター・パスのようなもので、現在予定されている4つのDLC(ダウンロードコンテンツ)を割安で購入(合計と比較すると33%引き)でき、さらにリキッド・メタル仕様の武器をマルチプレイで使えるようになるとのこと。DLCの第1弾は11月配信予定だそうです。説明文によると、マルチプレイのマップだけでなく、シングルプレイにも追加コンテンツを予定している模様。
 もちろん今回の発表は海外版のもので、日本での展開がどうなるかは不明ですが、これは興味深いところ。続報を待つこととしましょう。それにしても、なんて男らしすぎるデザインなんだ、シーズンパスは……と書いたところで、緊急連絡が。ふんふん。「日本での展開についてはいましばらくお待ちください」とのことです!


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Final “Gears of War 3” Map Revealed!

 マルチプレイのマップのリストも公開されています。Gridlock! 『ギアーズ オブ ウォー』のマルチプレイには欠かせないマップです。
Checkout――廃墟となったスーパーストアのマップ。

Checkout_Beauty_Shot_1

Drydock――乾ドックのマップ。
DryDock_03

Gridlock――ギアーズファンならおなじみ!

Hotel――リゾート地のホテルを舞台にしたマップ
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Mercy――かつての憩いの広場が舞台
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Old Town――民家が立ち並ぶ旧市街のマップ
OldTown_Beauty_Shot

Overpass――地盤沈下した高架道路のマップ
Overpass

Sandbar――険しい山と海岸線に挟まれた自然の要塞
Gears_3_-_Sandbar

Thrashball――コールが活躍していたスタジアムが舞台

Trenches――荒野に作られたローカストの塹壕のマップ

今週のGearsたち

 『ギアーズ オブ ウォー 3』関係者たちのTwitterやコミュニティニュースから、普段あんまり報じない内容をお伝えします。


俺のギアーズパジャマをゲットしたぜ! お求めはお近くのKohls(衣料品チェーン)で(笑)

 ロッド・ファーガソン氏が紹介しているのはギアーズ・オブ・パジャマ! でも、ギアーズ・オブ・ダイエットで痩せたファギーにはちょっと大きい感じがしますね。


Ladies and gentlemen, Gears of War 3 trailer "Dust to Dust." http://t.co/H8Z83XVless than a minute ago via WhoSay Favorite Retweet Reply


紳士淑女の諸君、新トレイラー"Dust to Dust."だぜ!

 クリフィーBは、海外サイト“Machinima”先行で公開された新動画を紹介。ロッド・ファーガソン氏のRTを見ていると、「感動して泣きそうだ」と語っているファンもいた模様。いよいよ男たちの戦いに決着がつきます。その前に、デルタがどうやって戦い始めたか、そのスタート地点を思い出しましょう……。

セリフで振り返る名シーン:「The Beggining」

 マーカス率いるデルタ部隊の戦いのこれまでを、セリフとともに振り返るコーナーです。今回はこちら!

ドム ジャック ドアを焼き切れ!
Jack, rip that door!

マーカス 何しに来た?
What are you doin' here?

ドム 助けに来た ほら 装備だ
Getting you out. Here. Put this on. You'll need it.

マーカス こんなことをしでかして タダじゃ済まんぞ
You could get into a lot of trouble for doin' this.

ドム 心配するな 状況が変わったんだ
Not any more. Things have changed.

ドム さあ 行こう
We better go.

マーカス 他の囚人たちはどうする? 置き去りにはできんぞ
What about the other prisoners? We can't just leave them here.

ドム 誰もいないさ ホフマンが全員釈放した
They're gone. Hoffman pardoned everybody.

マーカス なるほどな
Is that right.

ドム これで晴れて復帰だな
Welcome back to the army, soldier.

マーカス ふん
Shit.

(『ギアーズ オブ ウォー』Act.1より)


 今回はすべての始まり、初代『ギアーズ オブ ウォー』のオープニングから。クリーチャーがところどころ侵入している牢獄に、ひとり佇む筋骨隆々の男……。この男は一体どんな人物なのか、なぜこんな危険な場所に叩き込まれているのか? プレイヤーの興味をかき立てる絶妙なオープニングでした。
 ここでは、ほんの少しの会話で、このふたりが少なくとも知人であること、この男が兵士であること(つまりこのふたりは恐らく戦友でもある)、何か上層部に睨まれるようなことをして放り込まれたのだろうこと、そしてこの男が汚い言葉遣いながらほかの囚人のことも気にするような人物であること、やってきた男はそんな男の不器用さをフォローしてきただろうことなどが、それとなく伝わってきます。そして、これらはまったくもって今我々が知るマーカスとドムそのものです。
 さて、すでにお伝えしているように、『ギアーズ オブ ウォー 3』のオープニングでは、このシーンへのオマージュも出てきます。しかし、今回ドアを開けるのはドムではありません。セルフパロディーだからなのか、戦士となったアーニャを押し出したいのか(実際、プロモーション動画などではアーニャを全面に押し出したものが多い)、それとも……。『3』のスタート時点でドムはひどく傷ついています。しかし、『ギアーズ』はドムがマーカスを救うところから始まったのです。物語の決着がつくとき、マーカスはドムを救うことができるのでしょうか?
 ところで、英語版のドムの最初のセリフ「ジャック・リップ・ザット・ドアー」って「ジャック・ザ・リッパー」と微妙に韻を踏んでるんですかね?


『ギアーズ オブ ウォー 3』日本公式サイト
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