発売直前! 『SHCM Pro RX-78-2 ガンダム』の説明会が開催されたぞ!!
●超リアルなガンダムの説明会が開催された!
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説明会では”ガンプラ”の歴史についての説明もあったぞ。 |
リアルなギミックと超絶可動がウリの、『SHCM Pro RX-78-2 ガンダム』の商品説明会が、発売を目前に控えた2007年6月6日に開催された。本商品は、全身21ヵ所にもおよぶハッチの開閉機構や、スライド装甲可動による柔軟な可動、さらに”ファーストガンダム”の作品中に登場するガンダムの武器をすべて再現するなど、あらゆる面にこだわりの見える一品だ。そのうえ、驚きの可動によってテレビアニメの作中に登場したほとんどのポーズを再現可能と聞けば、すでに購入を考えている人も多いのではないだろうか。そんなこだわり抜かれた同商品だからこそ、開発の経緯などはファンならずとも気になるところ。そこで、この商品に関する質問をバンダイホビー事業部・企画開発チームの鶴田雅彦氏にぶつけてきた! 開発チームの思い入れや、開発のコンセプトなど見逃せない話が聞けたぞ。
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あらゆる姿勢に挑戦したが、ほとんどのポーズはあっさりクリアー。この可動にはビックリだ! |
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右の写真のように、膝の装甲がスライドする仕掛けになっている。これが、あらゆるポーズを可能にする秘密だ。左の写真はガンダムの下半身。ここまでしっかりコアブロックシステムが再現されているぞ。 |
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左の写真にはコアファイターの代わりにダミーが入っている。このダミーでウエストの柔軟な動きを再現することができる。もちろんコアファイターを変形させて入れることもできるぞ! 右の写真は、股のスライド装甲に注目。上の装甲と下の装甲がスライドしているのがわかる。この機構によって、いままでにない柔軟な膝の動きが可能になっているのだ。 |
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細部までこだわり、コアブロックシステムもほぼ完璧に再現されているぞ。わずか5センチほどしかないコアファイターの、キャノピーが開閉するのは驚きだ! |
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車輪もしっかりと色が塗り分けられている。どこから見ても完璧! |
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これがドッキング形態。しっかりと車輪も収納されているのだ。パーツを脱着することなく、簡単にこの形態に変形させられるぞ! |
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●バンダイホビー事業部・企画開発チーム、鶴田雅彦氏直撃インタビュー!!
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バンダイホビー事業部 |
――『ガンダム』生誕28周年というこの時期に『スーパーハイコンプロ』というシリーズを作られた理由は何でしょうか。
鶴田雅彦(以下、鶴田) 『ハイコンプロ』シリーズが初めて発売されてから、2007年で3周年を迎えました。モビルスーツも豊富なバリエーションで発売されています。バンダイホビー事業部では、発売された順に番号をつけているんですね。それが、あと数体で50を超えようとしています。ですので、『ハイコンプロ』という1/200のモビルスーツのシリーズとしては、皆さんにそろそろ認知してもらえたかな、と思いまして。3周年という意味も含めて、つぎのステップへ進もうと思ったんです。
――”全身21ヵ所フルハッチオープン”ということですが、この機構を採用した理由は何でしょうか。
鶴田 ガンダムを、兵器、構造物という捉えかたをしたことで、プラモデルはリアルさを追求して進化してきました。それは、ほかのプラモデルも同様で、戦車や飛行機も当然リアルさにこだわるんです。なぜプラモデルがリアルさにこだわるのかといえば、実物同様の複雑な内部構造があると、実際に飛行したり、走るという想像がしやすいからだと思います。エンジンなどを精密に再現した”カットモデル”というものも売っています。ガンダムの場合は、リアルさと精密さをより理解してもらうために、「中にメカが入っているんだよ」ということを見せる意味で、ハッチをつける必然性が出てくるんです。
――リアルさの追求はプラモデルの宿命なんですね。
鶴田 ミニカーも感覚的には近いかもしれませんね。いちばんスタンダードなグレードのミニカーは、外観はきれいでも中は運転席がある程度。で、ちょっとグレードが上がるとドアが開くようになる。もっとグレードが高くなると、ハンドルとタイヤが連動するものもありますし、バネが入っていてサスペンションがあるものもあります。グレードに応じて、より精密になっていくんです。構造物、メカは、精密さを突き詰める上で内部メカの存在を主張する必要があり、各所のフタは開けざるを得ないんですよ。まずはコックピットが開いて人間が操るものだということがわからないと、リアルっぽくないんです。コックピットの再現はスケールモデルの王道ですから(笑)。
――全身にマーキングを入れたという点も同じコンセプトからですか?
鶴田 そうです。腕の関節のところにラインが入っているのですが、これはデザインではなくて、実際の戦闘機などの機体をモデルにしています。たとえば戦闘機や戦車というのは、動く箇所には旋回時の危険を知らせるために、線で囲うなどのマーキングがしてあったりします。そういった実際の戦闘機などにもあるマーキングを再現した形ですね。
――そういったデザインは誰が考えているんですか?
鶴田 ホビー事業部としてプラモデルのノウハウをフルに使って、それに完成品としてどうアクセントをつけるかを開発・デザインで考えています。基本的にはデザインの方向性やコンセプトを、版権元様に提出して、ご指導いただいて作る感じですね。
――原作のイメージにより近づけるためですか。
鶴田 それもあります。”リアルガンダム”というイメージで、これまで大河原先生を始め、さまざまな方が細かく描いていらっしゃるので、そのテイストは当然デザインの機軸になってます。
――すべての武器を装備できるようにした理由はなんでしょうか。
鶴田 やはりおもちゃは、武器がたくさんついていたほうがかっこいいです! ですので、そこも版権元様と相談してフル装備ができるようにしました。原作に登場する武器は、すべて再現してあります。じつは、地味ですけど”スーパーナパーム”がちゃーんと立体化されているんですよ(笑)。
――原作では使用しているシーンを見られませんでしたが、あの武器は投げて使うものなんですか?
鶴田 それは僕も厳密にはわからなかったので、いろいろ調べました。それでも、いまいちはっきりしない部分がありましたので、版権元様と協議しながら、できるだけ忠実に再現しました。原作のアニメでは、ガンダムが脇にスーパーナパームを抱えてるシーンがあります。そのシーンをもとにしてガンダムの大きさから、奥行きなどを計算して製作したんです。
――製作上、とくに苦労したところはどこでしょうか。
鶴田 やはり、コアファイターなど、小さなものにすべてのギミックを入れるのが難しかったですね。コアファイターは小さいですから、ギミックを入れるスペースがなくてたいへんでしたよ。腰の部分にコアファイターが変形してドッキング! さらにその状態で可動!! このあたりは設計と何度も検討会をしました。涙の検討会でした……。
――(笑)。少し話がそれますが、プラモデルでは、1/144スケールというサイズが多いような気がします。”1/144”という数字はどこから来ているのでしょうか。
鶴田 ”ガンプラ”を作っている事業部は、もともとは車などのスケールモデルを作っていた部署なんですね。車や飛行機、戦車のプラモデルには”ワールドスタンダードスケール”というサイズがあるんです。その中で、ガンダムにいちばん適切なのはどのサイズだろうと考えたときに、1/144というカテゴリーがいいのではないかという話になったんです。といっても、そのころ私はまだ入社していませんでしたが……。
――最初からあったカテゴリーなんですね。
鶴田 そうです。”ガンプラ”を作る時点で、最初からあったスケールです。いわゆる”国際スケール”と言われているものです。『ガンダム』のプラモデルは『HG(ハイグレード)』のサイズがいちばん販売総数が多くて、”イッチョンチョン(1/144スケール)”はスタンダードサイズになってるんです。
――あ! やっぱり”イッチョンチョン”って言いますよね(笑)。
鶴田 ”イッチョンチョン”とか”ヒャクイチ”っていう言いかたですよね(笑)。1/100を”ヒャクイチ”って言います。
――今後の展開として、GファイターとかGブルなどの販売はあるのでしょうか。
鶴田 いいですね。今回の『ガンダム』は関節がたくさん動きますから、GファイターやGブルの中のような、狭いところにも入れるんじゃないか? と思いますよ。販売できるかは『S-HCM Pro RX-78-2 ガンダム』の人気次第ですけど(笑)。
――今後『スーパーハイコンプロ』シリーズとして、ほかのモビルスーツの発売はあるんですか?
鶴田 もちろん。『スーパーハイコンプロ』はシリーズとして定着させたいと思っています。”ファーストガンダム”だけではなく、あらゆるシリーズに登場するモビルスーツの『スーパーハイコンプロ』化を視野に入れて考えていますので、期待していてください。
S-HCM Pro RX-78-2 ガンダム |
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発売日 |
2007年6月16日発売予定 |
販売価格 |
7140円[税込] |
商品仕様 |
塗装済み完成品 |
サイズ |
全高約125ミリ(144分の1スケール) |
付属品 |
ビームライフル、ビームサーベル×2、ガンダム・ハンマー、ハイパー・バズーカ×2、ハイパー・ハンマー、シールド、スーパーナパーム(組立て式) |
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