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黒木メイサも登場! TAF会場で『ベクシル -2077日本鎖国-』の発表会が行われた

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●超スケールの映像で魅せる劇場映画『ベクシル -2077日本鎖国-』発表会!
 

ベクシル

 

 東京ビッグサイトにて、2007年3月22日から25日にかけて開催されている、世界最大級のアニメの祭典"東京国際アニメフェア2007"(以下、TAF)。この会場にて、2007年夏に全国松竹系での公開が予定されている『ベクシル -2077日本鎖国-』(以下、『ベクシル』)の発表会が行われた。

 『ベクシル』は、映画『APPLESEED』や『ピンポン』などで知られる曽利文彦監督による、フルCGの劇場映画。発表会には、同監督を始め、主人公である女性兵士ベクシルを演じた黒木メイサも駆けつけ、会場につめかけたアニメファンに作品をアピールした。

 曽利監督は、まず技術が進歩したことで、より迫力のある映像を提供できるようになったことを会場のファンに伝える。しかし、『ベクシル』はそれだけではないと言う。「今回の作品では映像だけでなくドラマの部分にも力を入れています。ストーリー、キャラの造形や表情などに心血を注ぎました」(曽利)。また、監督はCGでの製作について「演出家にとっては魔法のような道具」(曽利)と、その可能性の幅について語った。

 

ベクシル

▲主人公ベクシルを演じた黒木メイサ。同作がアフレコ初挑戦だったのだとか。 

 続いて、主人公ベクシル役を演じる黒木メイサが登場。ベクシルというキャラクターについて聞かれると「鎖国された日本に潜入するアメリカの女性兵士です。女性兵士というと強いイメージがあるのですが、映像を観ると喜怒哀楽のはっきりとした娘です。そこをうまく表現できればと思いました」(黒木)とコメント。黒木にとっては、初めてのアフレコとなった今回の作品。アフレコの際には「最高の映像に命を吹き込んでいくような作業と感じ、プレッシャーを感じながら演じた」(黒木)という。また、「初めての挑戦だった。新しい何かを自分自身に与えてくれた作品です」(黒木)と、この作品に出会い、ベクシルという役を演じたことで、女優としてまた大きく成長していくのではないかと、期待させるコメントを残し、会場をあとにした。
 

ベクシル

ベクシル

ベクシル


ベクシル

映像のスゴさを伝えつつも、ストーリーに心血を注いだと語る曽利文彦監督。 

 黒木が去ったあとには、『ベクシル』で重要な役どころを演じているという朴路美(※路は、王へんに路です)と、柿原徹也が登場。曽利監督は、今回の作品のキャスト陣にも注目してほしいと言う。実際に主要キャラクターのキャスト陣を並べてみると、黒木メイサ、松雪泰子、谷原章介、朴路美、森川智之、櫻井孝宏、大塚明夫と豪華な面々が集う。曽利監督は「今回、主役級の方々が集結しているので、監督冥利に尽きる」と満足そうに語った。
 登壇した朴路美と柿原徹也はそれぞれの役柄について、まだ詳しく語ることができないことを前置きしたあと、「生きることにとても純粋で、切ない役です。ベクシルとの関係は……まだ言えません」(朴)、「頭脳派なだけでなく、いろいろな背景を持った役です」(柿原)とそれぞれコメント。また、TAF会場の控え室で、監督からそれぞれが演じた役の詳しい設定を聞いて思わず泣いてしまったというふたり、しかし曽利監督も「朴さんの収録中に、思わずポロッときた」(曽利)と収録当時のエピソードをカミングアウトしていた。
 

ベクシル

ベクシル

自身の演じた役が、作品中、非常に重要な役割であるという朴路美。どんなキャラクターを演じたのだろうか?

監督からは収録まえに、詳しいキャラクターの説明は聞かされなかったと柿原徹也は語る。コレに対し、監督は変な先入観を持たずにやってほしかったから、と弁明。


 最後に朴路美、柿原徹也、曽利文彦監督がそれぞれ作品をアピールする。「これアニメじゃなくて外画だったっけ? と思うぐらいCGがすごい。CGがしっかりと表情を作ってくれているので、声を吹き込みやすかったです。さきほど初めて出来上がった映像の一部を観させてもらったのですが、とてもカッコよかった」(朴)と映像のすごさを伝えた朴、さらに「この作品が伝えたいのは尊厳。"人間の尊厳"だと思います。」(朴)と作品の持つメッセージ性についても触れた。
 続いて柿原は「従来のCGでは表現できなかった部分を表現している作品。こういった作品が増えていけばと思っています。夏までドキドキワクワクしながら待っていてください」(柿原)とコメント。
 最後に曽利監督が「今回の作品は、OXYBOTという新しいスタジオが製作しています。日々、新しい映像が出来上がってくるんですが、監督である僕自身が見ても息を詰まらせてしまうような、スゴい映像が上がってきています。ぜひ楽しみにしてください」(曽利)とOXYBOTの作り上げる映像に舌を巻く日々を送っていることを語り、作品への自信を見せたところで、発表会は幕を閉じた。


『ベクシル -2077日本鎖国-』
STORY

21世紀初頭。人類に延命効果をもたらしたバイオ・テクノロジーとロボット産業が急速に発展を遂げたことにより、日本は市場を独占し、世界を大きくリードした。しかしさまざまな危険性が指摘されるようになると、国連はこれらの技術を厳格に規制することを求めた。日本政府はその要求に従うどころか、反旗を翻して我が道を行く決定を下したのだった。その決断とは……日本鎖国。
2067年。日本はハイテク技術を駆使した完全なる鎖国をスタートする。その後、日本の情勢は秘密のベールに包まれたまま、10年が経過した。そして2077年。米国特殊部隊"SWORD"所属の女性兵士ベクシルは、日本への潜入作戦を実行する。しかしそこでベクシルが目にしたのは、想像を絶する光景であった。延々と続く荒涼たる地……。これがハイテク技術の末にたどり着いた、真の日本の姿なのだろうか?

ベクシル

ベクシル

ベクシル


※『ベクシル -2077日本鎖国-』公式サイトはこちら

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