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アニメ『ナイトウィザード The ANIMATION』のエンディング曲を歌うBETTA FLASHに直撃インタビュー!!

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 ●癒しの歌を紡ぐ、ふたり組ユニットBETTA FLASHに迫る!

 2007年10月より放送が開始されたテレビアニメ『ナイトウィザード The ANIMATION』。そのエンディングテーマ曲である『Erinyes(エリニュエス)』、そしてプレイステーション2用ソフト『ナイトウィザード ザ ビデオゲーム〜ディナイアル オブ ザ ワールド〜』のオープニング曲『6th body』を歌う女性ふたり組ユニット・BETTA FLASHにファミ通.comではインタビューを敢行したぞ!

 BETTA FLASHは、ZUNTATAやアルフ・ライラ・ワ・ライラなどに所属しゲームミュージックシーンで著名なTAMAYOと、透き通るような広がりのある歌声が特徴的なCyuaのふたりによるユニットだ。2007年11月21日に発売されるシングル『Erinyes』でメジャーデビューを果たす彼女たち。そのユニット誕生のきっかけや、音楽性、そして今後の展望について語ってもらった。 

 

BETTA FLASH
ベタ・フラッシュ

BETTA FLASH

コンポーズ/キーボードを担当するTAMAYO(写真右)と、 ボーカルのCyua(写真左)のふたりから成るユニット。ゲームミュージックシーンで数々の作品を手掛けてきたTAMAYOによる、民族音楽的な手法を取り入れたサウンド、そしてダンス・テクノユニット・FILTRIKEのボーカルとして活躍したCyuaの透き通る声によって、独特の世界を作り出す。

  

 

テーマは音楽ですべての生命を癒す

  

BETTA FLASH

 

――まずBETTA FLASHとはいったい何者なのか、ということから伺いたいのですが、おふたりでユニットを組むことになったきっかけは?

TAMAYO 2年まえに『RAY』シリーズ(※1)のCD -BOXを出したんです。その中にCGアニメつきの曲があるんですけれども、それを作ったときに彼女に歌ってもらったのがきっかけでユニットを組むことになりました。


――それまでCyuaさんはボーカルなど、やられていたんですか?

Cyua はい。そのときはいろいろ歌っていました。


――それは、おひとりでやられていたんですか?

Cyua ひとりのときもありますし、グループでもやっていましたね。


――それをTAMAYOさんが見出されたと。

TAMAYO 見出したというか、”出会った”という感じですね。


――ユニット名のBETTA FLASHというのはどういう意味なんでしょうか?

TAMAYO 突然思いついたんですけれども……。”BETTA”というのは、淡水魚の種類(※2)です。見た目はすごくキレイなんですけれども、中身は闘魚みたいなんですよ。2匹同じ水槽に入れていると互いを食べあっちゃうような。その魚が好きで、ユニット名に入れました。”FLASH”というのは、光のことですね。


――そのふたつの単語を合わせて、どういう意味に……?

TAMAYO 技の名前みたいな……、”ハニーフラッシュ”とか(笑)。
 

――どちらかがBETTAさんで、どちらかがFLASHさんというわけではない?

Cyua 違います(笑)。
 

――ふだんはどういったイメージの音楽をやられているのでしょうか?

TAMAYO 民族音楽とテクノがすごく好きなので、そのふたつが融合したようなものになっています。

Cyua 私も民族音楽がすごく好きで。いろんな国の楽器にも興味があるので楽しいですね。

TAMAYO 以前はテクノユニットを組んでいたんだよね?

Cyua そうなんです。


――じゃあ、ちょうど同じものを持ったふたりが揃ったという感じですね。民族音楽というのは、どのへんの音楽なんでしょう?

TAMAYO いろいろ好きなんですけれども、最終的にはアラブっぽいものが好きなのかな、という気がしているんです。オスマン帝国の宮廷音楽や軍楽などに代表される、強烈な笛の音とかが好きですね。


――BETTA FLASHさんの楽曲のコンセプトというか、テーマみたいなものは?
TAMAYO
 ”音楽ですべての生命を癒す”というのがコンセプトとしてあります。大仰なことを言ってますけれど、それだけ高い意識を持ってやっているというか(笑)。あとは、世界の誰が聴いてもわかる音楽にしようと、つねに意識していますね。

  

※1:’94にアーケードで稼働が開始された『レイフォース』を始めとするシューティングゲームシリーズ。ほかに、’96年稼働の『レイストーム』、’98年稼働の『レイクライシス』がある。シリーズすべての音楽をTAMAYOが担当した。
※2:スズキ目キノボリウオ亜目ゴクラクギョ科ベタ属の淡水魚。 長いヒレや鮮やかな色合いから、観賞魚として人気がある。

 

どこの国の言葉でもない、BETTA語

 

BETTA FLASH

 

――今回の『Erinyes(エリニュエス)』は日本語ですが、ふだんは日本語じゃないんですよね?

TAMAYO そうなんです。英語と、たまに変な言葉とかも……。


――変な言葉?(笑)

Cyua BETTA語です!(笑)
 

――BETTA語!! ……それは歌うときに、歌いづらいということはないんですか?

Cyua 私の場合はすんなりと歌えますね。抵抗感なく。波長が合うんですよ。


――BETTA語というのは、文法とかあったりするんですか?
TAMAYO
 日本語っぽいところもあるんですけれど、一応私の中では統一されています。原始的な言葉を羅列してるような感じですね。
 

――響きなどを重視した言葉であると。

TAMAYO そうですね。何語もハマらない曲ってあるじゃないですか。そういうときはBETTA語で。


――たとえばAという曲で「あなたを守りたい」という意味合いのBETTA語が出てきて、Bの曲でも「あなたを守りたい」というのがあった場合、同じ言葉が出てくるんですか?

TAMAYO それはそのときのニュアンスで変わってきます。歌というのは、感情が思い余って口からポロって出てきたものだと思うんですよ。そんな感じで言葉も決まっているんだと思いますね。


――今回リリースされる『Erinyes』をBETTA語にすることもできるんですか?

TAMAYO 多少考えればできますね。


――それは聴いてみたいですね!(笑) ファンの方から「聴いてみたい」という声がたくさん集まれば……?

TAMAYO そういう声があれば、作るかもしれないです。


――Cyuaさんは、日本語で歌うことに関しては抵抗はなかったですか?

Cyua なかったですね。


――初めて曲を見たときに驚いたりしませんでした?

Cyua TAMAYOさんが作られた日本語の曲も知ってるので、そんなに驚きはしなかったです。

TAMAYO でも「日本語だ!」って言ったよね(笑)。

Cyua 最初は(笑)。


――ちなみにタイトルの『Erinyes』という言葉の意味は?

TAMAYO 3人の復讐の女神のことですね。それと(アニメのヒロインである)エリスちゃんの名前を掛けています。アニメを観ていくと、なんでそんなタイトルがついているのかが、わかるのではないかな、と思います。


――では、『Erinyes』という曲は、志宝エリスというキャラクターからイメージをしたもの?

TAMAYO それもあるんですけれど、どちらかと言えば『ナイトウィザード』という世界全体をイメージしています。最初にいただいたアニメの資料が少なかったので、(テーブルトークRPGの)攻略本を本屋さんで見つけて、それを読みつつ、いま自分が気になっていることなどを曲にしていった感じですね。そうしたら主人公の女の子とわりと重なる内容になっていたんです。
 

――Cyuaさんは『Erinyes』を最初に聴いたとき、どんな印象を持たれました?

Cyua 宇宙っぽい印象を持ちました。宇宙に広がる世界というイメージがありましたね。やさしいんだけれど、芯の強さがあるというような印象を受けました。


――もう一方の『6th body』は、プレイステーション2用ソフト『ナイトウィザード ザ ビデオゲーム〜ディナイアル オブ ザ ワールド〜』のオープニング曲となっているんですよね。こちらの曲のイメージは?

TAMAYO ゲーム版の主人公は、アニメとは別の人物なんです。彼女は優等生なんだけれども、クラスの人気者ともラフに話したいというような心の葛藤を抱えながら生きている人。そのあたりの葛藤をイメージして作りました。苦しいんだけれど、救われたいみたいな。
 

――Cyuaさんは曲を聴いたときにどう感じましたか?

Cyua 民族色が濃い曲だなと。使っている楽器とか。最初は、あまり完成形を想像できなかったんですけれど、歌い込んでいくうちにイメージが固まっていくというか、「これ絶対よくなる!」っていう手応えを感じましたね。


――曲を聴かせていただいて、激しい曲だなと感じたのですが。

TAMAYO 激しいというか……。
 

――秋葉原エンタまつりでは、”イケイケ”って言ってましたよね(笑)。

TAMAYO そうでしたね(笑)。壮絶な感じにしたかったので。


アニメの劇判にも挑戦

 

――今回、TAMAYOさんは『ナイトウィザード The ANIMATION』の劇判も制作されているとのことですが、制作の際に注意している点などはありますか?
TAMAYO 『ナイトウィザード』という作品の世界を表現しようということに注力していますね。ただ、手探りでやっているような感じで、いまでもちょっと不安です(笑)。
 

――TAMAYOさんはもともとゲームミュージックをやられていて。アニメの劇判とは作りかたが違ったりということはあるんですか? 

TAMAYO ゲームミュージックのほうは好き勝手にやっていたんですけれども、劇判のほうは監督さんの意向をできるだけ表現しようと考えてやっています。その中で、自分が感じていることを照らし合わせながら、曲を作っていった感じですね。
 

――Cyuaさんはアニメを観て、TAMAYOさんの曲をどんな風に感じました?

Cyua TAMAYOさんっぽいなぁと感じました。鬼気迫る雰囲気などが映像だけでなく曲が加わることでわかりやすくなって、展開が非常によく伝わってくるな、と思いましたね。

 

 ――秋葉原エンタまつりのときに、アニメのオープニング曲を歌われている宮崎羽衣さんとコラボレーションをしたいという話がありましたが?

TAMAYO そうですね、できれば(笑)。具体的にはまだ何も動いていないですけれど。
 

――コラボレーションするとしたら、どのような形でと考えていますか?

TAMAYO 羽衣ちゃんとCyuaちゃんのふたりでの掛け合いがいいな、と思っていますね。

Cyua 交互にキャラクターが代わって……。

TAMAYO ふたりで……バチバチとね。

Cyua バチバチ系ですか!?(笑)

TAMAYO 仲よし系のほうがいい?

Cyua うーん、2面性を持つ主人公というイメージでやれたらおもしろそうですよね。

TAMAYO 二重人格みたいな? ……いいかも。

 

ゲームはあまりやらない……?

 

BETTA FLASH

 

――ちなみにおふたりはゲームをやられたりするんですか?
Cyua
 ゲームはあまりやったことないですね。何かおもしろいのがあったら教えてほしいです。


――(笑)。ゲームは、まったくやったことがないんですか?
Cyua
 スーパーファミコンとかはやりましたよ。


――どんなジャンルのゲームを?
Cyua
 うーん……。『マリオ』とか……。あと、高橋名人って何かありませんでした?


――『高橋名人の冒険島』(※3)ですかね。スケボーに乗ったりとか。
Cyua
 おおっ! なんかそういう感じでした。


――最近のゲームは?
Cyua
 ぜんぜんやってないですね。ゲームセンターでクルマを運転するゲームをやったりはしますけど。あと、『真・三國無双』をやったことがありますよ! 適当にボタンを押すとボボボボボボーって敵を倒せるんで気持ちいいんですよね。でも何のボタンかわかってないので、勝手に馬を降りちゃったりとか(笑)。
 

――(笑)。TAMAYOさんは最近はゲームやられるんですか?

TAMAYO やっていないですね。
 

――もう見たくもないみたいな(笑)。

TAMAYO そんなことはないです(笑)。
 

――ゲームミュージックは作っているけれど、ゲーム自体はあまりやらないタイプ?

TAMAYO そうですね。自分が曲を手掛けた作品は遊びますけど。ボタンが6つ以上になると操作しきれなくなってしまうんですよ。だから、ボタンはふたつがいい(笑)。


――ちなみに、TAMAYOさんが楽曲を手掛けた作品の中でも、代表作というのは?
TAMAYO
 タイトーでやっていた『RAY』シリーズになるんですかね。このシリーズから、曲の作りかたをまったく変えたんですよ。だから印象深い作品ですね。


――大ヒットした作品ですしね。カプコン時代にもいろいろやられていましたよね。『大魔界村』とか、古いところで『ソンソン』とか。
TAMAYO
 『ソンソン』は初めて曲を手掛けたゲーム作品でしたね。

 

※3:’86年にファミリーコンピュータで第1弾が発売されて以降、さまざまなハードでシリーズが続いた作品。文中では『高橋名人の冒険島』と言っているが、スーパーファミコンで遊んだとのことなので『高橋名人の大冒険島』、『高橋名人の大冒険島II』のどちらかだと思われる。 

 

ミニアルバム、イベント、ライブとさらなる展開が!

 

BETTA FLASH

 

――BETTA FLASHさんの今後の展望は?
TAMAYO
 アルバムだよね?

Cyua はい! 来年(2008年)の2月にミニアルバムを発売予定です。

TAMAYO さらに、そのあとにフルアルバムを出す予定です。


――ミニアルバムはどのぐらいの曲数なんですか?
TAMAYO
 5曲ぐらいですね。


――今回の『Erinyes』も含めて?
TAMAYO
 それは収録されないんです。ただ、収録曲のすべてのPVみたいなものがついているんですよ。


――音源だけのアルバムではない?

TAMAYO そうなんです。いろいろとおもしろいことができたらな、ということで。実写のものやCGのものなど、各曲ごとに違った見せかたのPVになる予定です。


――なるほど。で、そのあとにフルアルバムと。
TAMAYO
 出したいな、と。


――ライブとかは?
TAMAYO
 やりたいですね。ライブに向けてイベントなどもどんどんやっていきたいな、と思っています。


――最後に、ファミ通.comの読者の皆さんにひと言ずつメッセージをお願いします。
TAMAYO
 2007年11月21日にメジャーデビューシングルが発売されますので、ぜひ買っていただきたいな、というのと、いままでとは違った世界を展開していきたいと思いますので、ぜひぜひ今後も楽しみにしていただければと思います。

Cyua 同じです(笑)。とりあえず、シングルを聴いてほしいのと、ライブに足を運んでもらって、生のBETTA FLASHの世界をいっしょに楽しんでもらえたらと思います。末永くよろしくお願いします。

TAMAYO (笑)。

 

Erinyes
(c/w:6th body)

発売日

2007年11月21日発売予定

価格

1260円[税込]

 

※BETTA FLASH公式サイトはこちら(2007年11月21日オープン!)
※『ナイトウィザード The ANIMATION』公式サイトはこちら

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