■企画
まず、どんなゲームを制作するのかを決定する。このとき、作業の規模や商品として成り立つかどうかなど、売り物としての見通しをしっかりと立てなければならない。そして、制作予定のゲームを企画書という形でわかりやすく紹介するのだ。
■仕様書の作成
企画が通ってゲームの制作が決定したら、設計図であり指示書でもある仕様書を作成する。この仕様書がいい加減だと、制作現場が混乱してしまうのだ。
■各制作作業
制作の作業は、各職種に分担されている。各職種が良好なチームワークによって作業をしなければ、ゲーム制作は進まないのだ。各職種の詳細はこちらを参照!
・プログラム
プログラマーは仕様書に沿って、必要なシステムや必要な動きなど、さまざまなプログラムを作成する。プログラムはゲームの骨格とも言える部分で、システムから画面効果、操作系などすべてを制御する大事な作業なのだ。
・グラフィック
グラフィッカーは仕様書や設定資料、シナリオなどを参考に各グラフィックを作成する。表示される外見部分のほとんどは、グラフィッカーが担当するのだ。現在は2DCG、3DCGともに需要も数多くあり、細かく分業されているケースも多い。
・シナリオ
シナリオライターは、シナリオの大筋やキャラクターのセリフなどを制作する。このとき、同時に必要な画面効果や効果音などについて、グラフィッカーやサウンドクリエイターと相談することもある。だから、素晴らしいストーリーを作るだけではなく、コミュニケーション能力も重要だ。
・サウンド
サウンドクリエイターの仕事は、BGM(背景で流れる音楽)やSE(効果音)を作成すること。ときにはサウンドプログラムを組むこともある。音声関連の仕事を一手に引き受けるため、さまざまなジャンルの音楽や楽器、そして声優などにも詳しくなる必要があるのだ。
■α版・β版の完成
大雑把な形が組まれ、進行やある程度の整合性などをチェックするのがα版だ。要するに試作段階とも言えるバージョンである。その後さらに開発を進めて、ゲームとしてある程度動かせるような形になったものがβ版となる。デバッガーなどがこのβ版のテストプレイをしっかりと行い、その報告を見てバグの修正やゲームバランスの調整などが行われる。
■マスター版の完成
コンシューマーゲームの場合はハードメーカーのチェック、マンガなどの原作があるゲームの場合は版権元・原作者のチェック、そしてCEROなどレーティング団体のチェックを受ける。それらを無事にクリアしたら、プレス工場で商品として生産が開始されるのだ。
■出荷・店頭へ
プレス工場で生産されたロムは、マニュアルなどと一緒に梱包されて出荷される。そして、各店舗へ向けて出荷されるのだ。小売店に並ぶ商品以外に、ダウンロードなどで販売される商品もある。この場合は、各機関のチェック後にダウンロード用のサーバーにアップされるぞ。また、一部ネットゲームの場合は、本体価格は無料ダウンロードとなっており、接続料金やアイテム課金で収益を得る仕組みになっているケースもあるのだ。
こうしたゲーム制作の流れは、ゲームスクールでしっかりと学ぶことができ る。実際に体感することで、リアルなゲーム業界に触れてみよう!



