資料請求

Image第3回 グラフィッカーという仕事は、 ゲーム制作における花形職種だと思っています。 4月15日更新

 株式会社フロム・ソフトウェア CS開発部係長 佐藤誠さん

 

第3回は、2Dグラフィックのエキスパート、佐藤さん。グラフィックデザイナーとしての視点は、業界を目指すみんなの大きなヒントに!

●ゲーム業界に入るためにどんな努力をされましたか?

佐藤さん:自分の場合は他業種から転職してきたので、最初からゲーム業界を目指して入ったわけではありませんでした。ただ、前職で2Dのグラフィックを扱っていたので、そこを認められて入社できたのだと思っています。

学生さんの参考になりそうな方向で話しますと、現在の自分を支える柱になっているのは、専門学校時代に身につけた“絵に対する考え方”だと思っています。デザイン系の専門学校に通っていたのですが、そこで考え方という幹ができ、それに技術などの枝がついて現在の自分になっている……という感じでしょうか。

学生時代にいろいろ試して、挑戦的な姿勢を持って勉強していた結果が、今につながっていると思っています。だからゲームスクールに通っている人たちには、「現在学んでいることは、絶対にあとで役に立つよ」と伝えたいですね。

image●グラフィッカーの仕事の楽しさは、どんなところでしょうか?

佐藤さん:グラフィッカーは、ゲーム制作における花形職種だと思っています。グラフィッカーがいないと、何ひとつ視覚的要素を入れられませんからね。逆に、すべての視覚的要素を持つ素材はグラフィッカーが用意しないといけないということでもあります。

例えば、広報用の発表資料などに使う素材ですね。これらはたった一枚の写真で、ユーザーさんに「このゲームは面白そうだな」と思ってもらえないといけないのです。だから、単にゲームグラフィッカーというよりは、トータル的なグラフィックデザイナーとしての目が必要になってきます。ゲーム業界を目指している人でも、将来的にいろんな形の表現が必要になりますので、今から基礎をしっかり学んで多くのものを取り入れるようにした方がいいでしょう。

●クリエイターとして『AC4』でこだわった部分は?

佐藤さん:すべてにおいて挑戦した部分ですね。『AC4』はPS3での一発目だったので、かつてないくらいの試行錯誤をしました。PS3が持つ性能のすべてを把握してスタートしたわけではないので、基準となるものがないんですね。どのくらいがグラフィック的にベストの状態なのか、パフォーマンスとして安定するのはどれくらいが限界なのか、そのバランスの取り方がものすごく難しかったです。

もともとゲームとは日々思い悩みながら作るものですが、誰にとっても初めてのハードというのは大変でした。でも完成した状態を見て、『AC4』では挑戦したことが実を結んだという感じがします。

image●ゲームスクールに通うメリットは、どんなところでしょうか?

佐藤さん:グラフィッカーだと、“自分が作ったものを周囲の人に評価してもらえる”ということが一番大きいですね。採用面接のときに「独学で絵を学んでいます」という人の作品を見ると、ひとりよがりな作品であるケースがよくあります。もちろん、独学ではいいものを作れない、ということはありませんが、他人からの評価を考えずに作品を制作している人が多いのも事実です。

逆にゲームスクールなど学校に通っている方は、常に講師や仲間から評価を受けているので、“自分の作品が他人からどう評価されるのか”を意識している傾向にあります。現在ゲームスクールに通っている方は、せっかく作品を見てもらえる環境にあるわけですから、それを利用しないのは本当に無駄です。バイトに夢中で学校にいかないとか、恥ずかしがって作品を見せないとか、そういうもったいないことはしないでほしいですね。

●最後にクリエイター志望者へ向けたエールをお願いします。

佐藤さん:グラフィッカーであってもアイデアを出せるようにしないと、今後業界の中で自分を活かすことができないんじゃないかと考えています。今後はもっと表現できる幅が増えて限界がどんどん遠くなり、無制限に近くなっていきますよね。ただ単に「いい絵を作るだけ」なら、どこの会社でも同じようにできると思いますので、プラスアルファが求められるようになります。だから個人でも企業でも、面白いプランニングをできないと淘汰されてしまうでしょう。

そんな中で生き残って、ユーザーさんに面白いものを提供していくためには、グラフィック技術を磨きつつアイデアでも勝負していかなければなりません。難しいことですけれども、一発当てれば大きい世界なので、がんばってください!

プロフィール:ーーー
佐藤 誠(さとう まこと)
CS開発部 係長 グラフィックデザイナー
『アーマード・コア2』(PS2)よりグラフィックデザイナーとして参加。 その後、『AC2アナザーエイジ』(PS2)、『ACネクサス』(PS2)、『ACナインブレイカー』(PS2)、『ACラストレイヴン』(PS2)の開発に携わる。最新作『AC4』(PS3・Xbox360)では2Dグラフィック関連の統括、SFX、機体グラフィックなど多岐に渡り従事する。

ac4
『アーマード・コア4』
フロム・ソフトウェア/PS3・Xbox360/8190円(税込)/発売中
システムやパーツ、操作系統が一新された、メカカスタマイズアクションゲームのシ
リーズ最新作。
新世代機の登場とともに、最高の技術とアイデアで生まれ変わった!
http://www.armoredcore.net/ac4/





資料請求オススメスクールの特長をチェックした後は、ゲームスクールの資料を一括請求しちゃおう!抽選で1名に、Wiiを抽選でプレゼント!!