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Image第3回 クリエイターを目指す人には 協力する楽しさを知ってほしい!3月2日更新

 株式会社ワイズケイ 開発部グラフィックデザイナー 可徳健さん

 

第3回は、大幅に進化した『喧嘩番長2』のグラフィックを制作した可徳さん。新人育成にも目を向ける可徳さんの話には、成功のヒントがたくさん!

●まず、幼い頃の体験やゲーム制作に興味を持ったキッカケなどを教えてください。

可徳さん:中学生のとき、根拠なく「ゲームの仕事をするんだ」と言っていましたね(笑)。その後、美術系の勉強している間はゲームのことは忘れてしまっていましたが、大学進学を考えていたときに、とあるゲーム会社からの求人がありました。それを見て中学時代を思い出しまして、ゲーム業界入りを決めました。

子供のころの体験で役立っていることというと、実家が八百屋をやっていたことですね。商家の子供って当然のように手伝わされるのですが、両親がマシンガンのように指示出しをしてきて、それに即座に反応して従わないといけなかったんです。それで、決断力がついたような気がしますね。

image●クリエイターになって、大変だったのはどんなことですか?

可徳さん:業界に入って最初のころは、自分の「作りたい!」という思いが先行し過ぎてしまっていました。今考えると本当に恥ずかしいのですが、それが理由で協調性を欠いてしまっていたと思います。

また、若手のころに他社に出向して仕事をしたことがあるのですが、そこのプロジェクトがあまりにも杜撰(ずさん)だったんです。それで熱くなり過ぎてしまって、出向先のプロデューサーに対して「あれじゃうまくいかないから、これでやってください!」なんて言って企画書を出したこともあります。

今考えると恐ろしいというか、無鉄砲ですよね(笑)。ただ、そういう経験があったので、今はたくさんの人と一緒に仕事をすることがどれだけ大事で、楽しいことかということを実感しています。協力する楽しさというのは、これからクリエイターを目指す人にぜひ伝えたいですね。

●グラフィックの仕事の楽しさは、どんなところでしょうか?

可徳さん:描くこと自体も楽しいのですが、立ち上げのときの「どういう絵にしていこうか?」と話しあうときが、賑やかで楽しいですね。ある程度の立場や実力、経験がないと参加できませんし、仮に参加できても案は採用されません。まずは、少しでも早くそういう楽しい場に参加できるように、意識して勉強するといいと思いますよ。

image●ゲームスクールに通うメリットは、どんなところでしょうか?

可徳さん:ゲームスクールでは、チームでのゲーム開発をやりますよね。それがとてもいい経験になるんじゃないかな、と思います。たしかに個々のテクニックやコミュニケーション能力の育成といった部分も大事だとは感じるのですが、“ゲーム制作の流れはどんなものか”とか“自分が携わった作業がどのように活かされるか”ということを経験して知ることができるのは重要なことだと思います。ゲームスクールに通っていない場合は、関わったプロジェクトで1本ゲームを作り終えるまで、制作の流れを体験できないんです。

ゲーム開発の期間は長いですから、どんなにセンスや技術力があっても、その一連の流れを経験するには1~2年かかってしまうんですね。そいうった意味でも、ゲームスクールに通うアドバンテージは大きいと思いますよ。

●可徳さんの今後の目標を教えてください。

可徳さん:現場のグラフィッカーという立場ではありつつも、そろそろプロジェクト全体を見渡す立場にもなりつつあります。そこで目が行くのは、後進をどう育成するかというところですね。僕の部下が成長しているのを見ると嬉しいですし、今後は彼らがさらにその下の世代に技術などを伝えていってくれたら、と思っています。

師弟関係というと大袈裟ですが、そうしたいい関係を維持して会社全体をグレードアップさせていきたいですね。急に伸びるのは難しいので、5年後とか10年後にワイズケイという会社が大きくなって、力を持って、好きなものを作れるような会社になればと思っています。

●最後にクリエイター志望者へ向けたエールをお願いします。

可徳さん:月並みかもしれませんが、就職はゴールではないです。まず、“クリエイターになりたい”という方はたくさんいると思うんですよ。実際“クリエイターになった”人も、少ないけれどそこそこいる。でも“クリエイターをやり続ける”人は、少ないのが現状です。やり続けることは大変だけれど大事なので、クリエイターを目指すなら最後まで突き通してほしいです。

また、「ゲームスクールに行きたい」と思うということは、ゲーム業界に入ることを前提としているわけですよね。その気持ちがあるだけで、他の人に比べて少なくとも一歩二歩は先を進んでいます。その踏み出した道をずっと歩み続けてほしいと思いますし、そういった若い人たちにエールを送りたいです。

kimikiss



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